冷風扇とPCの組み合わせはやめた方が…

こんにちは。トレトレです。
北海道も30度越えの日が続き、今年の夏の暑さは異常ですよね。( ；∀；)

でも、もし冷風扇を使おうと思ってる方、ちょっと待ってください！
パソコンと冷風扇は、非常に相性が悪いんです。

以前私がPCを壊した原因でもある加湿器のご紹介とともに、冷風扇でPCは冷えるのか？などの疑問にお答えしますね！＾＾

冷風扇でPCは冷えない？

まず、結論から先に言いますと、冷風扇でPCが冷えることはほぼありません！

むしろPCの側で使ったら、湿気のせいでPCが壊れる可能性の方が高いです！

なぜなら、冷風扇の仕組みは、扇風機の風に、水分を気化させて冷やすのが目的なので、風に扇風機よりも多くの水分を含み、湿気が上がってしまうからです。

もし冷風扇でパソコンを冷やそうとして、風を当てると水分に弱いパソコンはもろに影響を受けて、壊れる元になるのでやめましょう！

ちなみに、エアコンやクーラーは逆に除湿しながら、部屋全体を冷やしていますし、PCの側にはないので、影響はあまりありません。

そもそもパソコンの冷却に冷風扇は、ほとんど意味がありません。
もしパソコンの冷却を本気でするなら、人間が感じる2倍の冷たさが必要です。

後述もしますが、パソコンに高湿度はよくないので、もし冷風扇を使うなら、パソコンから離して使い、人間にだけ当てるようにするのが本来の使い道です。

アロマディフューザーでPCを壊した話

冷風扇を候補に入れる前に、部屋にアロマディフューザーを置いていた時期がありました。
部屋の中がアロマの香りで満たされると、喜んで使っていましたが…

PCの作業中に、プチンプチンと落ちるようになり、慌てて機械に強い弟に聞いたところ、「PCの側でアロマディフューザーを使うなんて、馬鹿か！」と怒られました。

どうやら、PCの不調の原因はアロマディフューザーにあったみたいで、利用をやめた途端にPCが落ちなくなったんですね。

それでも、湿気が影響してたせいか、結局パソコンはお亡くなりに…

アロマディフューザーは、パソコンの側においてはダメと初めて知りました…(-_-;)

私としては離しているつもりだったんですが、部屋が狭いこともあり、これじゃ全然距離が足りないと言われ…

結局まだ使えるはずだったアロマディフューザーも使われなくなりまして。
加湿器の機能が付いたディフューザーは、今後も使わないようにしました。

加湿器って冬に活躍しそうなイメージもありますが、PC作業が多い方は置き場所に十分注意してください。

私のようにPCが壊れる前に、まずPCからなるべく遠ざけるのがポイントです！

PCから離れているのであれば、そのまま部屋に浸透してしまうので、問題はありませんが、どちらにしても冷風扇などで湿気が70%を超えれば、PCも不調を訴えるので気をつけてくださいね。＾＾

冷風扇はエアコンと真逆の機能？

冷風扇とエアコンは、真逆の方法で部屋や人間を冷やしています。

冷房の基本は、「潜熱」と「顕熱」にあり、温度を下げることと、空気中の湿度を下げて乾燥させ、体表面からの発汗を促すことで「涼しさ」を出しているんです。

冷風扇は、「潜熱」がメインなので、汗をかく人間には有効です。
逆に、汗をかかないPCなどの機械は「潜熱」がないので、冷風扇を当てても無意味なんですね。

日本の家庭用エアコンなどは「潜熱・顕熱比」が半分くらいに設定されているので、人間も機械も半々で冷やしています。

つまり、人間よりもPCが冷えるためには、人間が感じる2倍の冷たさが必要なんですね。

冷風扇は「潜熱」を奪うことは不可能ですし、「顕熱」自体もそれほど効果ありません。
単に、涼しい雰囲気を出しているだけなので、せっかく高いお金を出して買っても、PCは冷えないので気をつけてください。

もちろん、汗っかきの人が自分にあてる分には問題ないですし、そこそこの涼しさは得られます。

ただ、何度も言うようですが、冷風扇の風をパソコンにあてるのはNGですし、湿気が70％以上にならないように気をつけなくてはいけません。

もし部屋にPCがあるようなら、できれば冷風扇の使用は控えるようにした方がいいと思います。

冷風扇には機械を冷やす力なし！

それでは、冷風扇をPCにあてた場合、実際に冷えるのか、またデメリットは何か？などご紹介してみました。

私は日常的にパソコンを使いますが、アロマディフューザーで大失敗を犯したので、今は扇風機オンリーです。

冬場にもアロマディフューザーの湿気は怖いので、PCが部屋にある場合は、避けた方が無難です。

冷風扇は言ってみれば、風鈴のような雰囲気商品に近いので、涼しさは気休めです。
気分を出すなら冷風扇も素敵なんですが、PCにあてると壊れる危険性があるので注意してみてくださいね。

記事が参考になりましたら、嬉しいです！＾＾