2022年のお盆の時期は、いつからか知ってた?
山の日の次の日も休めば、6連休も可能なんだって。
なるほど。12日に有休をとればいいわけね!
今回は、2022年のお盆の時期はいつなのかと、新盆と旧盆の違いを解説するわ!
2022年のお盆は、11日の山の日から始める方も多いかと思います。
今回は、お盆の時期はいつからなのか、また新盆と旧盆の違いなどもご紹介します!
2022年のお盆の時期はいつから?
画像引用元:仏壇のあるリビング
2022年のお盆の時期は、8月13日から16日の4日間です。
ただ、8月11日が山の日に固定されているので、8月12日にも休みを取れば、8月11日から16日までの6連休も可能となっています。
東京オリンピックの時には、山の日が月曜日に移動していた山の日が元の8月11日に戻るので、去年のように連休が作りにくくなっているんですね。
お盆の時期は渋滞に巻き込まれやすいので、わざとお盆休みをずらして帰省する方も多いと言います。
また、西暦8月13日~15日(16日)の日程で行われるお盆は「月遅れ盆」と言われているそうですが、お盆には新盆や旧盆などの違いもあるので、以下にご紹介しますね!
新盆と旧盆の違いは?
まず、新盆と旧盆の違いは、いつ行われるかです。
新盆は「7月盆」とも呼ばれ、旧盆は「8月盆」と呼ばれているように、地域によってお盆を行う時期が違うんですね。
なぜ、このようにお盆の時期がずれたかと言えば、明治時代の改暦が影響しています。
ただ、新盆を行う地域は東京などの一部地域のみで、全国区では圧倒的に旧盆が多いです。
お盆が旧盆(8月)になったのは、農繁期で忙しいからとの説もあり、1か月わざと遅らせたからとの理由が有力です。
旧盆と新盆は、日時が違うだけで中身には大きな違いがないため、地域によって日時が違うとだけ覚えておきましょう。
新盆(7月)の地域はどこ?
新盆と旧盆の違いはいつ行われるかの違いでしたが、新盆を行なう地域は、多摩地区の一部を除く東京、函館、または金沢の旧市街地だけです。
新盆が行われるのは、7月15日ですが、年によっては時期が少々ずれることもあります。
新盆となっているのに、旧暦7月13日~15日(16日)に行うのは逆じゃない?と思ったりもしますが、東京では「東京盆」または「新のお盆」とも呼ばれているそうです。
旧盆(8月)の地域はどこ?
旧盆を行う地域は、前述した新盆を行なう地域以外が該当します。
そのためか、お盆と言えば8月15日が定番で、多くの方がお盆休みを取る時期でもあります。
京都など一部の地域では、8月7日からお盆が始まりますが、お盆の中心は8月15日であり、始まる時期自体がいつになるかしか変わりはありません。
旧盆は「8月盆」との別名もあり、全国区で行われるお盆ですが、沖縄では毎年変わる旧暦の日程(2022年は8月10日から12日)がお盆の時期とされます。
初盆の意味
新盆と似ている言葉に「初盆」がありますが、初盆とは関西地方特有の呼び名の1つで、意味自体は新盆と同じです。
ちなみに、故人の死去から49日が経過していないお盆は初盆とは呼ばず、毎年のお盆と同じ時期に行われます。
初盆が行われるときには、通常よりも手厚く故人を供養する必要があり、以下のような準備が必要です。
盆飾りとは
まず「盆飾り」が必要で、絵柄なしの白提灯を使うのが一般的です。
初盆では、故人の魂を「無垢で清浄な白色の灯り」で迎えられるようにと、わざと絵柄が用意されていないんですね。
また、通常の盆提灯は2対で飾るのが基本てですが、白提灯は1つしか飾らないことも多いと言います。
精霊棚(しょうりょうだな)とは
先祖の魂を迎え、安らかに自宅で過ごしていただくために供える棚が精霊棚です。
棚には、故人の好物やお花などを飾り、先祖を迎える準備をします。
通常のお盆と同じ棚を使いながら、飾るものを変えるだけの使い方もあり、必ずしも精霊棚が必要なわけではありません。
精霊馬・精霊牛とは
精霊馬や精霊牛は、お盆の時期に良く見かけますが、精霊馬は、きゅうりに楊枝を刺して馬に見立てるもので、精霊牛は、ナスに楊枝を刺して牛に見立てたものを指します。
なぜ馬と牛に分かれているかと言えば、「馬に乗って早くこの世に来てもらい、牛に乗ってゆっくりとあの世へ戻って欲しい」との願いが込められているからです。
お供え物の種類
精霊馬や精霊牛以外にも、お供え物として以下のようなものがよく使われます。
- 線香を挿すための「香」
- 精霊棚の飾り付けに使う「供花」
- 綺麗な水を差すための「浄水」
- 故人が食べるための「飲食」
- ろうそくに火をつけるための「灯燭」
もしどのお供え物が必要か迷ったときには、プロの仏具店に聞けば教えてもらえますし、必ず上記の品を供えるわけではなく、地域によっても差があります。
松の木割とは
松の木割は、迎え火を焚くときに燃やすための道具なので、必ず用意しておきましょう。
ホームセンターにもお盆の時期になると売られることも多いですが、大型のスーパーでも手に入ります。
2022年のお盆は8月13日から まとめ
それでは、2022年のお盆の時期はいつからなのかや、新盆と旧盆、初盆の違い、お盆の時の準備内容などご紹介してみました。
2022年のお盆の時期を長くするためには、12日に休みを取ることですが、11日が山の日に固定されていることで、連休になる方は少ないかもしれません。
また、お盆の時期はほとんどの地域で旧盆に当たりますが、東京の一部や沖縄などではお盆の時期が違う可能性もあるので、注意してください。
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