電気ケトルってお湯を沸かすのに便利だよね。
でも、何年くらい使えるのかな?
耐用年数は割と長めだけど…。
今回は、電気ケトルを長持ちさせる方法なども紹介するわ!
電気ケトルを日常的に使用している方は多いでしょう。
お湯を少量沸かすのに便利な家電ですが、どのタイミングで買い替えるべきか、そして長く使うためにはどう手入れすべきか、疑問に思ったことはありませんか?
電気ケトルの耐用年数について
電気ケトルの寿命についての問いに対して、耐用年数は使用状況により異なるため、一概には言えませんが、修理用の交換部品の保有期間が一つの目安になります。
しかし、ある会社では2019年以降、全商品でこの保有期間を10年に延長しました。
これは、長く使用したいというニーズに応えるためです。
ただし、部品の供給が10年未満で難しくなる場合もあるとのことです。
買い替えのタイミング
購入後10年以上経過した場合や、メーカーの修理用部品の保有期間が過ぎた場合、買い替えを検討するのが良いでしょう。
また、修理ができても、新品購入と同程度の費用がかかる場合は、今後のことを考えて買い替えた方が良いかもしれません。
電気ケトルの安全性について
最近では、小さな子どものやけど事故が問題視されており、2021年に電気用品の技術基準に基づく新たな規制が導入されました。
自宅の電気ケトルがこの基準を満たしているかどうか、確認してみましょう。
お手入れ方法
電気ケトルを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが重要です。
内部を水で洗い、やわらかい布で拭き取ることが基本です。
ミネラル成分が蓄積すると、内部に付着し、故障の原因となるため、クエン酸を使った洗浄が推奨されます。
季節による違い
夏でも電気ケトルを活用すると、ガスを使わずに調理ができるため、キッチンの温度上昇を抑えることができます。
白湯を作る場合
ミネラルウオーターを使うと、水道水よりもおいしく感じるかもしれませんが、こまめなお手入れが必要です。
ミネラル成分が多いと、内部に付着するのが早くなり、故障の原因となる可能性があります。
定期的な洗浄で、長く使い続けられるようにしましょう。
電気ケトルの寿命を延ばすための使い方とメンテナンス
日常的に頻繁に使用する電気ケトルですが、正しい使い方や定期的なメンテナンスを行うことで、その寿命を延ばすことが可能です。
ここでは、電気ケトルを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
使用後は内部を空にして乾燥させる
電気ケトルを使用しない時には、内部を空にし、しっかり乾燥させることが重要です。
水を入れたまま放置すると、錆や水垢が発生する原因になります。
使用後は残った水を捨て、蓋を開けて内部を空気にさらし、完全に乾燥させましょう。
これにより、内部の錆を防ぎ、清潔さを保つことができます。
外側のメンテナンスも忘れずに
電気ケトルの外側も定期的に掃除することが大切です。
外側の汚れは重曹を使って掃除するのがおすすめです。
ただし、重曹の粉末を直接使用すると傷がつく恐れがあるため、ぬるま湯に溶かした重曹水を使用するか、スプレータイプの重曹クリーナーを使用すると良いでしょう。
水以外を沸かさない
電気ケトルは水を沸かすために設計されています。
水以外のものを沸かすと、内部に成分が付着して固まり、内部部品の劣化を早める可能性があります。
これにより、内部を清潔に保つのも難しくなり、衛生面でも問題が生じるため、水以外を沸かすのは避けましょう。
ミネラルウォーターの使用とお手入れ
ミネラルウォーターは電気ケトルで沸かしても問題ありませんが、水道水に比べてミネラル分が多く含まれているため、水垢が付きやすくなります。
水垢が気になる場合は、クエン酸を使ってこまめにお手入れすることが推奨されます。
海洋深層水の使用は控える
海洋深層水はミネラル成分が豊富で、健康に良いとされていますが、電気ケトルの内部を腐食させ、錆が発生しやすくなる可能性があります。
そのため、海洋深層水は鍋で沸かすのがベターです。
コンセントは単独で使用する
電気ケトルは高い電力を消費するため、他の家電と同じコンセントを使用すると過負荷がかかり、故障の原因となることがあります。
できるだけ単独のコンセントを使用し、延長コードの使用は避けるようにしましょう。
クエン酸で内部を洗浄する
電気ケトルの内部に水垢やミネラルの蓄積が見られた場合は、クエン酸を使った洗浄が効果的です。
沸騰後、数時間放置し、その後しっかりとすすいでクエン酸の残留物を取り除くことで、内部を清潔に保ち、寿命を延ばすことができます。
電気ケトルはメンテによって耐用年数が変わる まとめ
電気ケトルでは、満水以上の水を入れると、沸騰時に吹きこぼれ、火傷や感電のリスクが高まります。
水を入れる際は、満水メモリを超えないように注意しましょう。
正しい使い方をすれば、電気ケトルも長持ちしますので、上記のお手入れ方法も確認してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!