さいたま新都心の「新」は何に対する「新」？立地用語など解説！

さいたま新都心という呼び方がありますが、この「新」とは何を意味するのか疑問に思ったことはありませんか？

今回は、さいたま新都心の「新」とは何を意味するのかや、紛らわしい立地用語など立地用語などもご紹介します！

さいたま新都心の「新」は何に対する「新」なの？

まず結論から言えば、さいたま新都心の新は、東京の都心に対抗して作られた立地用語です。

具体的には、「新都心」は、東京都の隣県に対する新しい立地用語で、「幕張新都心(千葉)」「横浜みなとみらい21(横浜)」なども位置付ける言葉でもあります。

オフィスなどの業務機能を分散させるために作られた街並みで、交通の便も良く、それぞれ都市としての価値も認められているので、さいたま新都心と呼んでいるようです。

他にもある！ちょっと紛らわしい立地用語

マンションやアパートなどの不動産物件を扱う会社では、立地用語も重要となりますが、新都心だけでなく、ちょっと紛らわしい立地用語は意外とたくさんあります。

中でも、混同されやすい立地用語をご紹介します。

都心

都心は、官庁、商業、企業の本社などが集中する、言わば首都の心臓部分を指す立地用語です。

なので、東京で言えば、丸の内、霞ヶ関、大手町、永田町、銀座、東京駅近辺などが都心と呼ばれる地域です。

ちなみに、千代田区、港区、中央区は「都心3区」とも呼ばれており、もしこの3つのどれかに該当するなら、間違いなく都心と呼べます。

副都心

東京メトロの路線名にもなっている「副都心」ですが、こちらの用語は約50年前に生まれました。

ただ、1980年代に入ると、3地区だけでは受け皿としての機能が間に合わず、「副都心」の再定義・新開発も行われました。

そのため、現在では副都心と言うと、「大崎」や「上野」「浅草」「錦糸町」「亀戸」なども副都心に含まれているようです。

新拠点

新拠点は、副都心に準ずる東京都の「交通」「経済」「商業」などの多様な機能を持った町を指す立地用語です。

新拠点は、「品川」「秋葉原」「羽田」の3地区が指定されていますが、どれも東京にある町で、他の地域には新拠点と呼ばれる場所はないみたいです。

核都市

核都市とは、「住む」という観点に特化された、大規模な交通ターミナルを中心に整備された町を指す立地用語です。

どちらかと言うと、ファミリー向けの町で、「八王子」「立川」「町田」「多摩ニュータウン」「青梅」が核都市に指定されています。

さいたま新都心駅はどこにあるの？

さいたま新都心ですが、駅がどこにあるのかをご存じない方は多いんじゃないでしょうか？

さいたま新都心駅の場所は、埼玉県さいたま市のほぼ中央にあり、場所としては大宮区吉敷町にある駅です。

「浦和市」「大宮市」「与野市」の3市が合併してできた町＝「さいたま市」の先駆けとして建設された駅で、首都を補完する意味合いがあることから「新都心」の名が付けられたとも言われています。

JRさいたま新都心駅の東口の特徴

さいたま新都心駅は、東口と西口では様相が違い、東口の最大の特徴はショッピング街が広がっていることです。

特に「コクーン・シティ」という大型のショッピングモールが有名で、中には数多くのショップもあるなど、ショッピング目的なら、東口で降りるのが便利です。

また、コクーンシティには「MOVIXさいたま」と呼ばれる映画館があり、周辺住民や周辺に勤める人々を楽しませてくれるエンターテイメント施設の一つとして人気が出ています。

JRさいたま新都心駅の西口の特徴

JRさいたま新都心駅の西口には、東口とは違い、行政機関とスポーツ施設が集まる場所です。

公務員などが通勤し、首都機能の補完的な役割を担っているのが西口というわけです。

また、さいたま赤十字病院、埼玉県立小児医療センターなどもあるので、いざという時に助けとなってくれる場所でもあります。

西口の北西部にあるさいたまスーパーアリーナなども有名ですが、格闘技ブームが起こったこともあり、今ではある意味「聖地」として知名度も上げています。

新都心は東京の都心に対抗して作られた？ まとめ

それでは、さいたま新都心の「新」にはどんな意味があるのかや、都心や副都心などの立地用語の簡単な説明、さいたま新都心駅はどこにあるのかなどご紹介してみました。

さいたま新都心の「新」は都心に対抗して作られた立地用語みたいですね。

また、都心や副都心など、立地用語はとにかくわかりづらく、私は都会に住んでないのであまり影響はしませんが、都心などで部屋を借りる場合は、立地用語も覚えておくのがおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました！