春分の日の決め方は?なぜ年ごとに日付が変わるの?理由は太陽の通り道にあった! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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春分の日の決め方は?なぜ年ごとに日付が変わるの?理由は太陽の通り道にあった!

春分の日の決め方と計算式 3月

祝日ってなぜか毎年変わることが多いよね?

そもそも春分の日って、誰がどうやって決めているのかな?

私も疑問に思ったことがあるわ!

今回は、春分の日の決め方は、誰がどうやって決めているのかなど紹介するわね!

春分の日って、毎年微妙に日付が違いますが、なぜ変わるのか不思議に思ったことはありませんか?

今回は、春分の日は誰がどうやって決めているのか、決め方のポイントなどご紹介します!

春分の日の決め方は誰がどうやってる?

春分の日は毎年日付が変わりますが、決め方は、毎年国立天文台が決め手いて、前年の2月1日に政府が発表することで決められています。

なので、すでに将来の分まで計算されていて、それがわかっていれば、未来の春分の日がいつなのかもわかるようになっているんですね。

実際、「国立天文台」が算出する、暦の年表をまとめた「暦象年表」では未来の春分の日が決まっています。

気になる方は、国立天文台のHPから調べてみてください。

歴象年表を元に、閣議決定によって春分の日が決まり、前年2月の官報で報告されると、はじめて正式に国民の祝日としての春分の日が決まります。

つまり、決めるのは国立天文台で、確定するためには政府の発表が必要ということなんです。

春分の日は太陽の通り道が関係

春分の日の決め方に深く関わるのが太陽の通り道です。

地球は太陽の周りを1年かけて一周(公転)しており、地球は1日をかけて一周(自転)しますが、自転するときに地球の軸が公転の面に対して、約23.4度傾いています。

なので、公転するときに、傾きが昼と夜の時間の違い=季節を生み出します。

太陽が上の方に移動して北半球に近づくと、北半球は夏に、南半球は冬の季節が訪れます。

逆に下の方に移動しすると、南半球に近づいた時に北半球は冬になり、南半球は夏が訪れるんですね。

そして、年に2回昼と夜の長さがほぼ同じになるのが、春分点と秋分点で、一瞬しか交わりません。
その春分点と秋分点を含む日が「春分の日」や「秋分の日」と呼ばれます。

厳密にいうと、昼の時間がやや長いですが、太陽の通り道がどこかによって春分の日も決まっているんです。

春分の日は計算によっても求められる?

春分の日の決め方は上記でご紹介した通りですが、実は国立天文台のHPで検索しなくても、簡単に日付を計算できるんです。

計算の方法は簡単で、西暦を4で割ったときの「余りの数」で簡単に決められます。

●余りが0のとき:その年の春分の日は3月20日
●余りが1のとき:その年の春分の日は3月21日

ただし、この計算式はうるう年などによっても変わるため、同じ計算が使えるのは2023年までとされ、事前に春分の日を知りたいなら、国立天文台の計算式を利用してみてください。

エクセルを利用した決め方

ワードやエクセルなどオフィス関連のソフトを利用している方なら、いつでも簡単に春分の日が計算できます。

国立天文台の計算式を利用する方法ですが、エクセルの場合は、以下の計算式で簡単に求められるんです。

計算式:INT(20.8431+0.242194*(自分が調べたい年-1980))-INT((自分が調べたい年-1980)/4)

エクセルを使えば簡単にわかるので、手順も覚えておきましょう!

計算式を使ったエクセルの手順

  1. エクセルのセルの中に、自分が調べたい年を入力します。
  2. その下段のセルを選択したら、数式バーの所にある「関数の挿入」をクリックしましょう。
  3. 「関数の挿入」のダイアログボックスで、DATE関数を検索したら、挿入します。
  4. DATE関数の「関数の引数」と書かれたダイアログボックスの中の「年」「月」「日」に入力します。
  5. ●年の部分:自分が調べたい年を入力したセルを選択します。
    ●月の部分:「3」を入力しましょう。
    ●日の部分:「INT(20.8431+0.242194*(調べたい年-1980))-INT((調べたい年-1980)/4)」を入力します。
  6. 入力後に「OK」をクリックすれば、答えが出ます。

定気法の計算方法の特徴

定気法は、実気法とも呼ばれ、太陽の通り道である「黄道」を24等分して計算します。

つまり、太陽が15度(360度÷24計算)進むことで、それぞれの節気を決めていく方法です。

地球は公転するとき、楕円形に一周するので、季節が変わるごとに15度ずつ進む時間が変わるんですね。

なので、定気法で計算すると、二十四節気が一定間隔にならず、日数も不均等になるとの特徴があります。

平気法の計算方法の特徴

平気法は、恒気法や常気法などとも呼ばれる計算式で、1年を時間で24等分します。

365日(1年)÷24=15.2日と計算されるので、15日が1節気との計算になるんですね。

ただ、平気法の計算式では、太陽の動きを無視して計算するので、定気法と比較すると、最大で2日の違いが出ます。

計算方法自体は簡単ですが、正確に日時を決めるときにはあまりおすすめできません。

結局どの計算方法がいいの?

どれを使って計算するかは自由ですが、エクセルをお持ちなら、そちらを使った方が正確に日時が計算できると思います。

もし春分の日によって有給休暇を取るかどうかで迷った場合(年によっては連休にすることができるため)には、エクセルを使った計算方法がおすすめです。

ちなみに、2022年以降の春分の日は以下の通りになります。

  • 2022年 3月21日(月曜日)
  • 2023年 3月21日(火曜日)
  • 2024年 3月20日(水曜日)
  • 2025年 3月20日(木曜日)
  • 2026年 3月20日(金曜日)

一つの参考として、使ってみてくださいね。^^

春分の日の決め方は計算式がある! まとめ

それでは、春分の日は誰がどうやって決めているのか、またどんな計算方法があるのかなどご紹介してみました。

春分の日は太陽の通り道が関係しており、春分点を太陽が通る瞬間を含む日が春分の日と決められています。

どうせ有給休暇を取るなら、連休にしたいと考える方も多いと思いますので、どの日が春分の日になるかも計算しておくと、効率的に休みも増やせます。

ぜひ、エクセルなどを利用して、春分の日がいつになるかを計算してみてください。