フライパンに油を引くと隅に流れるのは?中央が盛り上がる原因など解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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フライパンに油を引くと隅に流れるのは?中央が盛り上がる原因など解説!

フライパンの油が隅に流れる理由は? 料理・スイーツ

僕はIHのフライパンを使ってるんだけど…

油を引くと流れちゃう原因は何だろ?

多分…フライパンが変形して中央が盛り上がっちゃってるんだと思うわ。

今回は、フライパンに油を引くと流れる理由など紹介するわね!

フライパンに油を引くと、平らにならず、隅の方などに流れて行ってしまうことはありませんか?

今回は、フライパンに油が平らに引けない理由として、中央が盛り上がる原因などご紹介します!

フライパンで油を引くと隅に流れる理由は?

フライパンで油を引くと流れる理由は?

フライパンで油を引くと、隅の方に油が流れちゃう経験をお持ちの方も多いと思います。

事実わが家のIHのフライパンでも、油が平らに広がらなくて困ることが多いです。

この場合の原因として考えられるのが、IHのフライパンで加工されているケースや、フライパンの劣化がありますが、まず加工のケースを見ていきましょう。

フライパンは、中身がお湯などの「鍋」とは違い、肉やハンバーグなどを焼くという性質上、どうしても短時間とはいえ、空焼き状態になります。

そうなると、IHの強い火力ではどうしても変形してしまいがちなんですね。

この時、外側に向かって変形してしまうと、IHプレートの上でコマのようにくるくる回ったり、設置面積が少なくなることで、IHに反応しなくなったりなどを避けるために、若干内側に向けて凹ませ、外側に向けて変形しないように対策が取られています。

安いタイプのIHのフライパンはこの対策が取られているものが多く、最近はIHが普及していることもあり、そもそもが平らになっていないフライパンが増えているのも原因の1つです。

薄いフライパンは中央が盛り上がりやすいので、気になる時には、最初から平らになっている底が厚めのフライパンを買うのも1つの方法です。

フライパンの劣化が原因のケースもある

フライパンは最初から中央が盛り上がる加工がされているものもあると書きましたが、中にはフライパンが劣化して、変形したことが原因で、油が隅に流れてしまうケースもあります。

フライパンの中央が盛り上がる劣化としては、以下のような原因が考えられます。

原因①急に冷却した

フライパンで調理後に、すぐに冷水で洗う方も多いですが、こちらもフライパンの変形の原因になります。

特に、油を使った料理の時には、すぐに洗いたいからと水を入れてしまいがちですが、高温から一気に冷やすとフライパンには大きな負荷がかかります。

なぜなら、フライパンは金属でできているので、熱によって変形しやすいからです。

なので、急激な温度変化はフライパンの劣化に繫がることも考え、ある程度冷めてから洗う方が、フライパンのためにも良い行為なんです。

原因②強火で加熱した

フライパンを使う時、まず温めてから使う方も多いですが、早く温めようと強火で加熱するのはNGとされています。

特にIHコンロを使っている場合には注意が必要です。

というのも、ガスの場合は、フライパンの底全体を包むようにして火が当たるので問題ありませんが、IHコンロの場合は、加熱部分がドーナツ状に底が形成されているため、中心部と周囲に温度差が生じてしまいます。

そうなると、強火で加熱すると中央が先に温まり、全体が温まる頃にはすでに中央は超高温になってしまうでしょう。

この温度差がフライパンに負担をかけ、劣化の原因となるんですね。

また、テフロン加工のフライパンなどは高熱でコーティングが剥がれる原因にもなりかねません。

なので、ガスの場合はさほど問題になりませんが、IHコンロで調理する時には、調理前の予熱の時も、調理中も強すぎる火力には注意が必要です。

IHのフライパンは劣化や変形が起きやすい?

フライパンの中央が盛り上がる原因の大半は、上記に当てはまりますが、特にIHのフライパンは劣化が起きやすいです。

IHのコンロの構造上、中央と周囲の温度差が起きやすく、それがガスよりも劣化を早めています。

変形が大きくなると、IHコンロでは使えなくなる可能性もあるため、まずは変形しないように、強火で利用したり、すぐに冷却したりなどを避けるのがポイントです。

フライパンで油が隅に流れないようにするために まとめ

それでは、フライパンに油を引いた時隅に流れる原因や、フライパンの中央が盛り上がる原因などご紹介してみました。

フライパンの劣化も油が平らに広がらない原因になりますが、一方で、IH特有の加工がされていることも原因の1つにあります。

ただ、フライパンの劣化が原因の場合は、日頃の使い方にも問題があるかもしれないので、強火での加熱や急速冷却などは避け、できるだけフライパンの変形を防ぐようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!