ゆでたまごって、時々うまく殻が剥けないんだよね。
これってきれいにむく方法はないのかな?
それなら、とっておきの裏技があるわ。
今回は、ゆで卵の殻がむけない理由など紹介するわね!
硬くなったゆで卵の殻を剥くのが難しいと感じたことはないでしょうか。
これについて、農林水産省はその公式Xアカウントで、理由と対策を提供しています。
特に、数日間冷蔵庫で保管された卵の使用が推奨されます。
ゆで卵の殻がむけない理由は?
農林水産省の説明によると、新鮮な卵は卵白内に炭酸ガスを多く含み、これが原因で卵の殻と卵白が強く結びつき、殻を綺麗に剥がすことが困難になります。
したがって、殻が剥きやすくなるよう冷蔵庫で保存された卵を使うことが勧められています。
また、美味しいゆで卵を手早く作る方法も、Xアカウントで次のように紹介されています。
- 卵を鍋に入れ、鍋底から1センチの高さまで水を加え、中火で加熱する。
- 沸騰したら蓋をし、中火で4分間加熱する。
- 4分加熱後、火を止めて蓋をしたまま5分置く
(中身を柔らかくしたい場合は3分置く) - 卵を冷やして完成。
この方法なら、少ない水量で4分間加熱するだけで、簡単にゆで卵を作ることができます。
興味があれば試してみる価値があります。
ゆで卵の殻が上手く剥けない3つの理由
以下のポイントを考慮してみましょう。
- 加熱することで、卵白の薄い膜が殻に密着する。
- 購入直後の新鮮な卵を使用すると、卵の気孔から炭酸ガスが抜けていないため、殻が剥きにくくなる。
- 十分に冷やさずに殻を剥くと、剥きにくくなる。
新鮮な卵よりも少し日を置いた卵の方が、ゆで卵を作る際には向いていると言われています。
この事実は、ゆで卵の殻を綺麗に剥きたい場合には特に重要です。
ゆで卵の殻をスムーズに剥くための3つの裏技
ゆで卵の殻をスムーズに剥くための3つの裏技をご紹介します。
これらの方法は、容器に水を入れた状態のゆで卵の扱い方に関するものです。
画鋲を使う技、氷水での冷却、そして容器を利用した方法があります。
①卵に穴を開ける
ゆでる前に、清潔な画鋲などで卵の底に小さな穴を開けます。
②氷水で冷やす
ゆでた卵は直ちに氷水に浸して急速に冷却します。
これにより、白身が収縮して殻との間に隙間が生じ、殻を剥きやすくなります。
氷水で冷やした後、底の丸い部分を軽く割り、水流の下で剥くとより効果的です。
③容器を使って剥く
殻剥きが苦手な方には、容器を使用した方法がおすすめです。
冷やした卵と適量の水を容器に入れ、強く振ります。
これにより卵の殻に細かなヒビが入り、剥きやすくなります。
蓋がない場合は、手で覆いながら振りましょう。
ゆで卵のゆで方と保存方法
次に、ゆで卵をきれいに剥くためのゆで方と、ゆで時間について見ていきます。
大切なのは、卵の温度に応じて鍋に入れるタイミングを調整することです。
室温に戻した卵を使う場合と、冷蔵庫から取り出したばかりの卵を使う場合に分けて説明します。
ゆで方のポイント
室温に戻した卵は、沸騰したお湯でゆで、冷蔵庫から取り出したばかりの卵は冷水からゆでます。
これにより、卵が割れるのを防ぎ、見た目も美しく保てます。
ただし、見た目よりも殻の剥きやすさを優先するなら、沸騰したお湯での調理も選択肢です。
また、鍋に塩や酢を加えると、卵白が外に漏れ出にくくなります。
ゆで卵の保存期間
ゆで卵の保存期間についても触れておきます。
固ゆでの卵は、殻が付いたままであれば長持ちしますが、殻を剥くと雑菌に触れやすくなります。
保存は冷蔵が推奨され、一般的には殻付きの状態で3~4日、殻を剥いた場合はその日のうちに消費することが望ましいです。
ゆで卵は裏技でするんとむける! まとめ
ゆで卵の殻をスムーズに剥ける方法をマスターすれば、料理に関する少なからずのストレスが軽減される可能性があります。
おでんや味付け卵などを作る際にも、殻が綺麗に剥ければ見た目も良くなります。
これを機に、ぜひとも次回の料理時に試してみることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!