
フリーWi-fiって便利だけど、セキュリティ的には危険って本当かな?
ドコモやKDDI、ソフトバンクは安全って声も聞くけど…。

大丈夫!フリーWi-fiも使い方によっては安全よ?
今回は、フリーWi-fiが危険と言われる理由や安全な利用方法も紹介するわ!
フリーWi-fiは、外出先で無料でネットを使えるので便利ですが、一方ではセキュリティの脆弱性から危険との声もありますよね。
今回は、フリーWi-fiが危険と言われる理由や安全な利用の仕方などご紹介します!
フリーWi-Fiが危険と言われる理由は?

まず、フリーWi-Fiは、使い方によっては危険なのは間違いありません。
フリーWi-Fiは、どうしてもセキュリティが脆弱なことがあり、情報漏洩などのリスクはつきものなんですね。
飲食店や公共施設などでは「フリーWi-Fi」と呼ばれる、無料のネット接続サービスが利用でき、仕事の移動時(外出時)に、ノートパソコンなどを使わなければならなくなった時には便利なのですが、フリーならではの危険性も含んでいます。
フリーWi-Fiはなぜ危険なの?
フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性が良く話題に上りますが、実際の所、どの点が危険かも知っておくと便利です。
例えば、Wi-Fiの電波を送受信する機器の「アクセスポイント」と、スマホやパソコンなどの通信機器の間で飛び交う情報が暗号化されていないケースでは、第三者による通信内容の傍受の可能性があり、危険です。
他にも、飲食店などで提供されるフリーWi-Fiサービスと同じ名前の「SSID」で電波を発信して、セキュリティーが脆弱なスマホやパソコンなどへ攻撃する、通信内容を盗み取るなど、いわゆる「なりすましアクセスポイント」でもあるので、フリーWi-Fiの利用には通常よりも注意が必要です。
大手3キャリアのWi-Fiは安全なの?

飲食店などに設置されているフリーWi-Fiは、利用に注意が必要と書きましたが、大手の3キャリアを利用している方には、より安全に使う方法があると言います。
以下に、ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクのWi-Fiは安全なのか、理由など見ていきましょう。
「d Wi-Fi」の安全性
ドコモのフリーWi-Fi「d Wi-Fi」は安全と言われていますが、理由は、ドコモの携帯回線を持っていない人が「d Wi-Fi」を利用した場合に「dアカウント発行」「dポイントクラブ入会」「dポイントカード利用登録」の3点が必要だからです。
「au Wi-Fi SPOT」の安全性
「au Wi-Fi SPOT」の場合も安全と言われていますが、理由は、au加入者で、かつ一部機種を除いて、auが提供するスマホなどの多くは、au Wi-Fi SPOT利用時に、SSIDの「au_Wi-Fi2」に自動接続されるからです。
また、auでは、認証時に加入者の情報を使用する「SIM認証方式」を採用しているので、安全性が高く、総務省が出している「Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」でも推奨されています。
アプリをダウンロードしておけば、サービスの提供対象となっている飲食店や公共施設などでフリーWi-Fiを利用する時にも、認証時に高セキュリティの「EAP-TTLS」方式採用のSSID「Wi2eap」に自動接続されるので、より安心できるんです。
「ソフトバンクWi-Fiスポット」の安全性
「ソフトバンクWi-Fiスポット」のエリアでは、自動ログイン機能を提供してますが、通信機器とソフトバンクのサーバー間では、インターネット上でデータを暗号化して送受信する「SSL」方式で通信をしているので、一般的なフリーWi-Fiよりも安全と言われています。
他にも、一般的なフリーWi-Fiサービスとは違い、WPA2やWPA3などのセキュリティー規格に対応しているので、SIMカードを使った「EAP-SIM認証」も採用してより安全性が高められています。
フリーWi-Fiを安全に使うなら? まとめ
それでは、フリーWi-Fiが危険と言われる理由や、大手キャリアが安全と言われる理由などご紹介してみました。
一般的なフリーWi-Fiは、情報漏洩の危険性はつきものですが、もし仕事で使うなら、ソフトを入れるなどして、セキュリティ対策をしておくと安心です。
また、大手のキャリアを使うと、フリーWi-Fiも安全に使える可能性が高いので、ぜひフリーWi-Fiの利用時には、それぞれのキャリアごとに設定されている機能を使ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!