登坂車線を普通乗用車が使ってもいい?ルールを守れば大丈夫! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
「アフィリエイトを利用した記事があります」

登坂車線を普通乗用車が使ってもいい?ルールを守れば大丈夫!

登坂車線を普通乗用車が使ってもいい?ルールを守れば大丈夫! 車関係

登坂車線って、トラックとかの車が使うイメージがあるけど。

普通乗用車も使っていいのかな?

大丈夫!ルールさえ守れば、普通乗用車でも問題ないわ!

今回は、登坂車線は普通乗用車でも使えるのかなど紹介するわね!

登坂車線は、主に大型トラックなどが利用し、渋滞やトラブルを避けるために非常に重要な役割を果たしています。

しかし、登坂車線にはいくつかのルールがあり、それを守ることが求められます。

今回は、登坂車線の意味や注意点について解説します。

登坂車線のルール

登坂車線では、以下のルールを守れば、普通乗用車でもトラックでも利用OKです。

  1. 速度制限
    登坂車線は「一般道」として扱われるため、通常の制限速度は60km/hです。高速道路内でも同様に60km/hの制限があります。標識で特定の速度が指定されている場合は、その速度に従います。
  2. 利用車種
    登坂車線は、どんな車種でも利用可能です。大型車やトラックだけでなく、普通乗用車や軽自動車も利用できます。
  3. 駐車禁止
    登坂車線では駐車はできません。駐車が必要な場合は、ハザードランプを点灯させ、三角表示板や発煙筒を設置して後続車に注意を促す必要があります。
  4. 追い越し禁止
    登坂車線からメイン車線を走行する車を追い越すことはできません。道路交通法第28条に基づき、追い越しは右側から行わなければならないため、左側にある登坂車線からの追い越しは違法となります。

登坂車線の設置場所

登坂車線は、道路構造令第21条に基づき、一般道では縦断勾配が5%を超える場所、高速道路では3%以上の場所に設置されます。

ただし、交通量などの条件に応じて設置されるため、全ての坂道に設けられているわけではありません。

登坂車線の見分け方

登坂車線の始まりには「登坂車線」と書かれた青色(高速道路では緑色)の標識があります。

また、太くて間隔が短い白の破線が多く使われています。

途中にも標識や「遅い車は登坂車線へ」と書かれた看板が設置されていることがあります。

登坂車線を正しく利用することで、道路の安全性が高まり、スムーズな交通が実現します。

これらのルールを守って、安全運転を心がけましょう。

登坂車線とは?

普段使用する一般道ではあまり耳にしない「登坂車線」について、その読み方と場所、目的について詳しく解説します。

読み方

「登坂車線」は「とうはんしゃせん」または「とはんしゃせん」と読みます。

少し難しい読み方ですが、意味と関連付けると覚えやすいでしょう。

「登坂」は「とうはん」と読み、「坂を上ること」を意味します。

したがって、「とうはんしゃせん」とは「坂を上るための車線」という意味です。

どんな場所にある?

登坂車線は、山間部や起伏の激しい高速道路など、運転が難しい場所に多く設置されています。

これらの場所では、登坂車線がスムーズな交通流を保つために重要な役割を果たします。

道路構造令第21条では、次のように定められています。

第二十一条  

普通道路の縦断勾配が五パーセント(高速自動車国道および高速自動車国道以外の普通道路で設計速度が時速100キロメートル以上の場合は三パーセント)を超える車道には、必要に応じて登坂車線を設けるものとする。

2  登坂車線の幅員は三メートルとする。

登坂車線はどの車が使っても問題ない まとめ

登坂車線は、特に重量のあるトラックなどが山間部の上り坂で速度を落としてしまう場合を想定して設置された車線です。

様々な車両が走る公道において、スムーズで安全な交通流を維持するために重要です。

この車線はトラックだけでなく一般の乗用車も利用できます。

利用規則をしっかり確認し、坂道で速度が落ちる場合には積極的に登坂車線を利用しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!