車のオイル上がりに、粘度を固くするって言われるけど。
なぜ、粘度を上げる必要があるのかな?
オイル上がりとオイル下がりは、対応が難しいわよね。
今回は、オイル上がりが起きた時の対処法など紹介するわ!
走行中に車から白煙が出たり異音がする場合、オイル上がりやオイル下がりが原因かもしれません。
この記事では、これらの現象の原因や症状、そして対処法について詳しく説明します。
オイル上がり・下がりの対応策
オイル上がりやオイル下がりが発生した場合、適切に対処することで車の故障を防ぎ、状態を良好に保つことができます。
実際にオイル上がり・下がりが発生した際に取るべき対策や予防方法を紹介します。
エンジンオイルの粘度を高くする
エンジンオイルの粘度を高くすることで、摩耗や劣化によるオイル上がり・下がりの問題を解決できる場合があります。
高粘度のオイルはピストンリングやシリンダー間の隙間を埋め、気密性を保つことでオイルの漏れを防ぐ効果があります。
パーツが既に破損している場合は交換が必要です。
添加剤の使用
軽度のオイル上がりや下がりの場合、市販の添加剤を使用することで問題を解決できることがあります。
添加剤はエンジンオイルの粘度を高くするほか、バルブシールの硬化を修復する作用を持つものもあります。
ただし、添加剤での改善は軽度のケースに限られます。
定期的なエンジンオイル交換
定期的にエンジンオイルを交換することで、パーツの摩耗や変形を防ぎ、オイル上がり・下がりの予防に効果があります。
交換時期の目安として、3ヶ月~6ヶ月、または走行距離3,000km~5,000km毎に交換することをおすすめします。
オイルフィルターの交換も同時に行うことを推奨します。
エンジンオイルの粘度を上げるとどうなる?
自動車メーカーが指定するエンジンオイルの粘度があるにもかかわらず、その粘度を上げる目的は、経年劣化したエンジンをより良く保護するためです。
車の使用年数や走行距離が増えると、エンジン内部の隙間(クリアランス)が広がってきます。
粘度の高いエンジンオイルを使用すると、オイルの膜が厚くなり、部品の保護やエンジンの気密性が向上します。
これにより、経年劣化によるエンジンの性能低下を補うことができるのです。
オイル上がりの詳細
オイル上がりは、エンジンオイルがピストンやシリンダーをすり抜けて燃焼室に入る現象です。
主な原因はピストンリングの摩耗やシリンダーの傷で、これによりエンジンオイルが燃焼室に入り込むことです。
オイル下がりの詳細
オイル下がりは、吸気・排気バルブからエンジンオイルが燃焼室に入り込む現象です。
バルブシールの硬化や変形が主な原因で、これによりエンジンオイルが燃焼室に漏れ込みます。
その他のエンジンオイルに関するトラブル
エンジンオイルは車の重要な要素です。
エンジンオイルの交換を怠ると、以下のようなトラブルが発生することがあります。
異音の発生
エンジンオイルの劣化により、エンジンや他のパーツから異音が発生することがあります。
摩擦抵抗が強まることが原因です。
オイル漏れ
オイルキャップやシール類が古くなるとオイル漏れが発生しやすくなり、車両火災につながる可能性もあります。
燃費の低下
エンジンオイルの酸化により、燃費が低下することがあります。
エンジンオイルの交換を適切に行うことで、燃費の維持が可能です。
オイル上がりへの対処法は色々ある まとめ
オイル上がり・下がりなどのトラブルを防ぐためには、定期的にエンジンオイルを交換することが重要です。
エンジンオイル交換は自分で行うことも可能ですが、作業経験が必要なので、不安ならプロに任せましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!