
パスタを食べる時には、スプーンとフォークで食べるよね。
でも実は、それマナー違反らしいんだよね。

そうみたいなの!スプーンは本場イタリアでは使わないみたい…
今回は、パスタを食べる時に覚えておきたい食事マナーを紹介するわね!
皆さんは、イタリアンでパスタを選んだ時、どのようにして食べていますか?
もしかしたら、それ、マナー違反かもしれません。
今回は、パスタを食べる時に覚えておきたい食事マナーをご紹介します!
パスタで覚えておきたい食事マナー

日本人がイタリアンのレストランに行ったとき、周りの人が使っているからと、パスタをスプーンでクルクルは割と見かけますよね。
でも、実はそれは間違いなので、本場イタリアの人にとっては恥ずかしい行為なんです。
ほかにも、パスタをすするのはNGなど、イタリアならではの食事マナーがあるので、今回はそちらをご紹介します。
スプーンにクルクルは恥ずかしい?
右手のフォークでスパゲティを巻き取り、左手のスプーンで形を整え、そのパスタを口に運ぶというマナーが当たり前のように感じている方も多いですが、本場のイタリア人からすれば、これは間違ったマナーと言われています。
スプーンを幼児が使うのは、フォークだけではうまく食べられないからで、大人はフォークだけで食べると言います。
つまり、日本人が大人になっても正しく箸を使えないのを恥ずかしいと思うように、イタリアでもフォークを正しく使ってパスタを食べられないのは、ちょっと恥ずかしい行為なんですね。
日本人がパスタにスプーンを使う理由
日本人がパスタを食べる時にスプーンを使う文化は、1930年以降にアメリカから日本に広まったものです。
フォークだけよりも食べやすいとアメリカに広まったものが日本にも伝わったようです。
昨今、日本でも高級なイタリアレストランでは、あえてフォークしか出さない店も増えていて、もしスプーンが出されたとしても、それはパスタ用ではなく、他のスープなどに必要だからです。
ただ、どうしてもフォークで食べるのが難しい場合は、お店の人に伝えれば快く出してくれると思うので、マナー違反とまではいかないことがわかります。
日本の箸でパスタを食べてもOK?
日本人の食事と言えば、箸を使うことですが「洋麺屋五右衛門」などの和風のパスタを提供しているお店では、箸でパスタを食べるスタイルが人気を集めています。
実際、学校給食などでもパスタを箸で食べていましたし、和風パスタなら箸でもOKなのかもしれません。
ただ、後述しますが、パスタをすするのはマナー違反なのでやってはいけません。
その点から考えると、すすりやすくなる箸はパスタのNG行為を招きやすくなる問題点もあります。
パスタはすするのはマナー違反
よく外国人が日本で気にするマナーが、めん類などをすする行為です。
耳障りな音に聞こえるとの理由もありますが、イタリア料理のパスタなどは絶対にすすってはいけません。
有名なマナー違反なのでご存じの方も多いと思いますが、普段の癖がつい出ちゃうなんて失敗もあり得ます。
また、こちらもやりがちなマナー違反ですが、パスタの皿を手に持って食べないようにしてみてください。
スープパスタはどうやって食べるのが正解?

パスタにはスープパスタがありますが、スプーンとフォークで食べればOKと思っている方も多いです。
実は、食事のマナーとして、スープパスタは出されたお皿によって食べ方が変わるので、それぞれの違いを見ていきましょう。
平らなお皿の場合
もしスープパスタであっても、平らなお皿に乗って出てきたら、使うのはフォークだけです。
中心ではなく、端の部分にフォークを付け、数本だけクルクル巻いて食べるようにしましょう。
お皿を持つのはNGなので、お皿にそっと手を添える感じで食べるのがポイントです。
深めのお皿の場合
もし、スープパスタが深皿に乗って出てきたら、ここでは、スプーンも食器の仲間に加わります。
このとき、巻いたパスタを一口で食べれば、周りにもスマートな食べ方に見えるでしょう。
とくに、高級レストランではマナーが重要視されるので、一口で食べきれるサイズだけを巻いて食べると言うのは、ぜひ覚えておきたいマナーですね。
パスタの正しい食事マナーを覚えよう! まとめ
それでは、パスタを食べる時に覚えておきたい食事マナーや、どんな食べ方がマナー違反になるのか、またスープパスタの正しい食べ方などご紹介してみました。
パスタは元々イタリアの料理ですから、日本人にはマナーがわかりづらい感じもあります。
ただ、基本的にフォークを使うと覚えておくだけでも、安心してイタリアのレストランで食事を楽しめます。
絶対にNGなパスタをすする行為だけはしないようにして、スマートな食べ方を身につけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!