
僕は玄米茶の香ばしさが好きなんだよね。
しかも、緑茶よりも安いし。

そうなのよ!玄米茶はどことなく香ばしさがあるのよね。
今回は、玄米茶で血糖値が下がるのは本当なのかなど紹介するわ!
玄米茶は、香ばしく炒った玄米と緑茶(主に煎茶や番茶)をブレンドした日本茶の一種です。
緑茶のすっきりとした風味に、香ばしい玄米の香りが加わることで、和食をはじめとするさまざまな料理にマッチします。
「血糖値が下がる」は本当?専門医が解説

近年、「玄米茶を飲むと血糖値が下がる」といった情報がSNSなどで広まっています。
しかし、実際のところその効果は科学的に証明されているわけではありません。
横浜市旭区の「eatLIFEクリニック」院長で、内科医・糖尿病専門医の市原由美江先生によると、玄米茶を飲むことで血糖値が直接下がるという根拠はないそうです。
とはいえ、玄米茶には健康維持に役立つ成分が多く含まれており、代謝バランスを整えるサポートになる可能性はあります。
玄米茶に含まれる健康成分と効果
玄米茶には以下のような栄養成分が含まれています。
- ポリフェノール(抗酸化作用)
- GABA(リラックス効果、血圧の安定に寄与)
- ビタミンE(老化防止や血行促進)
これらの成分には、中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)の増加を抑える働きがあるといわれています。
また、ポリフェノールの抗酸化作用により、体内の酸化ストレスを軽減し、生活習慣病の予防にもつながる可能性があります。
緑茶に比べてカフェインが少ない点も玄米茶の魅力です。
寝る前でも飲みやすく、リラックスタイムにもぴったりです。
糖尿病の人も安心して飲める理由
糖尿病を抱えている人の中には、「お茶の種類によって血糖値に影響が出るのでは?」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、市原先生によると、玄米茶は糖分を含まないため、糖尿病の方でも安心して飲めるお茶です。
さらに、玄米茶に含まれるGABAやビタミンEはストレス緩和や血流改善にも役立つため、血糖コントロールをサポートする生活習慣の一部として取り入れるのに適しています。
飲む際の注意点とおすすめのタイミング
玄米茶は健康的な飲み物ですが、すべての人に無条件でおすすめできるわけではありません。以下の点に注意しましょう。
おすすめのタイミングは、食事中や食後、または水分補給の際です。
カフェインが少ないため、夜のリラックスタイムにも向いています。
まとめ:健康的に玄米茶を取り入れよう
「玄米茶を飲むと血糖値が下がる」という説は誤解であり、科学的根拠はありません。
しかし、玄米茶にはポリフェノールやGABAなどの健康成分が含まれており、中性脂肪や悪玉コレステロールの増加を防ぐなど、生活習慣病予防に役立つお茶です。
糖尿病の人でも安心して飲める点も大きなメリット。
毎日の食事や休憩時間に、無理なく取り入れることで、心身のバランスを整えるサポートとなるでしょう。
美味しく、香ばしく、そして健康的に。
今日からあなたの生活にも、玄米茶を取り入れてみませんか?
【ポイントまとめ】
- 玄米茶は血糖値を下げる効果はないが、健康維持に役立つ成分を多く含む
- 糖尿病の人でも安心して飲める
- 中性脂肪や悪玉コレステロールの増加を抑える可能性あり
- カフェインが少なく、就寝前にもおすすめ
最後までお読みいただきありがとうございました!


