富士山って山開き前でも登れるのかな?
事故が起きたら、自己責任なんでしょ?
山開き前でも登山自体は可能だけど、危険なのは間違いないわ。
今回は、初めての登山で知っておきたいことをまとめてみたわ!
富士登山のシーズンは約2ヶ月間、夏に集中しています。
梅雨が明けると晴天の日が多くなり、ご来光を拝むチャンスも増えますが、その分登山道や山小屋は混雑します。特に週末やお盆の時期は避けるのが賢明かもしれません。
山開き前の富士登山は危険?
富士登山のオフィシャルサイトなどでは毎年、混雑予想カレンダーが公開されるので、参考にすると良いでしょう。
また、山開き前や山じまい後に登ることは可能ですが、自己責任となり、遭難などのリスクが高まるためおすすめできません。
富士山の位置は?
富士山は山梨県と静岡県にまたがってそびえています。
七合目から下には県境がありますが、山頂には県境がありません。
では、山頂はどちらの県に属するのでしょうか?
富士山の大きさは?
富士山は日本の象徴とも言える山で、その高さは3,776mです。
直径は東西が約39km、南北が約38kmで、火口の直径は約800mもあり、日本で最も高い独立峰です。
中でも「剣が峰」と呼ばれる地点が3,776mで、富士山の最高点です。
富士登山のルートは?
富士山には4つの登山ルートがあります。それぞれ異なる登山口からスタートします。
- 吉田ルート(富士スバルライン五合目):登山道が整備されており、初心者におすすめ。
- 富士宮ルート(富士宮口五合目):登山開始地点の標高が最も高く、山頂までの距離が最も短いルート。
- 御殿場ルート(御殿場口新五合目):他のルートと比べて距離が長く難易度も高いため、中・上級者向け。
- 須走ルート(須走口五合目):山頂までの距離が2番目に短く、変化に富んだ景観を楽しめるルート。
富士登山ツアーの流れ(山小屋のみ宿泊プランを除く)
富士山は山梨県と静岡県の両県にまたがっていますが、七合目から下には県境があります。
しかし、山頂には県境がありません。
山頂は静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社の神社所有地で、八合目以上は神社の境内となっています。
- 各出発地から富士五合目に到着:
ツアーによって登山道が異なりますが、一般的には吉田口五合目(富士スバルライン)または富士宮口五合目からスタートします。 - 登山開始:
富士登山専任ガイド付きツアーではガイドと合流し、フリープランの場合は各自で登山を開始します。自分のペースでゆっくり登るのがコツです。高山病対策として、こまめな水分補給を心掛けましょう。 - 山小屋に到着し仮眠・休憩:
多くのコースでは、七合目から八合目の山小屋で仮眠や休憩をとります。七合目の山小屋からは山頂までの距離があるものの、早めに休憩できます。八合目以上の山小屋での仮眠休憩は、山頂までの距離が短く、登頂率が高まります。 - 深夜に山小屋を出発し、山頂へ:
日本一の富士山山頂でご来光を見ることができます。山小屋の高度により出発時間が異なり、標高が低い山小屋では22時頃、高い山小屋では3時頃に山頂を目指します。 - 下山後は温泉でリフレッシュ:
五合目まで下山した後は入浴施設でリフレッシュします。疲れた体を温泉で癒し、各地へのバス乗車時間までゆっくり過ごしましょう。 - 各地へバスで移動:
ツアー終了後はバスで各地へ戻ります。一部のツアーでは、バスの後に航空機や新幹線で帰るプランもあります。
山開き前の登山はやめよう! まとめ
富士山登山に最適な時期は、7月上旬から9月中旬までです。
春や秋にも登れると思われがちですが、この期間以外は山頂に雪が積もっていることが多いです。
毎年7月1日に山開きが行われますが、雪の状況によっては山頂まで到達できなかったり、山頂付近の周回が制限されることもあります。
山開きの前にも登山は可能ですが、自己責任となるため、開山してから登山を楽しむようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!