入学式の祝辞のマナーとは?PTA会長の祝辞の書き方など解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
「アフィリエイト広告を利用した記事があります」

 

入学式の祝辞のマナーとは?PTA会長の祝辞の書き方など解説!

入学式の祝辞のマナーとは 季節の悩み

入学式ではPTA会長の祝辞はお馴染みだよね。

祝辞にもマナーがあるらしいけど、どんなことに気を付ければいいのかな?

そうね。とにかく簡潔にまとめることが大切だと思うわ。

今回は、PTA会長が祝辞を述べる時のマナーや書き方など紹介するわね!

PTA会長の祝辞は入学式でおなじみですが、祝辞の書き方や挨拶の仕方など、気になるマナーは意外と多いです。

今回は、入学式で祝辞を述べる時に押さえておきたいマナーなどご紹介します!

入学式の祝辞のマナー

入学式ではPTA会長からの祝辞が述べられますが、どんな祝辞を述べるかで頭を悩ませることも多いと思います。

ただ、校長→来賓と祝辞が続く中、基本の内容は大きく変わりはありません。

基本的な祝辞は「おめでとう」から始まり、新しい生活、新しい友達が増える、学ぶ楽しさなどを伝えて、学校生活が楽しくなるように、かつ有意義になるように話せばOKです。

また、PTA会長として祝辞を述べるなら、以下の基本的な構成を覚えておくと便利なのでご紹介します。

  1. 自己紹介
  2. 入学生に対するお祝いの言葉
  3. 中学や高校生活の話
  4. 新入生への励ましのメッセージ
  5. 保護者への挨拶
  6. 締めの言葉

もし、最初の段階で自己紹介をしない場合には、締めの言葉の所で自分の名前を伝えます。

また、5番目の保護者への挨拶は、2番目のお祝いの言葉に入れてまとめてもOKです。

祝辞を述べる時の手順とマナー

PTA会長が入学式で祝辞を述べる時には、ほとんどの場合壇上に上がって話をするので、壇上に上がる時にもマナーを守らないといけません。

以下に、基本的な手順とマナーもご紹介します。

  1. 司会者に「次はPTA会長の祝辞です」と呼ばれたら、「はい」と大きな返事をして立ち上がり、椅子の横の方に移動し、まず、来賓の方々へ一礼し、教職員へも一礼します。
  2. 壇上へ上がる時も、すぐに演壇には行かず、まずは国旗に一礼しましょう。
  3. 一礼が終われば、演壇に向かい、姿勢を正してから前を向きます。
  4. 一呼吸おいたら、一歩下がって深く礼をし、生徒には座ってもらいましょう。
    ※この時、合図は、事前に打ち合わせをしておくのがおすすめです。
  5. 生徒が全員座ったことを確認したら、一呼吸おき、祝辞の原稿を読み始めます。
  6. 読み始めるときには、最初に「祝辞」と言ってから本文に入りましょう。
  7. 読み終えたら、原稿をしまって、演壇の右上の場所に祝辞を置きます。
  8. 姿勢を正したら、まっすぐ前を向き、一歩下がり、礼をしましょう。
  9. また、国旗に軽く礼をし、壇上から降ります。
  10. 最後に、職員→来賓の順に一礼をしてから、着席して完了です。

祝辞は読む前も読んだ後も、礼が必要となるので、読んだ後さっさと着席しないように気を付けてみてください。

PTA会長の祝辞は、校長や教育委員会の後に行われるので、先に見本として確認しておくとよいかもしれません。

入学式の祝辞の例文とマナー

入学式の祝辞の原稿を作る時には、時候や季節の挨拶を入れるとスムーズに作れることも多いです。

もし祝辞を書くなら、祝辞用紙を用意しておいて、文字は筆ペンか毛筆で書くのがマナーです。

また、文字はつるつるした面に書くようにし、用紙が余った場合は切らずに折り込むようにしましょう。

祝辞を包む用紙は、多当紙と呼ばれるものですが、熨斗袋と同じように、左から右に開くタイプです。

中には用紙と封筒がセットになっているタイプもあるので、表書きを「祝辞」とし、名前は書かないように気を付けてみてください。

以下に、小学校の場合の祝辞の例文をご紹介します。

小学校での祝辞例文

新1年生の皆さん、入学おめでとうございます。
保護者の皆様も、本日は誠におめでとうございます。
PTA会長の○○と申します。
PTAを代表して、一言ご挨拶申し上げます。

新1年生の皆さんは、これから1年生として、足し算や引き算、漢字とかを勉強していったり、お友達と仲良く遊んだりするわけだけど、始めはわからないことや不安なことがあるかもしれません。
でも、心配しないでね。
○○学校の上級生の皆も、最初はそうだったんだよ。
だから、心配しないでわからないことは、先生や周りのお友達に聞いてみてね。
皆が小学校に行くのが楽しくなってくれたら、私はすごく嬉しいです。

○○小学校のPTAでは、地域の皆様、先生方と一緒に登下校や放課後、子供たちが外で遊ぶ中で、地域としてどのようにしてのびのびとして成長して、安全を守っていくかを考えて日々の活動を行っています。
保護者の皆様におかれましては、お忙しいとは存じますが、どうかPTA活動へのご理解とご協力をいただきますようにお願いいたします。

最後となりますが、新入生の皆が、楽しく笑顔いっぱいで小学校生活を送れるようにお祈りしております。
これを挨拶とさせていただきます。

このような感じで、挨拶から始まり、新入生へのメッセージ→保護者への挨拶→締めの言葉で終わらせるのがおすすめです。

祝辞は、簡潔に短く終わらせるのもポイントなので、スピーチは1~3分を目安にしてみてください。

また、祝辞なのですから説教めいた言葉を避けること、また保護者に両親や母、父などの言葉は使わないように気を付けて、新入生への励ましのメッセージを送ってみましょう。

入学式の祝辞のマナーは内容と長さが大切 まとめ

それでは、入学式の祝辞のマナーと小学校での祝辞の例文、お辞儀などの仕方をご紹介してみました。

小学校の祝辞の例をご紹介しましたが、基本の構成がわかっていれば、中学校や高校にもアレンジできると思います。

PTA会長からの祝辞は、長すぎると生徒が飽きてしまいますし、短すぎるとそっけない印象を与えるので、1~3分くらいを目安にして、原稿を用意してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!