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牛乳パックを型にしてオーブンで焼くのは危険?オーブンで溶ける?噂の真相を解説!

牛乳パックをケーキ型の代わりにしてオーブンで焼くのはNG 基本

最近牛乳パックをケーキ型の代わりにしたレシピが話題になってるよね。

普通に考えたら、牛乳パックをオーブンで焼くのはちょっと…

公式サイトでも本来の使い方ではないと書かれているわよね。

今回は、牛乳パックをケーキ型にしてオーブンで焼くのがダメな理由など紹介するわね!

今、牛乳パックをケーキ型の代わりにしてオーブンで焼くレシピが話題と言うか問題になってるみたいです。

普通に考えれば、紙製なのにオーブンで焼くのは危険な気もしますが、使ったレシピは多くあるので、今回はなぜ牛乳パックをケーキ型の代わりにしてはいけないのかなどご紹介します!

牛乳パックをケーキ型の代わりにするのはNG?

まず、牛乳パックをケーキ型の代わりにすると、内側のラミネート加工部分がオーブンで溶ける可能性があるのでNGです。

日本乳業協会のホームページでも、今回問題が指摘されたレシピに対して、次のような警告を出しています。

Q:牛乳パックをケーキの型として使用してもよいですか?
A:牛乳パックを加熱することは本来の目的とは異なる使用方法ですので、おやめください。

引用元:日本乳業協会ホームページ

この文章からもわかる通り、公式サイトでも使用にNGを出しています。

では、なぜ牛乳パックをケーキ型の代わりにしてオーブンで焼くのがNGなのでしょう?

オーブンで加熱がNGな理由

オーブンで加熱がNGな理由は、牛乳パックの構造は、紙の両面に厚生省から使用が認められたポリエチレンをラミネート加工し、表面には商品名などの印刷がされているので、オーブンの熱でラミネート部が溶ける可能性があるからです。

また、公式サイトでは「そもそも牛乳は10度以下で冷蔵保存、LL牛乳であれば常温保存が原則ですので、牛乳パックが加熱されることは想定されておりません」とあるように、レンジでもオーブンでも牛乳パックごとの加熱はNGとされます。

牛乳パックごとレンジで温める方はいないとは思いますが、そもそもが加熱に対応した容器ではないんですね。

手作りスイーツなどでケーキ型の代わりにして牛乳パックを使うと、以下のような危険性があると公式サイトでも指摘されています。

「ポリエチレンは、85~95度でやわらなくなり、100度を超えると溶け始めます。オーブンで焼いた場合、その温度は100度を超えますので、ケーキ型の代わりに牛乳パックを使用することは避けてください。」とあるように、NGなのでやらないようにしてください。

引用元:日本乳業協会ホームページ

牛乳パックをどうしてもケーキ型に使いたいなら?

基本的には、牛乳パックをケーキ型の代わりにしてオーブンで焼くのはNGなのでやってはいけません。

ただ、もしどうしても牛乳パックをケーキ型の代わりに使いたい時は、内側にオーブンシートを敷きましょう。

オーブンシートは表面にシリコン加工がされているので、耐熱性が200度と高いからです。

なので、牛乳パックの内側にオーブンシートを敷いておけば、もし万が一牛乳パック内部のポリエチレンが溶けだしたとしても、直接ケーキなどのスイーツにくっつく可能性は低くなります。

ケーキにもポリエチレンがしみ込むのも防げますし、シートがあれば生地が牛乳パックにくっつかなくなります。

ちなみに、オーブンシートと似た紙にワックスペーパーがありますが、こちらはロウソクと同じ材料でできているので、似ているからと牛乳パックの内側に貼り付けないようにしてください。

可能なだけでおすすめはできない

結論から言えば、牛乳パックをケーキ型の代わりにしてオーブンで焼くのはやめた方がいいです。

健康面から考えても、火事などの危険性から考えてもやらない方がいいでしょう。

また牛乳パックにはリサイクルできるように上質な紙が使われていることもあり、再利用できなくなるのも問題です。

今は100均などでもシリコン製のケーキ型などが安く売られていますし、そちらなら何度も利用可能なので、結局はコスパも良くなるでしょう。

なぜ、専用のケーキ型が存在するのかを考えて、牛乳パックを使うなどの危険な使い方はしないようにしてください。

牛乳パックをケーキ型代わりに使うのはやめよう! まとめ

それでは、牛乳パックをケーキ型の代わりにしてオーブンで焼くのは、なぜNGなのか理由や、どうしても牛乳パックを使いたい場合の対処法などご紹介してみました。

結論から言えば、牛乳パックは熱に耐性がないので、パックごとレンジにかけたり、オーブンで焼いたりするのはNGです。

もしネットで牛乳パックをケーキ型の代わりにしてオーブンで焼くレシピがあっても、危険なので真似しないようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!