
10月22日はパラシュートの日だね!
初めて飛び降りた人の勇気をたたえるよ。

私は高所恐怖症だから、高い場所ですでにアウトかも。
今回は、10月22日がパラシュートの日になった由来など紹介するわ!
みなさん、10月22日が何の日か知っていますか?
実はこの日、「パラシュートの日」なんです。
10月22日はパラシュートの日

パラシュートの日の由来を知ったらちょっと驚くかもしれません。
ちょっと一緒に歴史をさかのぼってみましょう。
この記念日にまつわる主なポイントを簡単にまとめてみました。
- 1797年10月22日に世界初のパラシュート降下が行われた
- 場所はフランスのパリ
- アンドレ=ジャック・ガルヌランという人物が挑戦した
- 高度約900mの熱気球から飛び降りた
- 自作のパラシュートを使用
- 着陸時に衝撃はあったものの、無傷だった
なんだか映画みたいな話ですよね。詳しく見ていきましょう。
アンドレ=ジャック・ガルヌランが挑戦
まず、時代は18世紀末。
フランス革命の余韻が残る1797年のパリ。
その頃、空を飛ぶことに憧れる人たちがいました。
ガルヌランは、当時流行していた熱気球に夢中になっていました。
でも、彼はただ熱気球に乗るだけじゃ物足りなかったんです。
「もっと自由に空から降りられないかな」って考えたんでしょうね。
そこで彼が思いついたのが、パラシュートだったんです。
今でこそパラシュートは当たり前のように存在していますが、当時はまだ誰も実用化していませんでした。
ガルヌランは自分で直径約7メートルの布製の大きな傘のようなものを作ったんです。
1797年10月22日に初チャレンジ
そして、運命の日である1797年10月22日。
パリの公園に集まった大勢の人々の前で、ガルヌランは熱気球に乗り込みました。
みなさん、900メートルってどれくらいか想像できますか?
東京タワーの高さが333メートルですから、その3倍近い高さです。
そんな高さから飛び降りるなんて、考えただけでもヒヤヒヤしちゃいますよね。
でも、ガルヌランは躊躇することなく飛び降りたんです。
自作のパラシュートを広げて。
きっと周りの人たちは息をのんで見守っていたことでしょう。
結果は無傷で着地
パラシュートは開き、ガルヌランはゆっくりと地上に向かって降下していきました。
着地の瞬間、衝撃はあったそうです。
世界初のパラシュート降下は、見事成功したんです。
この出来事は、当時のパリっ子たちの間で大評判になったそうです。
「空から人が降ってきた!」なんて、今でも十分驚きですもんね。
まして200年以上前ですから、みんな目を疑ったでしょう。
ガルヌランのこの偉業は、航空技術の発展に大きな影響を与えました。
彼の後に続く人たちがパラシュートを改良し、今では航空機の緊急脱出や軍事、スポーツなど、さまざまな分野で使われています。
パラシュートの語源は?

ちなみに、「パラシュート」って言葉の由来、知っていますか?
さて、こんな風に振り返ってみると、私たちの日常にある当たり前のものも、実は誰かの勇気や冒険心から生まれたものだったりするんだなぁって思います。
ガルヌランのような先人たちのおかげで、今の私たちの生活が成り立っているんですね。
今度10月22日が来たら、パラシュートの日のことを思い出してみてください。
空を見上げて、200年以上前に初めてパラシュートで降下した人のことを想像してみるのも面白いかもしれません。
自作のパラシュートで見事結果を出した日 まとめ
みなさんは、何か新しいことに挑戦したいと思ったことはありますか?
もしかしたら、その挑戦が200年後の誰かの生活を変えるかもしれませんよ。
ガルヌランのように、勇気を持って一歩を踏み出してみるのも素敵だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!


