渋滞の時とかに、よくハザードランプが点灯してるの見るけど。
何のために必要なのかが良くわからないんだよね。
今から駐車するって意味でも使われてるらしいわ。
今回は、ハザード点灯の意味や使い方など紹介するわね!
ハザードランプって、教習所では詳しく習わないせいか、今でも意味が良くわからないランプの使い方でもあります。
今回は、ハザードランプを点灯させる意味や使い方などご紹介します!
ハザードランプを点灯させる意味は?
ハザードランプは、正式名称が「非常点滅表示灯」で、元々は、故障などやむを得ない場合に、路上駐車する時や、クルマがけん引される時などに、後続のドライバーに、前方に危険があるよと知らせるために使います。
実際には、8割以上の方が「今から駐車します」のハザードランプを、駐車場で空きスペースを見つけ、バックで車を寄せるときや、道路脇に駐車する時などに使っているようです。
ただ、ハザードランプの使い方には賛否両論があり、例えば「本来の使い方と違うので、紛らわしくて迷惑」「バックする時はバックライトが点灯するのに、ハザードを点灯する必要はない」などの意見も多数あります。
それでは、ハザードランプの使い方について、代表的なものを以下に見ていきましょう。
使い方①渋滞時
渋滞時にハザードランプを点灯させるのは、追突事故を防ぐためで、最後尾の車がハザードを点灯し、後続車に渋滞している事を知らせる目的があります。
つまり、現在は道路が渋滞しているので、減速するように注意を促す目的でハザードランプを点灯させているんですね。
ただ、中にはハザードランプを知らなかったり、面倒だったりで点灯しない人もいます。
なので、後続車が追いついてもハザードランプを点灯させない人がいる場合は、後続車の後ろの車が見えてくるまでハザードランプを点灯させましょう。
使い方②サンキューハザード
合流時や車線変更時などに、進路を譲ってくれた車に対して「ありがとう」の意味で2~3回ハザードランプを点滅させる方も多いです。
埼玉県の警察でも「厳密にはハザードランプは、挨拶をするものではありません。道路交通法でもそのように定められていないので、使用用途によっては違反行為になる可能性があります。」と注意を促しており、同時によくお礼の意味で鳴らすクラクションも、違反行為に見られることがあるのでやめましょう。
使い方③リバースハザード
商業施設など、駐車スペースにバックで駐車する時に、ハザードランプを点滅させ、後続車にバックする意志を伝える意味で使われることもあります。
この場合は、危険を知らせるためなので、違反行為には当たりませんが、「今から駐車します」のハザードランプは、一部で紛らわしいとの声もあるため、多くの人がやっていることではありますが、賛否両論があり難しいところです。
ハザードランプを点灯しないのは違反になる?
一般道では、ハザードランプ点灯の有無によって過失割合が修正されたケースはなく、駐車場においても「ハザードランプを点灯=バックするの合図になるとは言えない」例が多いと言います。
なので、渋滞末尾での点灯も、後続車への注意を促す手段として警察でもおすすめされてはいますが、駐車時(今から駐車します)のハザードランプ点灯などは「紛らわしい」などの声もあるので、渋滞時以外はなるべく点灯させない方がいいのかもしれません。
ハザード点灯は注意を促すもの まとめ
それでは、ハザードランプを点灯させる本来の意味やよく使われる方法、ハザードランプを点灯させないと違反になるのかなどご紹介してみました。
ハザードランプは本来であれば、故障などやむを得ない場合に、路上駐車する時、後続の車に注意を促す目的があります。
ただ、現在ではありがとうの意味で使ったり、渋滞時に後続車に知らせる目的で使ったりもします。
サンキューハザードなどは、本来の意味とは違う使い方なので、真似をするのは良くありませんが、渋滞時にはランプ点灯が推奨されているので、どのような時に使うべきなのかを確認してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!