ノンアル系って「20歳以上の方の飲用を想定して開発」みたいな注意書きがあるよね？
つまり、未成年は飲めないってことかな？
飲んでも問題はないけど、未成年におすすめできないのにも理由があるわ。
今回は、ノンアルは子供が飲んでも大丈夫なのかや、何歳からOKなのかなど紹介するわね！
ノンアルはアルコールがないから子供でも飲めそうなイメージがありますが、実は未成年におすすめできないのにはちゃんと理由があります。
今回は、子供がノンアルを飲んでも平気なのかや何歳からならOKなのかなどご紹介します！
ノンアルは子供が飲んでも大丈夫？
ノンアルは、アルコールが含まれていないのでジュースと同じと考えてしまいますが、良く注意書きを見ると「あくまで当製品は20歳以上の方の飲用を想定して開発しています。」などのように書かれていますよね。
ただ、ノンアルを未成年や子供が飲む分には、特に法律違反ではないですし、飲んでも健康上の問題はないとされています。
なのに、なぜ20歳以上の方の飲用を想定と書かれているのかと言えば、味がお酒に似ていることで、本物のお酒に手を出しやすくなってしまうからなんですね。
以下に、ノンアルが子供や未成年に非推奨である理由などご紹介します。
子供にノンアルを飲ませない方がよい理由
子供にノンアルを飲ませない方が良いのは、ノンアルのビールやカクテルの味が本物のお酒に似ているからで、お酒の味に慣れていれば、本物のお酒も飲めると錯覚してしまう恐れがあるんですね。
そもそもノンアルはお酒が入っていないのですから、子供がわざわざ飲む必要はないですし、子供にとってお酒の味が美味しいと感じるかは疑問です。
ただ、小学校ならまだしも、中学生以上になると、大人の真似をしたくなってノンアルを飲んで、これくらいの味な楽勝！などと本物のお酒が飲みたくなる子供がいないとは言えません。
通常であれば、お酒からノンアルにと移行すべき所が、逆に、ノンアルからお酒となってしまうと、強いお酒を一気飲みして、急性アルコール中毒になる可能性もあるでしょう。
なので、お酒が二十歳からとなっている以上、お酒と味が似ているノンアルもまた、子供にはおすすめできないんです。
国税庁も「未成年にノンアルコール飲料を販売しない」という通達を出しているくらいなので、いくら飲みたがっても「これはお酒と同じだから、大きくなってから飲もうね。」と親が禁止するようにしてください。
ノンアルコールとローアルコールの違い
ノンアルコールと似ているドリンクに「ローアルコール」がありますが、ノンアルコールは子供が飲んでも法律違反にはなりませんが、ローアルコールは罰せられます。
と言うのも、ノンアルは、アルコール度数0.00%以下と、ほぼ0%なので問題ありませんが、ローアルコールは、アルコール度数1%未満、0.01%以上となっており、アルコールが微量たりとも含まれているからで、ローアルコールの方は法律違反です。
つまり、少しでもアルコールが含まれたドリンクを子供や未成年に飲ませるのはOUTなんですね。
これくらい水と変わらないなどと考えて、子供のうちからアルコールに慣れてしまうと、早い段階からお酒に手を出してしまい、成長にも影響が出るので注意してみてください。
ノンアルは子供に飲ませない方がいい まとめ
それでは、ノンアルは子供が飲んでも大丈夫なのかや、なぜ子供などの未成年にノンアルがおすすめできないのかなど理由をご紹介してみました。
ノンアルはアルコールが含まれていないので、飲んでも法律で罰せられることはありません。
ただ、本物のお酒に対しての誘引剤となる可能性が高いため、未成年は買えないとなっているんですね。
もし、ノンアルを子供が飲みたがったとしても「これは大人の飲み物だから。」とご両親が飲ませないように工夫してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
