車の足回りの汚れって頑固だよね?
上手に落とすコツとかないのかな?
タイヤとホイールの汚れは確かに落としたいわよね。
今回は、車の足回りの汚れの落とし方のコツなど紹介するわ!
一般的に車を洗う際には「上部から下部へ」という方法が推奨されていますが、タイヤとホイールに関してはこの原則から外れ、最初に洗うことがすすめられています。
その理由は何でしょうか?
それは、タイヤとホイールの汚れの特性にあります。
車で「上部から下部へ」洗うのは汚れが頑固だから
多くのカー用品店や洗車サービスでは、タイヤとホイールを車体の他の部分よりも先に洗うことを推奨しています。
洗っている際にボディへ汚れが飛び散ることがあり、結果として再度洗う必要が出てきます。
特にタイヤとホイールの汚れは、油分が主な原因とされています。
例えば、タイヤにはアスファルトから滲み出る油が付着しやすく、ホイールにはブレーキ使用時に発生するブレーキダスト(鉄粉や油の混合物)がこびりつくことがあります。
これらは、ボディの汚れとは異なり、非常に落ちにくい性質があります。
ブレーキダストとは
ブレーキダストは、ブレーキローターとブレーキパッドの摩耗によって生じるもので、特にホイールの内側に蓄積しやすく、通常の清掃道具では届かないことも多いです。
洗剤を選ぶ際にも、特に油分を浮かせるタイプのものを選び、適切に泡立てることがポイントです。
さらに、ホイールの深部の汚れがひどい場合には専用クリーナーを使用すると、化学反応により汚れを落としやすくなるでしょう。
ただし、通常の洗剤と比べると時間がかかることもあります。
車の下部の清掃の重要性
- 錆や腐食を防ぐ:泥やグリース、オイル、ブレーキダストなどが蓄積すると、車の構造部分に損傷を与える可能性があります。
- 燃料効率を向上させる:汚れがエアフローを妨げると燃費に影響を与えます。
- 車両部品の寿命を延ばす:クリーニングによって重要な部品を保護し、その耐久性を高めることができます。
- 車の外観を向上させる:特に将来的に売却を考えている場合、車の見た目を良好に保つことが重要です。
車の下部洗浄の頻度については、環境や使用条件によって異なりますが、少なくとも年に一度の洗浄が推奨されています。
厳しい冬の条件やオフロード走行が多い場合は、より頻繁な洗浄が必要となることがあります。
車の足回り洗車ガイド
足回り洗車は、車の下部の汚れを除去するプロセスです。
これには通常、以下のステップが含まれます。
- 車をリフトにかけて下部にアクセスします。
- 高圧の水を使って汚れや破片を洗い流します。
- 頑固な汚れには、特定の脱脂剤を適用することがあります。
- 車の下部は最後に水で洗い流されます。
この清掃作業は、手動または機械によって行われることがあります。
手動清掃はより細部にわたりますが、時間がかかりやや困難です。
一方、機械による清掃は迅速で簡単ですが、完全ではないかもしれません。
足回りを自分で清掃する場合、正しい道具と製品の使用が重要です。
不安な場合は、このサービスを提供する洗車場に依頼してみましょう。
必要なアイテム
- 強力な高圧洗浄機:車を傷つけずに汚れや破片を除去するのに適したもの。
- 脱脂剤:グリースやオイルを分解します。
- 堅いブラシ:足回りの汚れを落とすのに適しています。
- 保護眼鏡:目を保護します。
- 保護手袋:手を化学物質や破片から守ります。
自分で足回りを清掃する手順
- 車を平らで安全な場所に停めます。
- ジャッキで車を持ち上げ、ジャッキスタンドで固定します。
- 車輪を取り外して、より良いアクセスと視認性を確保します。
- 高圧洗浄機を使用して、汚れやゴミを吹き飛ばします。
- 頑固な汚れには脱脂剤を塗布します。
- ブラシでスクラブし、すべての角度から汚れを落とします。
- 水で足回りをよくすすぎます。
- ジャッキスタンドを取り外し、車を下ろします。
- 車の下部を完全に乾かします。
安全で効果的な清掃のためのヒント
- 年に少なくとも1回、特に厳しい冬の条件下や頻繁なオフロード運転の場合は、それ以上頻繁に清掃します。
- エンジンベイの清掃には高圧洗浄機を使用しないでください。
- 脱脂剤を塗布後、少し時間を置いてからスクラブします。
- 車専用に設計された脱脂剤を使用してください。
- 排気システムに水が入らないようにしてください。
車の足回りの汚れは頑固だからこそ先に落とそう! まとめ
上記でもご紹介しましたが、ブレーキダストの発生自体を減らす手段として、ダスト低減型ブレーキパッドへの交換が有効です。
この交換には、費用が5万円から6万円程度かかることが一般的ですが、車検や定期的なメンテナンスの際にブレーキパッドを交換するタイミングで行うことで、全体的なコストを抑えることが可能とされています。
最後までお読みいただきありがとうございました!