クリスマスツリーってもみの木のイメージが強いけど…
本来はなんの木が使われるのかな?
それが、世界でも使われる木が違うみたいなの。
今回は、クリスマスツリーは本来なんの木が使われるのかなど紹介するわね!
クリスマスツリーと言うともみの木のイメージが強いかもしれませんが、本来はなんの木が使われるのか疑問に思ったことはありませんか?
今回は、クリスマスツリーに使われるのはなんの木なのか一覧でご紹介します!
クリスマスツリーにはなんの木が使われる?
クリスマスツリーに使われているのは、なんの木かと言えば、本来ならばもみの木です。
ただ、もみの木にも種類があり、個体種の「もみの木」の場合もあれば、マツ科モミ属の総称を指すことも多いんですね。
また、もみの木に似たトウヒの仲間ももみの木と呼ばれることがあり、もみの木とひとくちに言ってもいろいろな種類があります。
ただ、現在ではヨーロッパでも、もみの木以外が手に入りやすくなったこともあり、ドイツトウヒと呼ばれる松の木が使われることも多く、日本ではもみの木が手に入りづらいこともあり、エゾマツやトドマツなどの松の木が使われています。
毎年幼木を用意するのは大変ということで、プラスティック製のクリスマスツリーも人気がありますが、本来なんの木を使うの?という答えは、もみの木といって間違いないと思います。
日本でクリスマスツリーに向くのはなんの木?
日本で本物の木でクリスマスツリーを作りたいなら、以下の4種類がおすすめです。
それぞれに特徴があるので、詳しくみていきましょう。
①ウラジロモミ
ウラジロモミは、福島県から四国辺りに生える日本の特産種で、マツ科モミ属に該当します。
名前の通り葉の裏側が白いのが特徴で、もみの木よりも若干灰色がかった外観をしています。
もみの木と似ているため、日本では使われることも多く、クリスマスツリーとしても人気が有る品種です。
②トドマツ(北海道モミ)
トドマツは、北海道のほぼ全土に分布しているため、別名「北海道モミ」と呼ばれることもあります。
用途は建築材料などへの使用がメインですが、樹の形が円錐形であり、かつ葉が柔らかく扱いやすいなどの理由から、近年クリスマスツリーの木として人気がでています。
今では庭園向けの木としても知られ、北海道ではもみの木に使われることも多いようです。
③エゾマツ
エゾマツもまた、北海道の全土に分布している木で、もみの木と比べると成長が遅いため、家庭向きの木とされており、盆栽などにも人気があります。
葉の先が尖っているため、クリスマスの飾りをつける時には注意が必要ですが、雪が降ると天然のクリスマスツリーへと変身するため、本来の意味でのクリスマスツリーとして言えるかもしれません。
北海道では、いわゆるモミの木は手に入りにくいですが、その代わりに常緑樹であるマツがあるので、その意味ではクリスマスツリーの木探しは楽なのかなと思います。
④定番のモミの木
最後に、ヨーロッパでは定番のモミの木も、日本では自生しており、たとえば、高尾山などでは立派なモミの木をケーブルカーから見ることができます。
本州〜九州がメインですが、昔から、米ビツ、割り箸などの日用品を作るのに使われてきた、実は歴史のある木なんです。
日本ではクリスマスツリーとして使われていなかったモミの木は、今ではクリスマスツリーの原点として扱われており、本来の意味から言っても、もみの木はやはり定番ですね。
クリスマスツリーは本来なんの木? まとめ
それでは、クリスマスツリーには本来なんの木が使われているのかや、日本でのクリスマスツリーに使われている木の種類などご紹介してみました。
やはりクリスマスツリーと言うともみの木がメインですが、北海道などモミの木が手に入らない場所では松などの木も使われているようです。
もしなんの木?と言われれば、もみの木というのが正解かもしれませんが、現代では気にしている人は少ないのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!