
営業で「前向きに考えます」や「前向きに検討します」ってどういう意味だろ?
言葉だけ見れば、ポジティブにも思えるけど…。

通常であれば、成約の可能性があるとの意味にも取れるわよね。
今回は、営業で「前向きに考えます」と言われた時の意味など紹介するわ!
営業で「前向きに考えます」や「前向きに検討します」と言われた場合、確かに成約の可能性とも取れますが、実はポジティブだとは限りません。
今回は、営業で「前向きに考えます」と言われた時の意味などご紹介します!
営業の「前向きに考えます」の意味は?

まず、結論から言えば、営業で「前向きに考えます」と言われた場合、意味は「提案や申し入れを積極的な姿勢で考える」となります。
保留状態にもあると言えるので、この先成約に結び付けるには、営業マンの努力が必要ですよ?との意味も考えられます。
「前向きに考えます」はポジティブとは限らない?
営業で「前向きに考えます」と言われたからと、脈ありと考えて、商談を迫ると失敗することもあります。
つまり「前向きに考えます」は、必ずしもポジティブとは限らないんです。
結果が出ていない以上、いくら前向きに検討が行われていると言われたとしても、最終的な判断は営業マンにも商談相手にもわかりません。
意味をよく理解していないと、逆にクレームが出ることも考えられるので「前向きに考えます」は「保留状態」であることを忘れないでください。
「前向きに考えます」と言われた時の対応

営業で「前向きに考えます」と言われた場合のポイントとして、まず「一喜一憂しないこと」、次に「相手を圧迫するような態度を取らないこと」などがあります。
以下に「前向きに考えます」と言われた時の対応と押さえておきたいポイントなどご紹介します。
一喜一憂するのは不正解
上記でもご紹介したように「前向きに考えます」は保留状態なので、検討の結果を予測するのは困難です。
営業マンとして「やった!制約が取れた!」などのように過剰な期待をして、その後の対策を取らなかったり「やっぱり、ダメなのか…」と落胆して、次のセールスがおざなりになるようでは意味がありません。
まだ結果が出ていないからこそ「前向きに考えます」と言われているのですから、はっきりと制約がされるまでは気を抜かずに対処してください。
相手に圧迫感を与えるのはNG
相手が「前向きに考えます」と言った場合「もう一押しすればいける!」や「もう少しで良い方向に動くかも」などと考えるのはNGです。
今までせっかく良い雰囲気に進んでいたとしても、ゴリゴリ意見を押し付けるようでは、相手にも良い印象を与えません。
なので、相手が「前向きに考えます」と言った時には、その意思を尊重し、一旦商談はやめて、相手の出方を見るのがポイントです。
ぐいぐい押してくる営業マンは、積極的と言えば言葉は良いですが、相手から疎まれる可能性が高くなるので、成約したい気持ちはぐっと押さえて、相手の気持ちをまず考えてみてください。
「前向きに考えます」は保留中の意味 まとめ
それでは、営業で「前向きに考えます」と言われた時の意味や対応の仕方などご紹介してみました。
「前向きに考えます」と言われた場合、ポジティブに考えすぎて「もう一押しすればいける!」と考えがちですが、実際には「今の段階では答えられない」という〇でも×でもない保留状態です。
なので「前向きに考えます」と言われた場合は、今はまだ無理と考え、ぐいぐいと意見を押し付けて、商談が失敗に終わらないように気を付けてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!