
アフィリエイトで得た収入って…
やっぱり確定申告が必要なのかな?

金額の値にもよるけど、必要なケースもあるみたいよ?
今回は、アフィリエイトで得た収入に確定申告が必要かどうか紹介するわ!
アフィリエイトで得た報酬は課税対象となるため、一定の条件を満たす場合は確定申告が必要です。
正確な申告と納税を心掛けましょう。
令和6年(2024年)分所得税の確定申告

- 申告期間:令和7年(2025年)2月17日(月)~3月17日(月)
- 納付期限:令和7年(2025年)3月17日(月)
詳細については税務署や税理士にご相談ください。
アフィリエイトと確定申告の基礎知識

確定申告とは?
確定申告は、1年間の所得を集計し、所得税の納付額を確定させる手続きです。
収入から経費や所得控除を差し引いた金額が課税所得となります。
申告が必要な場合
アフィリエイト収入のある方が確定申告を行う必要があるかどうかは、年間の所得額や給与所得の有無によって決まります。
確定申告が必要な条件
- 給与所得者:アフィリエイト所得を含む年間所得が20万円を超える場合
- 給与所得のない方(専業主婦・フリーランスなど):アフィリエイト所得を含む年間所得が48万円を超える場合
また、住宅ローン控除や医療費控除を受ける際にも確定申告が必要です。
アフィリエイト収入の所得区分
アフィリエイトで得た収入は、雑所得または事業所得のどちらかに分類されます。
- 事業所得(青色申告)
- 継続的な収入があり、税務署に「青色申告承認申請」を提出済みの方
- 帳簿を作成し、税制優遇措置を受けることが可能
- 事業所得(白色申告)
- 継続的な収入があるが、青色申告の申請を行っていない方
- 帳簿の作成義務あり
- 雑所得(業務に係る雑所得)
- 継続的な収入がなく、帳簿を作成していない場合
- 副業として行い、主な収入が別にあるケース
補足
年間のアフィリエイト収入が300万円以下で、本業が会社員の場合、収入の割合が10%未満であれば雑所得として申告することが多いです。
必要経費とは?
アフィリエイト収入にかかる必要経費は、課税所得の計算時に差し引くことが可能です。
代表的な必要経費
- 通信費(電話代・インターネット接続料)
- 消耗品費(プリンターインク、用紙代、ソフトウェア費用)
- 新聞図書費(アフィリエイト関連の書籍購入費)
- 旅費交通費(撮影やイベント参加のための交通費)
- 接待交際費(業務関連の交流費用)
- 雑費(振込手数料、セミナー参加費など)
経費の算入可否は事業の実態によりますので、不明な点は税務署や税理士にご確認ください。
青色申告のメリット

青色申告を利用すると、税制上の優遇措置が適用されます。
- 青色申告特別控除
- 正規の簿記で記帳し貸借対照表を提出 → 最大55万円の控除(電子申告で65万円)
- 簡易簿記で記帳 → 10万円の控除
- 赤字の繰越控除
- 事業所得が赤字の場合、最大3年間繰り越し可能
青色申告を希望する場合は、申告する年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を提出してください。
白色申告とは?
白色申告は、青色申告の申請を行っていない場合に適用されます。
- 事業所得として申告する場合、帳簿の作成と保存が必要
- 青色申告のような特別控除は適用されない
確定申告の準備と必要書類
確定申告を行う際には、以下の書類を準備する必要があります。
- 収支計算書(青色申告決算書または収支内訳書)
- 源泉徴収税額の確認書類(支払調書など)
- 確定申告書(マイナンバー記載が必要)
インボイス制度と消費税
2023年10月から適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されました。
消費税の課税事業者として登録したメディア運営者は、消費税の確定申告も必要です。
- 消費税の確定申告期限:令和7年(2025年)3月31日
アフィリエイトと確定申告の関係 まとめ
アフィリエイト収入の確定申告は、収入の額や他の所得の有無によって異なります。
適切な方法で申告し、税制上のメリットを活用しましょう。
不明点がある場合は、税務署や税理士に相談することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!