エロイムエッサイムは、良く悪魔召喚の呪文として書かれるよね?
でも、正しい意味は何だろ?
我は求め訴えたりと続くけど、本来の意味はどうなのかしら?
今回は、エロイムエッサイムの正しい意味や由来など紹介するわ!
「エロイムエッサイム」というフレーズは、様々な文化やエンターテインメントの中で呪文や魔術的な用語として用いられています。
このフレーズは、特に「悪魔くん」や「四月は君の嘘」のような漫画、さらには「FGO」や「魔界転生」などのゲームや映画にも登場します。
エロイムエッサイムの呪文の意味は?
このフレーズは、一般的には呪文やおまじない、魔術的な呼びかけとして扱われているようです。
その起源や意味については、多くの仮説がありますが、一般的には中世のヨーロッパの魔術書「グリモワール」に関連しているとされています。
エロイムエッサイムは、特に水木しげる著の「悪魔くん」で、主人公が悪魔を呼び出す際に使用する呪文として登場します。
エロイムエッサイムの語源と由来
語源に関しては、ヘブライ語の「神」を意味する”Eloim”とフランス語の「群れ」を意味する”Essaim”からなるという説が有力です。
この表現は、多くの創作物で神秘的かつ強力なイメージを持つ呪文として引用され続けています。
中世ヨーロッパの魔術書「グリモワール」とは?
“エロイムエッサイム”という言葉は、元々は中世ヨーロッパの魔術書「グリモワール」に記された呪文として知られています。
この言葉が広く知られるようになったのは、漫画「悪魔くん」やアニメ「四月は君の嘘」など、多くの作品で引用されたためです。
特に「悪魔くん」では、主人公が悪魔を呼び出す際に用いる重要な呪文として描かれました。
また、1981年の映画「魔界転生」や澁澤龍彦さんの「黒魔術の手帖」など、文学や映画の中でもこの言葉は登場しています。
グリモワールの歴史
“グリモワール”は、12世紀から13世紀にかけてイベリア半島やシチリア半島で広まった、主にアラビア語の魔術書をラテン語に翻訳したものが起源とされています。
これらは自然魔術や中世ユダヤ魔術など、多岐にわたる魔術の知識を集成した書物で、ヨーロッパの聖職者や学者たちによって新たな魔術書が作られて広まりました。
魔女狩りの時代を経て、16世紀頃からは医師や軍人などの知識人層に、17世紀以降は民衆の間で一般的な本として普及しました。
「悪魔くん」で知られるようになった?
“エロイムエッサイム”は、特に「悪魔くん」で知られるようになったフレーズで、主人公が悪魔を呼び出す際に使われる呪文です。
このフレーズは、作中での意味としては神や観客に自分の演奏を聞いてもらうためのおまじないとして用いられることが多く、実際に悪魔を召喚する意図ではなく、音楽を通しての祈りや訴えとして描かれています。
「四月は君の嘘」では、エロイムエッサイムが神に訴えるためのおまじないとして、より感情的な側面で用いられました。
また、朝ドラ「ゲゲゲの女房」では、水木しげるさんの作品が再評価される希望を象徴する言葉として使われています。
しかし、”エロイムエッサイム”を実際に唱えることで悪魔を召喚できるわけではありません。
エロイムエッサイムの正しい意味と由来についてのまとめ
この言葉は、多くの文化やメディアに取り入れられ、様々な形で解釈されてきましたが、それはあくまで物語や作品の中の表現であり、実際の魔術とは関係のないものです。
それでもなお、この神秘的で古い呪文は、今日でも人々の想像力を掻き立て、さまざまな物語の中で生き続けています。
最後までお読みいただきありがとうございました!