お盆と言えば、送り火や迎え火の時期だけど。
2022年はいつなのかな?
やり方や時間帯なども気になるところよね。
今回は、2022年のお盆の送り火や迎え火がいつなのかなど紹介するわね!
お盆の風物詩ともいえる送り火や迎え火ですが、2022年はいつになるのかご存じですか?
今回は、2022年の送り火や迎え火がいつなのかや、時間帯、やり方などご紹介します!
2022年のお盆の送り火や迎え火はいつ?
お盆では、ご先祖を迎えるためと送るために、送り火や迎え火が行われます。
ただ、送り火や迎え火の時期は毎年違うみたいなので、今回は2022年の送り火や迎え火はいつ行うのかをご紹介します。
2022年の迎え火はいつ?
迎え火は、お盆の時期にご先祖様が現世に戻るときに、迷わないようにとの道しるべとなるものです。
2022年の迎え火は、お盆の初日8月13日の午後から夕方にかけて、火を焚いてご先祖様を迎えます。
旧盆と新盆によって7月13日になることもありますが、共通しているのはお盆の初日に迎え火を焚くということです。
玄関先に焚いた火を提灯に移して家の中に入り、精霊棚のロウソクにも灯をともし、お線香も供えて、ご先祖様にお祈りをしましょう。
2022年の送り火はいつ?
送り火は、お盆を共に過ごしたご先祖様が、今度はあの世に無事帰れますようにとの道しるべの意味で、迎え火と同じ場所で火を焚いてお迎えするものです。
また、送り火の時にお供え物の精霊馬などを燃やすご家庭も多いです。
精霊馬を一緒に燃やすことで、燃やした煙にまたがって、ご先祖様が天に帰れるようにとの意味も込められているからこそ、燃やす地域も多いようです。
お盆の送り火や迎え火は時間帯も大切
上記でもご紹介しましたが、お盆の送り火や迎え火は、火を焚く時間帯も大切なので、以下にご紹介します。
迎え火の時間帯は?
迎え火は、ご先祖様が早く帰ってきてほしいとの理由から、お盆の初日の午前中に焚くご家庭が多いようです。
一方で、夕方に迎え火を焚く地域もあり、なぜ夕方なのかと言えば、昼間に火を焚いても道しるべの役割を果たさないから、昼に道しるべは必要ないなどの理由があるようです。
夕方以降は暗くなるので、火が道しるべとして必要との考えも一理あります。
どちらにしても、ご先祖様が現世に戻るのに必要とされる迎え火は、忘れずに炊いて、それまでにお供え物なども用意しておいてください。
送り火の時間帯は?
送り火は、迎え火と逆にご先祖様がゆっくりとあの世に帰れますようにとの意味があり、焚く時間帯はお盆明けの8月16日(2022年)の夕方に焚くご家庭が多いようです。
暗い中あの世に迷わずに帰れるようにと焚くのが送り火なので、午前中などにやってしまうと、ご先祖様に早く帰って欲しいと取られるので、夕方以降に焚くようにしましょう。
このとき、送り火は迎え火と同じ場所で焚きますが、できるだけご先祖様が来るときも帰るときも迷わないようにしてあげるのがポイントです。
お盆の送り火と迎え火のやり方
お盆の送り火と迎え火のやり方は、地域差もありますが、ここでは一般的な方法をご紹介します。
まず、火を焚くための道具として、焙烙(ほうらく)とおがらを用意しましょう。
焙烙(ほうらく)は、素焼きの土鍋の一種で、おがらは、ヘンプの茎を乾燥させたものです。
2つの素材が揃ったら、焙烙(ほうらく)の上におがらを乗せて火を焚きます。
焙烙(ほうらく)がなければ平らな皿でもいいですが、おがらはぜひ用意したいので、仏具店かネットで手に入れておきましょう。
送り火と迎え火を焚く場所は、現代では自宅の玄関先というご家庭が多いです。
浄土真宗は送り火や迎え火がありませんが、ほかの宗派では焚くことが多いので、基本的なやり方をぜひ覚えておいてください。
2022年のお盆は迎え火と送り火を忘れずに! まとめ
それでは、2022年の迎え火と送り火はいつ行うのかや、行う時間帯、簡単なやり方などご紹介してみました。
迎え火も送り火もご先祖様が、現世とあの世を行ったり来たりするときに必要な道しるべなので、忘れずに炊いて、ご先祖様をお迎えしましょう。
迎え火と送り火の日時が参考になりましたら、嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!