食事の食べ終わりまでがマナーって言われるけど。
やっぱり、和食と洋食では違うのかな?
そうね。そもそも使う食器が違うし、和食と洋食では違うと思うわ。
今回は、食べ終わりの食事マナーを、和食と洋食別に紹介するわね!
食事は食べ終わりまでがマナーと言われますが、和食と洋食では当然違うので困ることもあると思います。
今回は、食べ終わりの食事マナーについて、和食と洋食別にご紹介します!
食べ終わりの食事マナー【和食編】
和食の場合、お椀やお茶碗、箸などを使うので、食べ終わりでは、それらの置き場所などを知らないとマナー違反になる可能性大です。
以下に、和食の食べ終わり時のマナーをいくつかご紹介します。
食べ終わった後のお椀の蓋はどうする?
まず、和食の食べ終わりのマナーですが、一番気になるのがお椀の蓋はどうすべきかですよね。
和食でのマナーとして、食べ終わりのお椀の蓋は、逆さにしたりせずに、元の通りに置くのが正解です。
また、食べている最中のお椀の蓋は、逆さにしてからテーブルの上にそっと置くのもマナーです。
食べ終わった後の箸の置き方
食事が終わった後の箸は、先端だけ箸の袋に入れて、箸の袋は半分に折りたたむのが基本マナーです。
もし、食事の最中に箸袋を箸置きの代わりに使っていた場合も、袋の口に箸の先だけを入れて食事を終えるようにしましょう。
食べ終わったら食器は重ねてもいい?
和食で食べ終わった後、気を利かせるつもりで、食器を重ねる方も多いと思います。
ただ、食器を重ねてしまうと、食器の漆がはげたり、食器自体が傷む原因になります。
なので、食器は食べ終えたままにして、後は店員さんや食事を提供してくれた方に、後片付けをお任せするのもマナーです。
食べ終わりにもお酒が飲みたい場合は?
和食では、料理の最後に出てくる汁物を「止め椀」と呼びますが、もしお酒を飲んでいる最中であっても、止め椀が出た時点で、お酒も一区切りつけるのがマナーです。
まだ、飲み足りないと感じていても、汁物が出たら、食事も一旦区切りをつけるようにしましょう。
食事は残しても大丈夫?
食事を残すのはマナー違反と思われがちですが、状況によってはOKなこともあります。
たとえば、旅館などの朝食は量もさることながら、料理の数も多いので、全部食べきれないことは多々あります。
できれば食べ残さない方がいいですが、無理をして食べる必要はありません。
また、お店で食べる場合は自分で食事を選べますが、旅館などの食事では、アレルギーがある場合は事前に伝えておくのもマナーと言えます。
食べ終わりの食事マナー【洋食編】
洋食では、食べ終わりと食事の最中によって、ナイフとフォークで合図をします。
また、食べ終わりの時のフォークとナイフは、フォークは歯を上に向け、ナイフは歯を内側になるようにし、揃えて置くようにしましょう。
洋食のナイフとフォークの使い方
洋食では、ナイフとフォークを使って食事をしますが、持ち方を知らないとせっかくレストランに行っても恥をかいてしまうかもしれません。
洋食では、まずナイフは右手(刃の付け根に人差し指を伸ばして)で持ち、フォークは左手(背に人差し指を伸ばして)で持つのがマナーです。
もし、両手でナイフとフォークを持つのが難しい場合は、ナイフで料理をカットした後に、ナイフを一旦置き、フォークを右手に持ち替えましょう。
バターナイフが出てきた時のマナー
また、フランス料理などのコースでバターナイフが出てきたときには、バターナイフは右手で持つようにし、必要な量のバターをパン皿に乗せるのがマナーです。
くれぐれも、バター皿から直接パンにバターを塗るなどしないでください。
バター皿からまずバターを取り出し、一旦パン皿に乗せてから、改めてパンにバターをつけるのがポイントです。
和食と洋食は食器の扱いに注意 まとめ
それでは、食事の食べ終わり時のマナーを、和食と洋食別にご紹介してみました。
食事の最中にマナーを守っていても、食べ終わり時に失敗したら台無しですよね。
気を利かせたつもりが、逆にマナー違反になることもあるので、食べ終わり時のマナーとしてぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!