6月14日は手羽先記念日だね!
名古屋の手羽先は、美味しかったなぁ。
名古屋は手羽先も人気なのよね。
今回は、6月14日が手羽先記念日になった由来や豆知識など紹介するわ!
6月14日は「手羽先記念日」
今回はその意味や由来について解説します。
手羽先記念日(6月14日)
手羽先専門店チェーン「世界の山ちゃん」を展開する株式会社エスワイフードが制定した記念日です。
この日付は、「世界の山ちゃん」が創業した1981年(昭和56年)6月14日に由来しています。
この日は手羽先に感謝する日として設定されました。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されており、この日を中心に「世界の山ちゃん」では特別価格のキャンペーンが実施されることがあります。
「世界の山ちゃん」
この日は「世界の山ちゃん」第1号店が開業した日です。
創業当初の名前は「やまちゃん」でしたが、「世界の山ちゃん」に改名された理由は、従業員がふざけてその名前で応対したことを創業者の山本重雄(やまもと しげお、1957~2016年)が夢があると評価したことによります。
1997年(平成9年)より、「世界の山ちゃん」の看板にはキャラクター「鳥男」が描かれています。
これは山本重雄をモデルにしたキャラクターです。
2016年(平成28年)8月時点で、「世界の山ちゃん」グループは海外を含めて75店舗を展開しています。
手羽先の魅力
鶏の翼の部分は「手羽先」と「手羽元」に分かれます。
鮮度の良い手羽先は身が多く、皮にツヤとハリがあります。
皮の部分にはコラーゲンが多く含まれ、軟骨にはカルシウムが豊富です。
一方、手羽元は肉付きが良く、柔らかで食べ応えがあります。
脂肪は少なく、手羽先よりもあっさりとした味わいです。
骨からは良いダシが出て、ビタミンB群やカルシウムが豊富に含まれています。
皮の部分にはコラーゲンが多く含まれています。
手羽先がもっと美味しくなる(?)豆知識
名古屋めしの代表格のひとつとして知られる手羽先。
今回は「手羽先記念日」にちなんで、手羽先がさらに美味しくなる豆知識をご紹介します。
「手羽先豆知識 その1」~誕生のきっかけは発注ミスだった
昭和30年代、名古屋市熱田区の居酒屋「風来坊」では、オリジナルのタレとスパイスで鶏の半身を味付けしたターザン焼きが名物でした。
しかし、ある日発注ミスで鶏肉が手に入らず、仕方なく手羽先を使うことに。
手羽先は「風来坊」の人気メニューとなり、名古屋中に広まりました。
「手羽先豆知識 その2」~「風来坊」と「山ちゃん」の意外な関係
手羽先の2大チェーン、「風来坊」と「山ちゃん」
元祖として知られる「風来坊」に対し、「山ちゃん」は昭和56年に創業し、風来坊の店長から手羽先の作り方を教わったことを創業者が公に認めています。
この関係性から、両者はライバルでありながらも互いを尊重し合う存在となっています。
「手羽先豆知識 その3」~「風来坊」と「山ちゃん」は味も見た目も違う!
両チェーンの手羽先は味も見た目も異なります。
「風来坊」はタレにコクがあり、「山ちゃん」はスパイシー。
見た目も異なり、名古屋人なら見た目でどちらかを区別できるほど。
ぜひ食べ比べてみてください。
「手羽先豆知識 その4」~“唐揚げ”だけど衣はない
名古屋名物の手羽先の正式名称は「手羽先の唐揚げ」ですが、小麦粉や片栗粉の衣をつける一般的な唐揚げとは異なり、素揚げしてタレを塗りスパイスをまぶす調理法をとっています。
これが名古屋の手羽先の特徴です。
「手羽先豆知識 その5」~煮込みタイプの手羽先も人気
名古屋では唐揚げだけでなく、煮込みタイプの手羽先も広く親しまれています。
例えば中華料理店「味仙」では、柔らかくなるまで煮込んで激辛に味付けした手羽先が人気です。
おみやげ用の商品にも多く見られ、デパ地下やキヨスクでも人気の「石昆」の「うみぁーっ手羽」もそのひとつです。
名古屋では毎日が「手羽先記念日」 まとめ
名古屋人に愛される手羽先。
居酒屋で「とりあえずビール」と共に「とりあえず手羽先」を注文する人も多いです。
名古屋では6月14日に限らず、毎日が「手羽先記念日」と言えるでしょう。
ぜひ、名古屋の手羽先を楽しんでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!