おにぎりに海苔を巻くようになるのはいつから?理由や歴史など解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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おにぎりに海苔を巻くようになるのはいつから?理由や歴史など解説!

おにぎりに海苔を巻く理由と歴史 料理・スイーツ

僕はおにぎりが大好きで、もちろん海苔も好きなんだけど、歯にくっつくのが嫌な人もいるみたいだね。

でも、そもそも海苔って何のために巻いてあるんだろ?

手に付かないためとか色々理由はあるみたいよ?

今回は、おにぎりに海苔を巻く理由やいつから巻くようになったのかなど紹介するわ!

おにぎりと言えば、混ぜご飯など一部を除き海苔が巻いてありますが、なぜ巻いてあるのかを不思議に思ったことはありませんか?

今回は、おにぎりに海苔を巻く理由や何時頃から巻くようになったのか歴史などもご紹介します!

おにぎりに海苔を巻く理由は?

おにぎりに海苔を巻く理由は、手にご飯がくっつかないようにするためと、海苔の栄養を同時に取るためです。

ただ、実は昔のおにぎりには海苔が巻かれておらず、今のように海苔が巻かれるようになったのは、板海苔が「浅草海苔」などの名で一般にも普及し始めた江戸の元禄時代からです。

現在のおにぎりは、コンビニなどを見るとわかりますが、ビニールなどで個包装されていますが、おにぎりが生まれた頃にはビニールなどはありませんでしたから、竹の皮などに包んで携帯していたと言われています。

ただ、竹の皮で包んで持ち歩くと、密閉性が完全ではなく、また直で乗せるために、どうしても水分がもっていかれてしまいますし、何よりも包にくっついてしまうので、せっかく握ったおにぎりが崩れてしまうなどの難点も多かったようです。

昔と今は海苔の役割が違う?

なので、おにぎりの海苔は、今では手にくっつかないためとの目的がありますが、当時は手ではなく包みにくっつかないようにするために巻くようになったとも言われています。

個人的には、おにぎりには海苔は必須と思っているので、味を楽しめるのも理由の一つかなと思います。

また、現在ではラップなどがあるので、必ずしも海苔は必要とはなくなったようにも見えますが、海苔付きのおにぎりの方が消化が良いと科学的に発見されたことにより、今現在でも海苔はおにぎりのマストアイテムとなっているんですね。

おにぎりに海苔を巻くようになったのはいつから?

上記でも少しご紹介しましたが、おにぎりに海苔を巻くようになったのは、江戸時代の中期=元禄時代と言われています。

おにぎり自体が生まれたのは、奈良時代の文献「常陸国風土記」にある「握飯(にぎりいい)」が由来とされますが、この頃の海苔は全て天然もので、庶民には手が届かない高級品でした。

その後、江戸時代になると、海苔が養殖でも作られるようになり、和紙の製紙技術を用い、紙状に加工した板海苔が生まれます。

この時の板海苔は四角い形をしていて、今の海苔と同じですが、「浅草海苔」などの名称で広く一般に普及したことで、一般の人も海苔を食べられるようになったんですね。

当時の日本では、おにぎりは携帯食として使われており、海苔を巻くと手にご飯粒がくっつかないなどの理由から、おにぎりに海苔を巻く風習もまた生まれたわけです。

海苔の栄養価も見逃せない

海苔は栄養も豊富とのことで、おにぎりに不足している栄養素を補う役割もありました。

海苔は海草の一種ですが、ビタミンやミネラル、たんぱく質も豊富に含まれており、栄養バランスを整える意味合いもあったようです。

また、何より海苔を巻くと、ご飯が美味しく感じますし、パリパリした食感のコンビニおにぎりは毎日でも食べたくなるのは私だけでしょうか?

おにぎりの水分を含んだしっとり海苔も美味しいですが、独自の製法でパリパリの食感を残したおにぎりもまた、日本の優れた発明品だと思います。

おにぎりの海苔はちゃんと意味がある まとめ

それでは、おにぎりに海苔を巻く理由、また由来や歴史などご紹介してみました。

海苔を巻く理由の一つに、ご飯粒が手にくっつかないようにするためとありますが、今はラップなどがあるので、海苔を巻かずに作るおにぎりも沢山あります。

ただ、海苔はくっつかないようにするだけでなく、栄養バランスを整える意味もあるので、ぜひ、おにぎりを手作りする時には、海苔を巻いて食べてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!