ディーラーで新車を買ったんだけど。
点検パックとかいるのかな?
点検パックは必須じゃないけど、メリットもあるから、ケースバイケースね。
今回は、点検パックは不要と言われる理由など紹介するわ!
「車検やメンテナンスパックに加入する価値はある?」
こうした疑問を持つ方も多いでしょう。
新車購入時に提案されるメンテナンスパックは、必ず加入しなければならないものではありません。
しかし、長期的に見ると、加入することで車検や定期点検などのメンテナンス費用を抑えることができる可能性があります。
車検・メンテナンスパックとは?
「車検・メンテナンスパック」とは、車検までの定期点検やエンジンオイル交換、オイルフィルター交換などの消耗品交換をパッケージ化したもので、新車購入時に提案されることが多いです。
必ずしも加入する必要はありませんが、加入することで通常の支払いよりも安くなるケースが多いです。
メンテナンスパックの費用はどのくらい?
メンテナンスパックの費用は、自動車ディーラーや車種、排気量によって異なります。
例えば、トヨタモビリティ東京で新車(乗用車)を購入した場合のメンテナンス費用は以下の表1にまとめられています。
車種 | メンテナンスパック名 | 通常料金 | パック料金 |
---|---|---|---|
トヨタプリウス | セレクト60 SII Mクラス | 32万2534円 | 25万7900円 |
次に、スズキ株式会社でのメンテナンスパックの費用を確認してみましょう。
車種 | メンテナンスパック名 | 通常料金 | パック料金 |
---|---|---|---|
スズキの車種 | 安心メンテナンスパック | ー | ー |
メンテナンスパックのメリット・デメリット
点検パック=メンテナンスパックには、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
デメリット
これらを踏まえて、メンテナンスパックが本当に必要かどうかを判断しましょう。
メンテナンスパックの料金とお得さ【トヨタ】
ネッツトヨタ東埼玉の「メンテナンスパスポート」について具体例を挙げると、新車購入時に加入できるコースは以下の通りです。
- 30ヶ月コース: 初回車検整備までの法定点検整備・メンテナンスがセット
- 36ヶ月コース: 初回車検整備と法定点検整備・メンテナンスがセット
- 54ヶ月コース: 初回車検整備と2回目車検整備までの法定点検整備・メンテナンスがセット
- 60ヶ月コース: 初回車検整備・2回目車検整備と法定点検整備・メンテナンスがセット
メンテナンスパックの費用は車種やメンテナンスの回数によって異なります。
例えば、トヨタヤリスの場合、「36ヶ月コース」に加入すると42,676円お得になり、継続利用の場合でも通常料金に比べて3万円以上安くなります。
こんな方にはメンテナンスパックがおすすめ
- 自分で整備するのが不安な方
- 消耗品の交換時期が分からない方
- 日常的に車をよく使用する方や長距離運転が多い方
- 安全なドライブを楽しみたい方
- 点検整備にかかる費用を抑えたい方
日常的なメンテナンスが重要
車を所有していると、車検や法定点検以外にも、オイル交換などの日常的なメンテナンスが必要です。
例えば、タイヤの空気圧チェックなどは自分でできるものもありますが、オイル交換などはプロに任せた方が安心です。
これらのメンテナンスはディーラーやカー用品店などで行えますが、つい忘れてしまうこともあるでしょう。
使用頻度が高い方にもおすすめ
車を日常的に使用する方や長距離運転が多い方も、メンテナンスパックに加入することをおすすめします。
車の使用頻度が高いと、部品の劣化やタイヤの摩耗が早くなり、事故や故障のリスクが増えます。
愛車を長く安全に乗り続けるためにも、定期的なメンテナンスをプロに任せると安心です。
ハイブリッド車のオーナーは特に注目
ハイブリッド車は電子制御や電気回路が多く含まれているため、車検整備では専用の診断機器を使用したシステム全体のチェックが必要です。
愛車に長く乗り続けたい方やベストコンディションを保ちたい方は、日常点検でも専門知識を持ったハイブリッドのプロによる点検を受けることをおすすめします。
新車を買ったら点検パックは必要? まとめ
車を安心して長く乗り続けるためには、こまめなメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスパックは、自分でチェックしにくい項目や面倒な日常点検をプロに任せられる利点があり、高品質な点検をリーズナブルに受けられるというメリットもあります。
最後までお読みいただきありがとうございました!