肩こりや腰痛にマッサージチェアは使える?注意点なども解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
「アフィリエイトを利用した記事があります」

肩こりや腰痛にマッサージチェアは使える?注意点なども解説!

肩こりや腰痛にマッサージチェアは使える? 雑学・地域

肩こりや腰痛が酷い時って、マッサージチェアを使っても大丈夫?

こんな時こそ使いたくなるけど…。

症状が軽い場合は痛みなどが和らぐ可能性はあるわ。

今回は、肩こりや腰痛にマッサージチェアは使えるのかなど解説するわね!

肩こりや腰痛に効果的なのが「マッサージチェア」です。

公衆浴場や宿泊施設に設置されていることが多く、利用したことがある方も少なくないでしょう。

しかし、肩こりや腰痛がひどいときにマッサージチェアを使うのは問題ないのでしょうか。

逆に症状が悪化する可能性はないのでしょうか。

マッサージチェアを使うメリット

そもそも、マッサージチェアを使うことでどのようなメリットがあるのでしょうか。

豊田さんによると、主なメリットは次の通りです。

①軽度の腰痛や肩こりの緩和

軽度の腰痛や肩こりを抱えている人がマッサージチェアを使用すると、症状の緩和が期待できます。

筋肉の硬さが原因の腰痛や肩こりは、部分をほぐすことで血液の循環が良くなり、痛みや筋肉の疲労が軽減されるからです。

②誰でも手軽にマッサージを受けられる

マッサージチェアは、トレーニングやストレッチと異なり、ただ座って機械を操作するだけで済みます。

③精神的なリラックス効果

マッサージチェアを使うことでリラックス効果が得られます。

リラックスすると、副交感神経が優位になり、血管が拡張して血流が促進され、肩こりや腰痛の軽減や疲労回復につながります。

マッサージチェアを使用する際には、深い呼吸を意識すると、副交感神経がさらに優位になり、血管が緩んで血流が促進されます。

マッサージ機やマッサージチェアを避けるべき腰痛の状態

腰痛の状態や原因によっては、マッサージ機やマッサージチェアの使用を避けたほうが良い場合があります。

使用することで腰痛を悪化させる可能性があるため、どのような腰痛の場合に注意すべきかを把握しておきましょう。

初期のぎっくり腰や炎症が強い腰痛

ぎっくり腰などの急性炎症がある腰痛や、鋭い痛みがある腰痛、打ち身や傷を伴う腰部には、マッサージ機やマッサージチェアの使用を避けるべきです。

急性の腰痛にマッサージを行うと、炎症が悪化する恐れがあります。

このような場合は、氷嚢で患部を冷やして安静にする方が早く痛みを緩和できます。

腰を反らすと痛みが強くなる腰痛

マッサージチェアは腰から背中や肩にかけて圧をかけるものが多いため、腰を反らした際に痛みが強くなる腰痛には不向きです。

足専用のマッサージ機やハンディマッサージ機であれば、体勢を調整して使用できるため、問題はありません。

マッサージ機を使用する際は、腰痛が悪化しない楽な姿勢で使用しましょう。

骨粗鬆症やリウマチ治療中の腰痛

骨粗鬆症の方がマッサージチェアを使用すると、過度な圧迫や部品が骨の出っ張り部分に当たることで、骨折する危険があります。

また、リウマチの方は強い刺激が加わることで、関節の痛みが悪化する可能性があります。

そのため、これらの方にはマッサージチェアの使用はおすすめしません。

どうしても使用したい場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

マッサージチェアを使用する際の注意点

マッサージチェアを使用する際に注意すべきポイントは次の4つです。

1. 根本的な改善にはならない

肩こりや腰痛をマッサージチェアで一時的にほぐしても、根本的な改善には繋がりません。

体の筋肉はバランスよく働くことで体を支えていますが、特定の筋肉がうまく使えていないと他の筋肉が過剰に働くことになります。

例えば、肩こりの場合、肩甲骨を安定させる「菱形筋」や「前鋸筋」がうまく使われていないと、肩甲挙筋をほぐしても再び硬くなってしまいます。

腰痛も同様で、腰椎と股関節をつなぐ「腸腰筋」、腰を支える「多裂筋」、腰回りを覆う「腹横筋」が働いていないと、腰方形筋が硬くなり腰痛が発生します。

これらの筋肉を働かせるための筋トレやストレッチを行い、その後にマッサージチェアを使うことで根本的な解決が期待できます。

ただし、ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などの病気が原因の場合、マッサージチェアの使用は避けるべきです。

2. 炎症がある場合は使用しない

ぎっくり腰や寝違えなどで炎症が強い場合は、マッサージチェアの使用を避けましょう。

炎症が強い時にマッサージすると、症状が悪化する恐れがあります。

3. 骨折リスク

高齢者がマッサージチェアを使用する際は特に注意が必要です。

骨粗しょう症の人が使用すると、骨がもろくなっている部分に負荷がかかり、骨折する可能性があります。

骨粗しょう症の人は使用を控えるべきです。

4. 強い刺激は避ける

マッサージチェアで筋肉に強い刺激を与えると、筋肉が防御反応として硬くなることがあります。

低刺激で短時間の使用を心がけましょう。

マッサージチェアの使用頻度について

Q. マッサージチェアは毎日使っても問題ないのでしょうか?

強い刺激でのマッサージは筋肉を硬くするリスクがあるため、たまに使うのがベストだと考えます。

ただし、10分から15分ほどの弱い刺激であれば、毎日使用しても問題ありません。

刺激の強さと使用時間に注意して使用しましょう。

腰痛が酷い時にはマッサージチェアはNG まとめ

注意点として、未就学児がマッサージチェアを使用すると、けがのリスクがあるためおすすめできません。

小学生の場合も、筋肉量が少ない部分に強い刺激を与えることで、筋肉がかえって硬くなる可能性があるため、使用は控えた方がよいでしょう。

どうしても使用したい場合は、月に1~2回程度、一番弱い刺激レベルで短時間にとどめるようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!