
ふとした疑問なんだけど…
冬でもパイロットが半袖なのはなぜだろう?

確かに不思議な話よね。
今回は、パイロットが寒い冬でも半袖になっている理由など紹介するわ!
今日は、私たちの暮らしの中で時々見かける「なんで?」という疑問について、とても興味深い事実を教えていただいたので、ぜひ皆さんにもシェアしたいと思います。
冬なのに半袖のパイロット?

ある時、パイロットさんの姿に、父が「寒いのに半袖だね」とつぶやいたんです。
確かにその通りで、真冬なのに、なぜ半袖なんでしょう?
今回は、そんなパイロットさんの制服にまつわる意外な事実についてお話ししたいと思います。
まずは、パイロットの制服について知っておくべき重要なポイントを5つご紹介しますね。
- 半袖か長袖かは、実は完全に個人の好み
- 昔は半袖のワイシャツしか支給されなかった時代も
- 計器に袖が引っかかるから半袖という説は誤り
- ジャケットを着たまま操縦することも可能
- 現代の旅客機は空調が効いているので寒さの心配は不要
半袖か長袖かは自由
実は、パイロットさんの制服について、私たちが思い込んでいることがたくさんあるんです。
「操縦室は気温が一定だから半袖」とか、「計器のスイッチに袖が当たらないようにするため」とか。
ある元機長さんに聞いたところ、半袖を着るか長袖を着るかは、完全に個人の好みなんだそうです。
「特に半袖が多いわけではない」とのこと。
その元機長さん自身も、冬は長袖のワイシャツを着ることが多かったそうです。
国内線も国際線も違いはない?
私の45歳の弟は「でも、国際線なら暑い国に行くから半袖なのかな?」と言っていました。
確かに、成田空港や羽田空港の国際線ターミナルで見かける半袖姿のパイロットさんなら、そう考えることもできますよね。
でも、実は国内線でも半袖姿のパイロットさんを見かけることは珍しくないんです。
これって、どういうことなんでしょう?
その理由について、元機長さんが興味深い話を教えてくれました。
ワイシャツしか支給されない過去があった
昔、ある航空会社では国内線が主体だったにもかかわらず、支給されるワイシャツが半袖だけだったそうなんです。
「えっ、選べなかったの?」と私も驚いてしまいました。
44歳の弟も「それは不便だったんじゃない?」と首をかしげていました。
つまり、私たちが「パイロットさんは半袖が多い」と思い込んでいたのは、もしかしたらこの時代の名残なのかもしれませんね。
計器のスイッチに引っかからないように説は間違い
ところで、「計器のスイッチに引っかからないように半袖を着用している」という説。
これについては、元機長さんがキッパリと否定してくれました。
なぜなら、制服のジャケット自体が長袖なんです。
そもそも「制服を着て操縦してはいけない」という決まりもないそうです。
昔から上着を着たまま操縦しているパイロットさんもいらっしゃるとのこと。
この話を聞いて、76歳の母も「へぇ、そうだったの?」と驚いていました。
航空機の種類によっても違う

実は、航空機の種類によっても状況は違っていたんですよ。
昔のプロペラ機YS-11では、操縦室の空調があまり効かなかったため、パイロットさんは長袖を着ることが多かったそうです。
現代のジェット旅客機は、操縦室の空調もしっかり効いているので、寒さを気にする必要はないんだとか。
制服の着用方法に細かい決まりがないというのも、意外でしたよね。
国内線では、極端に暑い南方面や寒い北方面への便くらいでしか、半袖か長袖かを特に考えないそうです。
長袖を腕まくりもOK
それに、長袖を着ていても、暑くなれば腕まくりしても問題ないんですって。
なんだか、私たちが想像していたよりもずっと自由な感じがしますよね。
私の父は「昔は制服って、もっと厳格なものだと思っていた」と話していました。
でも、快適に仕事ができる環境を整えることの方が大切なんですね。
こうして詳しく知ってみると、パイロットさんの制服には、時代とともに変化してきた歴史があったんですね。
今では、快適さと機能性を重視した選択ができるようになっているというわけです。
パイロットが半袖なのは自由意思によるもの まとめ
みなさんは、この話を聞いてどう思われましたか?
私たちの「なんとなくそうだろう」という思い込みが、実はまったく違っていた。
そんなことって、日常生活の中でも意外とあるのかもしれませんね。
空港で半袖姿のパイロットさんを見かけたら、もう「寒くないのかな?」なんて心配する必要はなさそうです。
それは、その方の好みに合わせた選択なんだと思えばいいんですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!