この前、かぼちゃをお菓子に使おうとしたら、すごく水っぽい感じで。
これってどうやったらホクホクになるのかな?
確かに水っぽいかぼちゃはちょっと不便よね。
今回は、水っぽいかぼちゃの対策など紹介するわ!
「かぼちゃが水っぽい原因」は、収穫のタイミングの誤りと、追熟を怠ったことにあります。
今回は、水っぽいかぼちゃをホクホクにするステップなどご紹介します!
水っぽいかぼちゃをホクホクにする3ステップ
水っぽいかぼちゃは、どんなシチュエーションでも使うのに困ってしまいますが、以下のホクホクにするステップを踏めば、ホクホクのかぼちゃにすることが可能です。
それでは、以下にホクホクにするステップを見ていきましょう。
ホクホクにするステップ1
カットしたかぼちゃに砂糖をまぶして半日ほど放置します。
半日経てば、水分が出てくるはずです。
これにより、煮物を調理する際に過度な水を使わずに済むようになります。
ホクホクにするステップ2
油でかぼちゃをコーティング カットしたかぼちゃを表面だけを油でコーティングします。
砂糖をまぶして出た水分は煮る際に使用するため、しっかりと取っておきます。
この工程により、かぼちゃがべちゃっとせずに調理できるでしょう。
ホクホクにするステップ3
かぼちゃに火が通ったら汁気を捨てて水分を飛ばす方法です。
油でコーティングしたかぼちゃを醤油大さじ1を加えて蓋をして弱火で煮ます。
必ず弱火で煮てください。
かぼちゃが柔らかくなったら、余分な煮汁を捨て、水分を飛ばします。
この煮汁には砂糖が含まれているため、焦げないように気を付けてください。
かぼちゃの水っぽさの原因
かぼちゃを美味しく楽しむためには、収穫時期の選定と追熟の注意が必要です。
このような問題は、プロの農家にはあまり見られないもので、むしろ家庭菜園で起こりやすいものです。
家庭菜園では、かぼちゃが見た目に美しい段階で収穫してしまう傾向がありますが、この段階ではかぼちゃはまだ水っぽく、充分に熟していないことが多いのです。
かぼちゃの収穫時期は、雌花が開花してから30日から50日後が最適です。
ただ、収穫後も約2週間の期間をかけて追熟させることが必要です。
この追熟過程はキュアリングと呼ばれます。
かぼちゃが水っぽくなる原因は、早すぎる収穫とキュアリングの不足、これら2つの要因が組み合わさった結果です。
かぼちゃが水っぽくなるのを避ける方法
通常、野菜を選ぶ際には外見がきれいであることを重視する傾向があります。
ただ、野菜の場合は外見だけで判断するのは得策ではありません。
実際には、野菜は外見よりも内部の状態が重要です。
以下は、かぼちゃが水っぽくないかどうかを見極めるための方法、つまり熟しているかぼちゃの特徴をまとめたものです。
- ヘタ(茎)が乾燥している。
- ヘタ(茎)が硬く、コルクのようになっている。
- ヘタ(茎)の周りにくぼみがある。
- ヘタ(茎)が太い。
- 皮がしっかりしていて、固い。
- かぼちゃの身が詰まっており、重量感がある。
- 種が太く、詰まっている。
- 果肉の色が黄色からオレンジ色に変化している。
これらの特徴は、先ほどの収穫時期とキュアリングに関連しています。
水分が充分に抜けたかぼちゃは、ヘタ(茎)が乾燥し、糖度が上がり、果肉の色が変わるのです。
また、品質の悪いかぼちゃは種が小さい傾向があります。
要するに、見た目だけでなく、これらの特徴を確認して、美味しいかぼちゃを選ぶよう心がけましょう。
水っぽいかぼちゃでも諦めないで! まとめ
それでは、水っぽいかぼちゃをホクホクにする対策とかぼちゃの水っぽさの原因などご紹介してみました。
水っぽいかぼちゃでもホクホクにできるので、ぜひハロウィンの時期などの参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!