車のエアフィルターって汚れやすいのかな?
交換時期の目安を知りたい!
エアフィルターは定期的な交換がおすすめよ?
今回は、ターボ車のエアフィルターの交換時期の目安など紹介するわ!
カー用品店やガソリンスタンドでエアフィルター交換を勧められることがよくあります。
「なぜ交換が必要なのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。
ここでは、エアフィルターの役割やエアコンフィルターとの違い、交換のメリット・デメリット、交換時期の目安などを解説します。
エアフィルターの交換時期の目安
エアフィルターの交換時期は一概には言えませんが、多くの自動車メーカーは20,000キロメートルから30,000キロメートルを目安としています。
エアフィルターの汚れ具合は吸い込んだ空気の質によっても異なるため、走行距離を基準に交換時期を考えるのが良いでしょう。
一般的には、車検時に交換することが多いです。
エアフィルターとエアコンフィルターの違い
エアフィルターとは、エンジンに取り込む空気をろ過するフィルターで、エンジンルーム内に設置されています。
空気はガソリンと混合されてエンジン内部のシリンダーに送られ、圧縮された空気に点火して燃焼させることでエンジンが回転します。
エアフィルターは、砂塵や異物がエンジンに入り込むのを防ぎ、エンジンの性能を維持するための重要なパーツです。
一方、エアコンフィルターは主に助手席のグローブボックスの奥に設置されており、車内に送る空気をきれいにする役割を果たします。
外気を取り込んでエアコンで冷暖房する際に、汚れた空気が車内に入らないようにするのがエアコンフィルターです。
エアフィルター交換のメリット
エアフィルターは空気をろ過する過程で汚れが付着するため、定期的な交換が必要です。
エアフィルターを交換するメリットは以下の通りです。
燃費の向上(回復)
エンジンは適正な空気・燃料の混合比で燃焼し、回転エネルギーを生成します。
エアフィルターを交換することで、劣化していた燃費が回復し、エンジンの効率が向上します。
エンジンのパワーアップ(回復)
エアフィルターの目詰まりは、必要な量の空気がエンジンに送られないことを意味します。
これにより、加速や発進時にパワーダウンを感じることがあります。
エアフィルターを交換することで、適正な量の空気がエンジンに供給され、パワーが回復します。
エンジンの寿命延長
エアフィルターが詰まると、空気と燃料の混合比が崩れ、不完全燃焼が起きやすくなります。
これによりススやカーボンが発生し、エンジンにダメージを与えます。
定期的にエアフィルターを交換することで、エンジンの寿命を延ばすことができます。
エアフィルター交換のデメリット
純正品に交換する場合、エアフィルターの交換にはデメリットはほとんどありません。
交換サイクルが早まる
社外品のエアフィルターは空気の流入効率を高めるため、純正品よりも目詰まりが早くなり、交換サイクルが短くなることがあります。
エンジンのパワーダウン
エンジンの空燃比を電子制御している現代の車では、社外品のエアフィルターに交換すると電子制御が追いつかず、パワーダウンすることがあります。
費用が高くなる
社外品のエアフィルターは高価なものが多く、交換費用が高くなる傾向があります。
また、初めて社外品に交換する場合、取り付け作業が追加で発生し、さらに費用がかかることがあります。
エアフィルターの交換方法
エアフィルターの交換は比較的簡単に行えるため、DIYで交換する方も多いです。
以下は一般的なエアフィルター交換の手順です。
ボンネットを開けてエアフィルターボックスを探す
まず、ボンネットを開けてエアフィルターボックスの位置を確認します。
エアフィルターボックスは、エンジンに太いパイプでつながっているため、それを目印に見つけることができます。
エアフィルターボックスはクリップまたはネジで固定されているので、これらを取り外してフタを開けるとエアフィルターが見えます。
新品のエアフィルターを取り付けて元に戻す
古いエアフィルターを慎重に取り外し、新しいフィルターと交換します。
この際、新しいエアフィルターが隙間なくきちんと収まっていることを確認してください。
エアフィルターを正しく装着したら、元の手順でエアフィルターボックスを閉じ、ボンネットを閉じます。
最後にエンジンを始動し、エラーメッセージが表示されないことを確認します。
交換に不安がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
全国の業者を検索できるサイトもありますので、作業実績を確認して安心して依頼できます。
エアフィルターの交換を忘れずに! まとめ
今回は、エアフィルターの役割、エアコンフィルターとの違い、交換によるメリット・デメリット、交換時期、交換方法について紹介しました。
エアフィルターはエンジンにとって非常に重要なパーツであり、定期的な交換が必要です。
エンジンの不調を感じている方や普段エンジンルームをあまり見ない方は、これを機に点検してみてはいかがでしょうか。