顔ならともかく、襟足やうなじとかの首にニキビができるのはどうしてだろ?
対処法はないのかな?
首は意外と汚れが蓄積しやすい場所だかららしいわ。
今回は、首の襟足やうなじにニキビができる原因など紹介するわね!
ニキビは顔にできることが多いですが、後頭部の髪の生え際や首の後ろにできることもあります。
SNSでも「襟足にニキビができて痛い」「うなじにニキビができた」という声がよく見られます。
なぜ頭皮や首にニキビができるのか?
頭皮や首にニキビができる理由としては、ホルモンバランスや生活習慣、ストレスなどが影響して皮膚のターンオーバーが乱れることが挙げられます。
特に頭皮は毛穴が多く、皮脂の分泌が多いため詰まりやすく、また汗で蒸れやすいのでアクネ菌が増殖しやすい環境です。
シャンプーやトリートメントが十分に洗い流されずに毛穴に残ることや、髪を乾かさないで寝ることも、アクネ菌の増殖を助長します。
首の前面は紫外線の影響で皮膚が厚くなりやすく、毛穴が詰まりやすくなります。
また、皮脂の分泌量が少なく乾燥しやすいため、ニキビができやすいです。
襟足やうなじにニキビができやすい原因
襟足やうなじは毛穴が多く、皮脂の分泌が多いため、毛穴が詰まりやすいです。
また、髪で覆われていたり接していたりするため、シャンプーやトリートメントが残りやすく、汚れがたまりやすいです。
繰り返すうなじニキビの予防法
うなじニキビを防ぐためには、生活習慣を見直すことが大切です。
バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけましょう。
また、日々の行動を見直して予防することも必要です。
入浴方法を見直しうなじを清潔に保つ
うなじを清潔に保つためには、細菌や汚れを取り除くことが大切です。
入浴後は化粧水やローションで保湿し、髪を乾かしてから寝るようにしてください。
外部刺激からうなじを守る
うなじは髪の毛や衣服との摩擦で刺激を受けやすいです。
ニキビを掻いたり潰したりせず、吸湿性・通気性のよい服を着るようにしましょう。
髪がうなじにかからないようにまとめることも効果的です。
日焼け止めを塗る
うなじは紫外線によるダメージを受けやすいため、日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子や日傘で紫外線対策を徹底しましょう。
ノンコメドジェニックテスト済みの日焼け止めを選ぶこともおすすめです。
ニキビと粉瘤の違いについて
粉瘤とは、体の様々な部位にできる皮膚の下に袋状の嚢腫が形成され、その内部にケラチンがたまる良性の皮膚腫瘍のことを指します。
この嚢腫は時間とともに大きくなり、直径5センチを超えることもあります。
また、細菌感染が起こると炎症が生じ、感染性粉瘤となります。
この状態になると、痛みが伴い、内部に膿がたまることがあります。
そのため、感染性粉瘤の治療としては、切開して膿を排出し、抗生剤の使用が必要です。
ニキビは毛穴の炎症
一方、ニキビは毛穴の炎症であり、大きさは数ミリ以内にとどまります。
ニキビの内部に膿が見られることもありますが、粉瘤とは異なります。
見分け方としては以下の点が挙げられます。
見分け方は2つ
1つ目は大きさです。
粉瘤は直径5センチ以上になることもあり、ニキビよりも大きいことが多いです。
2つ目は内容物の臭いです。
ニキビは特に臭いがしませんが、粉瘤は特有の臭いを放ちます。
粉瘤を押すと、内部からケラチンが出てくることがあり、この際に臭いが強く感じられます。
襟足やうなじにニキビができる原因とは? まとめ
うなじニキビは皮脂腺が多い部位であることや洗浄料による刺激が原因で発生します。
市販薬や皮膚科で処方された薬を使って継続的に治療を行うことが大切です。
また、生活習慣の見直しや日頃の行動を工夫することで、うなじニキビの改善が期待できます。
より効果的に治療したい方は、皮膚科を受診することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!