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逆さ箸がマナー違反の理由!気配りのつもりでもやってはいけない?

逆さ箸がマナー違反の理由!気配りのつもりでもやってはいけない? マナー

良く父親が逆さ箸を使うんだよね。

それってマナー違反だよって、他人にはなかなか言えないよね?

確かに…でも、なぜ逆さ箸がマナー違反なのかしら?

今回は、逆さ箸がマナー違反の理由など紹介するわ!

大人数での食事の際、大皿から取り分けるときや、自分の小皿に料理を盛るときに、箸を上下逆に使うことを「逆さ箸」と呼びます。

この行為は、「直箸」が不快に感じられることを避けるために行われることが多いです。

「逆さ箸」はマナー違反なのか?

画像引用元:はし和文化研究会

半田さんによれば、「逆さ箸」は「嫌い箸」(忌み箸、禁じ箸)の一つとされ、日本では古くから行ってはいけない無作法な箸使いの一つです。

その理由の一つとして、「神人共食文化」が関係していると言われています。

お正月のおせちやお花見の宴などで、細い箸先は人が使い、反対側(上部)は神様が使うという考え方から、神様が使用する側を使う「逆さ箸」は好ましくないとされています。

また、現実的な問題として「逆さ箸」は不衛生です。

自分の手が触れた部分で料理を取り分けるため、衛生的でないと感じる人が多いでしょう。

料理を取り分ける際の適切な方法

料理を取り分ける際には、取り箸を使用するのが望ましいです。

お店であればスタッフに取り箸をお願いし、自宅でのおもてなしの場合は事前に取り箸を用意しておきましょう。

「直箸」も避けるべきか?

「直箸」も「嫌い箸」の一つで、避けた方が良いとされています。

特に取り箸が用意されている場合に「直箸」を使うのは言い訳の余地がありません。

コロナ禍以降は、衛生面から「直箸」を避ける傾向が強まっています。

マナー違反を見かけたときの対処法

「逆さ箸」を使う人を見かけたとき、直接的な指摘は避け、相手の気遣いを尊重しながら優しく伝えることが大切です。

例えば、「取り箸を使いましょう」といった提案をすると良いでしょう。

知っておきたいお箸のマナー

和食を楽しむときに気になるのが、お箸の使い方です。

日常的に行っているその箸使い、実はマナー違反かもしれません。

大人の女性として、美しい箸使いを身につけたいですよね。

割り箸を割るときのマナー

外食時によく使う割り箸にも、マナーがあります。

割り方一つにも気を配りましょう。

割り箸は横に持って、上下に静かに割ります。

縦に持って左右に割るのは縁起が悪いとされているので、避けましょう。

きれいに割るには、下から約4センチのところを持って割ると良いですよ。

箸袋の使い方

お箸を使った後は、箸袋に戻します。

しかし、元通りに戻すと使用前と後の区別がつきにくいです。

そのため、箸の先を半分ほど箸袋に入れ、余った部分を折り返しましょう。

これで使用済みであることが一目で分かり、見た目もすっきりします。

お箸のタブー10か条

知らず知らずのうちにやってしまうことが多いお箸のNGマナー。

特に注意すべき10か条を紹介します。

  1. 刺し箸:料理に箸を突き刺して取る行為
  2. 迷い箸:どの料理を食べようか迷って、箸を料理の上で動かす行為
  3. 寄せ箸:箸で器を引き寄せる行為
  4. 探り箸:料理をかき回して好きなものを探す行為
  5. 逆さ箸:箸を逆さに持って料理を取り分ける行為。「直箸」が気になる場合は、取り箸をお店の人にお願いしましょう。
  6. 涙箸:箸から料理の汁を垂らす行為
  7. 拾い箸:箸と箸で食べ物を受け渡す行為。火葬場での遺骨拾いを連想させるため、縁起が悪いとされています。
  8. 食いつき箸:箸をくわえたまま器を持つ行為
  9. 指し箸:箸で人や物を指す行為
  10. 渡し箸:器の上に箸を渡す行為。これは「ごちそうさま」を意味するため、箸置きに戻しましょう。

逆さ箸はマナー違反でもあり不衛生でもある まとめ

会食は親睦を深める大切な場です。

参加者全員が快適に過ごせるよう、正しいお箸の使い方を心掛けましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!