
カフェに行くと、ついついMサイズを選んじゃわない?
Lサイズは大きすぎるし、Sサイズは量が少ないイメージがあるんだよね。

わかるわー。やっぱりMサイズがお得な気がするのよね。
今回は、カフェでMサイズを選ぶ人の心理など紹介するわ!
カフェでドリンクを注文するとき、S・M・Lの3サイズが並んでいたら、ついMサイズを選んでいませんか。
「なんとなく無難だから」「大きすぎず小さすぎないから」と感じる人は多いはずです。
実はこの行動、単なる好みや偶然ではなく、人間の心に備わった“選択のクセ”が大きく関係しています。
なぜ人は「真ん中」を選びやすいのか

カフェのサイズ選びに限らず、私たちは日常的に「三択」の場面に出会います。
定食の松・竹・梅、スマホの料金プラン、家電のグレードなど、どれも構造はよく似ています。
「ちょうどいい」を求める心のクセ
人は極端な選択を避け、「ほどほど」「無難」「平均的」なものに安心感を覚えます。
高すぎるものは損をしそう、安すぎるものは失敗しそう―
―そんな不安を同時に回避できるのが真ん中の選択肢です。
特に3つの選択肢が並んだ場合、真ん中は次のように認識されやすくなります。
- 失敗しにくそう
- 他人から見て妥当
- 自分の判断が否定されにくい
その結果、「安心できる答え」として選ばれやすくなります。
「損をしたくない」という感情が強く働く
人は得をする喜びよりも、損をする痛みを大きく感じる傾向があります。
そのため、次のようなイメージが頭に浮かびやすくなります。
- 一番大きいサイズを選んで飲みきれなかったらどうしよう
- 一番小さいサイズを選んで物足りなかったら嫌だ
こうした損失の想像を避けた結果、どちらの後悔も起こりにくそうな真ん中を選ぶ判断につながります。
考えるエネルギーを節約したい
選択肢が増えるほど、私たちの脳は疲れます。
一つひとつ比較して「自分に最適な答え」を探すのは、思っている以上にエネルギーを使う行為です。
そこで脳は、次の条件を満たす選択肢を優先します。
- あまり考えなくて済む
- 失敗のリスクが低そう
真ん中の選択肢は、深く考えなくても「そこそこ正解っぽい」ため、思考の負担を軽くしてくれる存在なのです。
「あっちにすればよかった…」と後悔してしまう理由
注文したあとで、「別のメニューの方が良かったかも」と感じた経験はありませんか。
これは単なる優柔不断ではなく、選択に伴う心理的な防衛反応とも考えられます。
選択を確定することへの不安
私たちは、何かを選ぶという行為そのものに、無意識のプレッシャーを感じています。
一つを選ぶということは、同時に他の可能性を手放すことでもあるからです。
そのため、次のような思考が生まれやすくなります。
- 本当にこれで良かったのか
- もっと良い選択があったのでは
自分の価値と選択を結びつけてしまう
過去に「選択の失敗」を強く責められた経験がある人ほど、決断に不安を感じやすくなります。
選択の結果が、そのまま自己評価につながる感覚があるためです。
その結果、心は次のような曖昧な状態を保とうとします。
- どちらも良かったかもしれない
これは、自分を守るための自然な心理反応だと言えるでしょう。
納得できる選択をするための考え方
では、どうすれば選んだあとに後悔しにくくなるのでしょうか。
あらかじめ自分ルールを決めておく
毎回ゼロから悩むと、疲れるうえに後悔も増えやすくなります。
おすすめなのは、事前にシンプルな基準を作っておくことです。
例えば次のようなルールが考えられます。
- 暑い日は必ず一番大きいサイズ
- 甘いものは小さめを選ぶ
- 初めての店では真ん中を選ぶ
数個のルールを持っておくだけで、選択の迷いは大きく減ります。
「今の自分を尊重できたか」を振り返る
選択を評価するときに、「他の選択肢より良かったかどうか」だけを見ると、後悔は消えません。
それよりも、次の点を踏まえて考えることが大切です。
- その時の体調
- 気分
- 置かれていた状況
「当時の自分にとっては、これがベストだった」と認められれば、結果が完璧でなくても後悔は小さくなります。
選択を自己理解の材料にする
選択は、当たり外れを決めるテストではありません。
次のような視点で振り返ることで、選択は前向きな体験になります。
- 自分はどんな時にこういう選択をするのか
- 何を大切にして判断しているのか
小さな選択を積み重ねることで、自分自身への理解が深まっていきます。
まとめ:Mサイズを選ぶ自分を責めなくていい
カフェでMサイズを選びがちなのは、次のような心理が自然に働いているからです。
- 失敗を避けたい
- 考える負担を減らしたい
- 安心できる選択をしたい
大切なのは、次の2点です。
- 選択肢を絞る自分なりの基準を持つこと
- 結果よりも「その時の自分を尊重できたか」を見ること
これらを意識すれば、日常の小さな選択に振り回されることは減っていきます。
次にカフェでMサイズを選んだときは、「無意識に選んでしまった」のではなく、「今の自分にちょうどよかった」と、少しだけ肯定してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!


