肌色って絵の具で作るの難しいよね。
そもそも今は肌色が差別だって言われてて、昔みたいな肌色が売られてないし…。
日本で肌色と言えば、黄色人種の色だから、人種が違えば色も違うのよね。
今回は、肌色の絵の具の組み合わせ方法など紹介するわ
肌色の表現は、絵画やアートにおいて重要な要素ですが、その方法について不安を抱える人が多いかもしれません。
以前は肌色専用の絵の具が存在しましたが、2000年以降、これらの専用色は一般的ではなくなりました。
今回は、肌色の作成方法が苦手な人でも簡単に肌色を作成する方法をご紹介します！
肌色の作成方法(絵の具の組み合わせ)
肌色を作成するためには、使用する絵の具や道具によって異なる方法があります。
以下では、水彩絵の具、アクリル絵の具、色鉛筆、クレヨン、ポスターカラー、油性ペンなど、それぞれの絵の具に適した肌色の作成方法を説明します。
水彩絵の具を使用する場合
水彩絵の具で肌色を作成する場合、赤色、黄色、青色を使用します。
まず、赤色と黄色を混ぜてオレンジ色を作り、その後、青色を少しずつ混ぜて色合いを調整します。
青色は彩度を調整する役割があります。
アクリル絵の具を使用する場合
アクリル絵の具には、アクリルガッシュとアクリルカラーの2種類があります。
肌色を作成するには、赤色、黄色、白色を組み合わせて調整します。
白色を使用せずに水で調整することもできます。
水を加える際には少しずつ混ぜるようにしましょう。
色鉛筆やクレヨンを使用する場合
色鉛筆やクレヨンを使用する場合、肌色に近い色の鉛筆やクレヨンを選び、肌色を表現します。
肌色として名前のついた鉛筆やクレヨンは現在では入手しづらいため、「うすだいだい色」や「ペールオレンジ」を使用することがおすすめです。
よりリアルな肌表現をしたい場合には、これらの色に加えて青色、茶色、ピンク色などを使うことで、リアルな肌色を再現できます。
ポスターカラーを使用する場合
ポスターカラーを使用する際は、水彩絵の具と同様に赤、黄、青を混ぜることで肌色を作成します。
ポスターカラーは透明度が低いため、下の色が乾燥した後に何度も重ね塗りできます。
水を加えると色のムラができるため、注意が必要です。
肌色の塗り方のコツ
次に、肌色を上手に塗る際のポイントを紹介します。
これらのポイントに従うことで、初心者でも簡単に肌色を作成できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
ポイントは2つあり、「まずはオレンジ色を作ること」と「水や他の色を使って調整すること」です。
ポイント①：まずはオレンジ色を作る
肌色を塗る最初のポイントは「オレンジ色を作ること」です。
水彩絵の具やポスターカラーを使用する場合、まず「赤色」と「黄色」を混ぜてオレンジ色を作成します。
一方、色鉛筆やクレヨンを使用する場合、オレンジ色が既に存在する場合は、薄くオレンジ色を塗り、その上から肌色に近づくように色を混ぜていきます。
ポイント②：水や青色・白色で濃さを調整する
オレンジ色を作成したら、次に「青色」や「白色」、水を使用して濃度を調整します。
オレンジ色のままでは肌色になりませんが、少しずつ青色や白色を混ぜることで、肌色に近づいていきます。
ポスターカラーやアクリル絵の具のアクリルガッシュのような透明度の低い絵の具を使用する場合、重ね塗りを行うこともおすすめです。
肌色の定義について
肌色（はだいろ）は、色のカテゴリーの一つであり、その名の通り人間の肌の色を指します。
この肌色は、薄いオレンジ色で、やや赤みを帯びています。
一方、日焼けによって浅黒くなった肌は、肌色とは異なり、小麦色などと表現されます。
同じく黄色人種であっても、東南アジアなどで見られる浅黒い肌は、茶色や褐色と形容されます。
肌色の表現において、水彩画やクレヨンなどのアートで、日本人の肌色を再現するためには、オレンジ色に白色や青色を混ぜることが一般的です。
肌色を絵の具で作るには組み合わせが鍵！ まとめ
肌色の塗り方を、使用する道具ごとに紹介しました。
肌色を塗る際のポイントは、まずオレンジ色を作ることです。
基本的な3色、すなわち「赤色」「黄色」「青色」を使用すると、日本人の肌色を巧みに表現できるでしょう。
これらのポイントを守り、自分のアートに肌色を魅力的に取り入れましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました！
