七草と言えば、春の次に秋が有名だけど…。
冬至の7草っていうのもあるんだってね。
冬至の7草って、確かにあまり知られていないかもしれないわ。
今回は「冬至の7草」にはどんな種類があるのかなど紹介するわね!
春の七草や秋の七草は聞いたことがある方も多いかもしれないですが、冬至の7草ってご存じでしたか?
今回は「冬至の7草」にはどんな種類があるのかや食べると良い理由などご紹介します!
「冬至の7草」の種類
春の七草や秋の七草は有名ですが、実は冬至の7草なるものもあります。
冬の7草=冬至の7草とする説もありますが、詳細は後述しますので、冬の七草は鍋の主役を張れる野菜と覚えておくと良いかもしれません。
冬至の7草にも、春や秋と同様に「ん」が付く食べ物が揃っていますが、なぜ「ん」が付く食べ物は縁起が良いとされるのか、理由をご紹介します。
「ん」が付く食べ物が縁起がいい理由
冬至の7草を見てみると、全ての食べ物の中に「ん」が2つ含まれていますよね。
実は、この「ん」が2つあるというのが、縁起が良いとされている理由で「ん」が2つ付いてる=たくさんの運が呼び込めると言われているんですね。
別名「運盛りの野菜」と呼ばれることもありますが、冬至を境に運を盛り返すという意味合いが込められており、冬至になると南瓜を食べる習慣が生まれたきっかけとも言われています。
冬至の7草「南瓜」を使ったおすすめレシピ
冬至の時期には、南瓜を食べると運気が呼び込めると言いますが、シンプルな甘辛煮だとちょっとおかずとしては弱いかも…と思うこともあるかもしれません。
なので、以下に南瓜の総菜になるおかずのレシピをご紹介します。
冬至にも!三種の具材サンドの南瓜餅♪
【材料:4人分】
●片栗粉…1/2カップ弱
●青じそ…4枚
●スライスチーズ…4枚
●ベーコンスライス…1枚
●サラダ油…大1
【作り方】
- 南瓜は種とワタを取り、皮も包丁で切り取り、小さめにカットする。
- 耐熱ボールに南瓜を入れ、ふんわりとラップをして8分ほど加熱する。
(竹串がすっと通る柔らかさまで) - 青じそは軸を取り、チーズはそのまま、ベーコンは4枚にスライスする。
- 南瓜が柔らかくなったら、熱いうちにつぶし、片栗粉も加えて、全体を練りながら混ぜていく。
- 南瓜がつぶれたら、ゴムベラなどに持ち替え、全体をよく混ぜる。
- 南瓜に片栗粉がいきわたったら、平たくつぶし、8等分に分ける。
- 8等分した生地を1つ手に取り、手の上で平たくだ円状にし、青じそ、チーズ、ベーコンを挟む。
- さらに楕円形の生地をもう一枚作り、それで蓋をして小判型に整形をする。
- 4個分繰り返し、とじ目をしっかり目につぶして合わせればOK。
- フライパンに油を引き、片面を2分ずつ弱めの中火で焼き、両面に焼き目をつける。
- 器に盛りつけて、完成!!
冬至は、日本のお祝いですが、洋食アレンジも美味しいので、ぜひ作ってみてください。
冬の7草とは?
冬至の7草には上記のようなものがありますが、他にも「冬の七草」なるものがあり、そちらは「ねぎ・白菜・大根・春菊・ほうれん草・キャベツ・小松菜」などが該当しますが、冬が旬でない野菜も多く、冬至と比べると、季節を感じないものも多いです。
ちなみに、冬の七草には他にも「ふきのとう・福寿草・節分草・雪割草・寒葵・寒菊・水仙」もありますが、こちらの方が7草と言うイメージが強いかもしれません。
特に「ふきのとう」などは、明治41年に久田二葉が書いた「園芸十二ケ月」にて”植物学者伊藤篤太郎博士”が、先年冬の七草を選定した」と書かれており、ネギや白菜などの7草は後付けの漢字がします。
冬の七草は、特に縁起が良いとか運を運ぶなどの意味はないみたいですが、その代わりに、京西陣菓匠宗禅などでは健康と長寿の御祈祷を祈った亀の形をしたお餅「紅白亀甲餅」も販売されるなど、知る人ぞ知る存在です。
冬至の7草の種類と縁起が良いとされる理由 まとめ
それでは、冬至の7草にはどんな種類があるのかや食べると縁起が良いと言われる理由などご紹介してみました。
冬至の7草は意外と知られていないですが、春や秋と同じように、運気がアップする食材とも言われています。
冬は健康にも気を遣う時期なので、ぜひ冬至の7草で、運気をアップしつつ、美味しく楽しく健康的な体を作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!