親のクレジットカードって、15歳でも承諾を得れば使えるのかな?
作るのは無理でも、使うのはOKなの?
親の承諾以前に、15歳がクレジットカードを使うことは禁止されてるわ。
今回は、15歳でも親のクレジットカードを使えるのかどうかなど紹介するわね!
法改正により、18歳以上はクレカの所持や作成ができるようになりましたが、15歳では作れないまでも使えるのか?が問題です。
今回は、15歳でも親のクレジットカードは使えるのかなどご紹介します!
15歳でも親のクレジットカードは使える?
まず、結論から言えば、15歳は親のカードであっても、支払いにクレジットカードは使えません。
親の承諾があったとしても、そもそも承諾を出すのは親ではありませんし、親のカードは親名義です。
クレジットカードの使用は本人名義である必要がありますし、使えるのも18歳以上です。
良く漫画や映画で、親のクレジットカードを無断で使うシーンが出てきますが、日本では、使ったのがばれた時点で通報される可能性もあります。
なら、ネット通販でならと思うかもしれないですが、使った時点で記録が残るので親にもすぐばれますし、罰則がなかったとしても、ルール違反です。
18歳未満ではクレジットカードは作れない
2022年4月1日から、民法の改正により、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
その影響もあり、満18歳以上(高校生を除く)であれば保護者の同意がなくても、クレジットカードを作成できるようになったんですね。
もし、15歳でもクレジットカードを作りたい場合、デビットカードなら、中学生を除く15歳以上の方であれば作れます。
なので、高校生がクレジットカードをどうしても使いたいのであれば、親に言って買ってもらうしかありません。
若いうちにクレジットカードを作るメリット
18歳以上ですでに働いているなら、若いうちにクレジットカードを作るのはメリットもあります。
例えば「クレヒス(クレジットヒストリー)」と呼ばれる、利用履歴や信用情報が早くから実績として積めるからです。
もちろん、若いうちからカードを作っても、支払いに延滞などがあれば、クレヒスは悪い実績が積まれます。
各種ローンなどにも受かりやすくなるため、支払い能力に問題がないのであれば、クレジットカードを早めに作るというのも1つの選択肢です。
18歳以上で作れるカードの種類
18歳以上(高校生を除く)で作れるカードの種類には、例えば、以下のようなものがあります。
- クレジットカード:会計時に支払いが発生せず、後から銀行口座からカード利用金額をまとめて支払うことができるカード
- 家族カード:クレジットカードの本会員と生計をともにする18歳以上の同姓の家族が使えるカード
- プリペイドカード:事前に現金をチャージし、チャージした金額の範囲内で支払いができるカード
- デビットカード:チャージ不要で、支払いの度に、口座残高から引き落とされるカード
カードも大きな範囲で見てみると、上記のような種類があります。
ただ、どれを選んだとしても、支払い能力がないうちは、カードの審査自体に落ちる可能性も考えて置いてください。
プリペイドカードなら、審査はいりませんが、事前に現金チャージが必要なので、他のカードよりも不便かもしれません。
クレジットカードを初めて使う時の注意点
クレジットカードが手持ちのお金がなくても使えるのは便利ですが、支払い方法によっては手数料がかかることも考えておいてください。
例えば、支払い方法による、手数料の違いは以下のようになります。
支払い方法 | 特徴 |
リボ払い | 月々の利用金額に関係なく、毎月ほぼ一定の金額を支払い |
分割払い | 利用金額を指定した回数で分割して支払い ※2回払いなら2回の請求月に半額ずつ支払い |
ボーナス払い | 年に2回(夏・冬)のボーナス時期に支払い ※ボーナス2回払いは手数料が必要 |
15歳は親のクレジットカードは使えない まとめ
それでは、15歳は親のクレジットカードを使えるのか、また18歳未満ではクレジットカードを作れるのかなどご紹介してみました。
結論から言えば、15歳は親名義のクレジットカードを使えません。
クレジットカードは名義人本人しか使えないことと、18歳未満はカードを利用できないとの年齢制限があるからです。
勝手にクレジットカードを使うのは、罰則がなくても、ルール上違反なのは間違いありません。
どうしても欲しい商品があり、15歳であれば、親に買ってもらうのが一番安全です。
最後までお読みいただきありがとうございました!