お菓子作りでは定規が必要なことってあるけど。
ルーラーって、定規の代わりになるの知らなかったよ。
私も単にケーキを同じ厚みにカットできるだけと思ってたの。
今回は、お菓子作りに必要な定規の選び方など紹介するわね!
お菓子作りでは、生地の厚みなどを定規で計ることもありますが、ルーラーと言う便利な道具があることをご存じですか?
今回は、なぜお菓子作りで定規が必要なのかや、ルーラーの選び方のポイントなどご紹介します!
お菓子作りに定規が必要な理由
お菓子作りに定規が必要な理由は、厚みを均等にするには目測では限界があるからです。
そこでおすすめなのがルーラーで、ルーラーは縦に長い定規のような形をしています。
ルーラーなどがないと、目で見た範囲では平らに見えても、実際に焼く段階になると、必ずしも平らにはなっていないので焼きムラが出来てしまったりするんですね。
定規にもいろいろある
もしルーラーがない場合でも、定規は製菓用のタイプを使うのがおすすめです。
なぜなら、普通の定規は0の前に数ミリの幅があることが多く、しっかりと厚みを計れません。
なので、初心者の方こそ定規は必要で、もっと言えば、ルーラーを使えば、誰でも手軽に均一の厚さに生地を伸ばしたり、ケーキを上手くカットできるようになるんですね。
以下に、ルーラーの選び方のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ルーラー(定規)の選び方のポイント
ルーラーはアクリル製や金属性のタイプがあり、どちらを選ぶかは自由です。
軽く重みがあるので、クッキー生地を伸ばすときにはあまりよさを感じませんが、ケーキをカットするときには、多少重みがあるタイプの方が切りやすくなります。
金属製のルーラーであれば、多少麺棒を動かしても、ずれにくくなるので、できればアルミなどの金属性がおすすめです。
ルーラーが軽いと、生地を伸ばしている最中にどんどん動きでずれてしまう!とお悩みの方は、アクリル製よりもアルミ製などの金属タイプがおすすめなんですね。
ルーラーがない時の代用品はある?
もし「頻繁にお菓子作りをするわけじゃないし。」とか「家に道具が増えるのは嫌!」と言う方は、ルーラーは割りばしでも代用できます。
日本で販売されている割りばしは、ほとんどが4mm厚さなので、そのまま2本並べて、上で麺棒をコロコロすれば、立派にルーラーの代わりになります。
とはいえ、使い捨てもできますし、アクリル製のルーラーでも問題なく使える方なら、割りばしで全然OKです。
金属製のルーラーはおすすめなんですが、手入れを怠ると錆びることもあります。
その点、割りばしなら、使い終わって捨てるのも抵抗がないですし、取り換えて使えば衛生的にも◎ですね。^^
ルーラーはどうやって使えばいい?
ルーラーの使い道と言えば、クッキー生地を伸ばす、ケーキを均一の厚みにカットするなどがありますが、それぞれ使い方を簡単に見ていきましょう!
ルーラーでクッキー生地を伸ばすなら?
- 台の上に休ませたクッキー生地を置いたら、少し生地から離した場所に、垂直にルーラーを置きます。
- ルーラーに麺棒を乗せたままで、生地の上から麺棒を転がせばOKです。
ルーラーを使うと、ただ転がすだけでルーラーの厚みにそのまま伸ばせるので、あるのとないのとでは作業効率が全然違います。
ただ、台所で段差があるとルーラーを使っても上手く伸ばせないので、なるべく平らな場所で転がすようにしてください。
ルーラーでケーキをスライスするなら?
- スポンジ生地の奥と手前側に1本ずつルーラーをセットします。
- 片方の手にケーキナイフを持ち、もう片方の手でケーキが動かないように軽く押さえつけましょう。
- そのままルーラーが動かないようにしながら、ナイフを前後に動かせばOKです。
ケーキ生地が柔らかすぎると、上手く切れないことも多いので、ある程度冷めて生地がやや固くなってからのスライスがおすすめです。
クッキー生地と違い、慣れるまでには少々大変なんですが、ムースケーキなど断層を作りたいケーキにはルーラーが便利なので、ぜひいくつか厚みの違うルーラーを使ってみてください。
お菓子作りの定規ならルーラーで! まとめ
それでは、お菓子作りの必須アイテムともいえる定規として、ルーラーがおすすめの理由や簡単なルーラーの使い方などご紹介してみました。
ルーラーがあると、生地を伸ばすときやケーキをスライスするときに劇的に手間が省けるので、もし本格的にお菓子作りを始めるなら、用意しておきたい商品です。
ぜひ、ルーラーの使い方も覚えて、お菓子作りの腕前をワンランクアップさせてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!