海で救助を待つなら?背浮きが危ない理由と正しい対処法など解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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海で救助を待つなら?背浮きが危ない理由と正しい対処法など解説!

海で救助を待つときに背浮きは危ない? ネット関連

海で事故にあった時、正しい対処法ってどんな風にすればいいんだろ?

背浮きが危ないって言われてるよね。

一時期は背浮きが正しいって説もあったけど、今は違うみたいね。

今回は、海で救助を待つときの正しい対処法など紹介するわ!

夏は海難事故など水難事故が多いですが、救助を待つとき、背浮きは逆に危ないそうです。

今回は、海で救助を待つときの正しい対処法などご紹介します!

海で救助を待つときに背浮きは危ない?

海での事故は夏にも多くなりますが、救命胴衣などを身に着けていない時、どのような状態で助けを待つかで、昔は背浮きが安全と言われていましたが、昨今では逆に危ないと言われています。

今でも教育現場などでは、海難事故で背浮きを推奨していますが、ある実証実験によれば、波風がある海で「大の字背浮き」によって救助を待つことは難しいということがわかったそうです。

背浮きで救助を待つことで起こる問題には、例えば、波や風の影響で顔に海水がかかって呼吸ができなくなる、精神的にパニックになる人が多いなどが挙げられています。

今回の実証実験では、泳力が優れた4人であっても、波がある水面では誰も背浮きができなかったことを受け、同時に、ペットボトルにつかまる場合も浮力が足りず、顔に水がかかって安定せず、ほかにも、クーラーボックスに長時間つかまっているのも体力的に無理だと明らかになりました。

背浮きでは5cmの波でも水が鼻に入る?

2023年8月7日、公式ツイッターで投稿された動画で、背浮きを実証した方がいましたが、5cmの波しかない状態でも、背浮きをうまくできなくて、鼻に水が入ってしまったそうです。

大人でも難しい背浮きなので、子供に学校で教えたとしても実践は難しいでしょう。

大人でさえ浮いていられないですし、実際に事故にあった時に冷静に背浮きができる人は少ないです。

だからこそ、ツイッターの動画も話題となり、以前から教えられていた背浮きは、実際の事故現場では逆に危ない態勢と言えます。

イカ泳ぎがおすすめの理由

それでは、海難事故にあった時、どのような状態で助けを待つのが良いかと言えば、専門家は「イカ泳ぎ」をおすすめしています。

イカ泳ぎとは、手足を使い、お腹を上にする形で顔を上げ、手足をあおりながらイカのようにゆっくりと進む泳法です。

ただ、体力的な面から考えれば、長時間のイカ泳ぎは無理があるとされ、一番の解決法は救命胴衣などを身に着けることとされます。

ライフジャケットがあれば、息もできますし、泳がなくても波が少しくらい荒くても、浮かんでいられる時間も長くなります。

また、海難事故を100%回避するのは難しい面もあるので、悪天候時に海に出ないこと、遊泳禁止区域で泳がないようにすること、緊急時に118番に連絡することなどが推奨されています。

立ち泳ぎも実践は難しい?

海難事故にあったら、イカ泳ぎの他に、立ち泳ぎとの方法もありますが、足だけで泳ぎ、顔を水面から出すには、コツと体力が必要とされます。

なので、今の段階で一番助かる確率が高いのが「イカ泳ぎ」と言われていて、イカ泳ぎなら、顔が水面から出るので呼吸しやすい、周りの状況が確認できる、着衣状態でも泳げる、泳ぎが小さいので体力を消耗しないなどのメリットもあります。

ただ、だからと言って、イカ泳ぎが万能というわけではなく、泳ぎが達者な人はクロールや平泳ぎで助かったという方もいます。

とはいえ、普段からイカ泳ぎを覚えておけば、あまり泳げない人でも、もっと言えば体力がない人でも助かる確率は高くなるので、遊びながらでも良いので、イカ泳ぎも1つの選択肢に入れておきましょう。

海で救助を待つならライフジャケットとイカ泳ぎで まとめ

それでは、海で救助を待つときに背浮きが逆に危ないとされる理由やおすすめの泳ぎ方としてイカ泳ぎなどご紹介してみました。

背浮きは学校で習ったことがある方も多いと思いますが、波がかぶるとパニックになることも多く、大人でも浮いているのが難しいので、逆に危険です。

一番確実なのはライフジャケットを身に着けることですが、もしない時にはイカ泳ぎも候補に入れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!