4月19日は地図の日だけど、伊能忠敬さんてすごいよね!
当時の測量技術で、あれだけすごい地図を作れるなんて尊敬するよ。
今の地図と比べてもそん色ないものね!
今回は、4月19日が地図の日になった由来やちょっとおもしろい雑学など紹介するわね!
4月19日は地図の日ですが、地図といえば伊能忠敬さんを思い出す方も多いと思います。
今回は、地図の日ができた由来やちょっとおもしろい雑学などご紹介します!
4月19日は地図の日
4月19日は地図の日ですが、1800年に伊能忠敬が蝦夷地(今の北海道)の測量に出発し、その後16年間もの間測量を続け、日本初の本格的な地図「大日本沿海輿地全図」を作成したことを記念して制定されました。
ただ、実際に地図が完成したのは、伊能忠敬の死後で1821年とされます。
ちなみに、作成された地図には、縮尺36,000分の1の大図、216,000分の1の中図、432,000分の1の小図の3種があり、さらに特別大図や特別小図、特別地域図などもあります。
地図全てが手書きで彩色もされていたとのことですから、当時としても画期的な地図だったみたいですね。
伊能忠敬は元々商人だった?
伊能忠敬は、元々上総国(現在の千葉県)出身の商人で、造り酒屋を営んでいたといいます。
その後、50歳の時に家督を長男に譲った後に、江戸へ出て測量技術や天文観測などを学んだそうです。
さらに56歳の時に地図の測量を開始しましたが、当時幕府からの援助金などはあまりなかったみたいで、測量器具の調達や旅費などは自費で賄っていたんだとか。
当時の幕府には、地図の重大性が伝わっていなかったのかもしれないですね。
日本の最古の地図はすでにあった?
本格的な地図「大日本沿海輿地全図」は伊能忠敬によるものでしたが、実はそれより前に日本地図は存在してました。
もちろん、「大日本沿海輿地全図」に比べれば精度は劣りましたが「行基図」という地図がすでにあったんです。
行基図は、平安時代から江戸時代の間に何度も改変されています。
ちなみに日本最古の「行基図」が作成されたのは1305年と言われており、現在は京都の仁和寺に大切に保管されているそうです。
なぜ地図の上は北となってるの?
地図と言えば、大抵は北が上になっていますが、これには特に決まりがなく、実際に北が上になっていない地図もあります。
ただ、地図を使って歩いてみると、北が上になっている地図は圧倒的に見やすく、これは人間が自分の現在地点を手前にして地図を見る人が多いからとも言われています。
まだ方位磁針などが発明されていないときには、北極星を目印にしていたように、北極星の方角=北が上にある地図の方が見やすくなるからと、古代より地図の上が北に指定されているみたいですね。
4月19日の出来事一覧
4月19日は地図の日ですが、過去の4月19日に起きたできごとなどを一覧でまとめてみましたので、参考にしてみてください。
4月19日が誕生日の芸能人は誰?
- 柳 ゆり菜(やなぎ ゆりな):1994年4月19日生まれ。日本のグラビアアイドル。
朝ドラ「マッサン」の中で「太陽ワイン」の半裸モデルを演じて話題となった。 - 小嶋 陽菜(こじま はるな):1988年4月19日生まれ。日本の経営者、モデル、タレント。
女性アイドルグループ「AKB48」の元メンバー。 - 大野 靖之(おおの やすゆき):1982年4月19日生まれ。日本の歌手。
「心のノート/あいしてる」でメジャーデビュー。
4月19日には地図を見て探検してみよう! まとめ
それでは、4月19日が地図の日になった由来やちょっとおもしろい雑学などご紹介してみました。
伊能忠敬は学生時代に教科書に出てきましたが、当時の技術で精密な地図を作ったというのは本当に驚きです。
現在の地図があるのも、伊能忠敬の功績ですが、グーグルマップがある現在では地図を見る方は少なくなったかなとも思います。
ただ、グーグルマップも地図の1つと考えれば、元はやはり一枚の地図からだったと言えるのではないでしょうか?
ぜひ、地図の日には地図を参考にして、探検がてら散策をしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!