緑茶や紅茶がインフル予防に良いと言われているよね？
でも、実際の所、予防に効果的なのはどっちだろう？
どっちも予防には効果的と言えるかもしれないわ。
今回は、インフルエンザ予防に効果的な緑茶と紅茶について紹介するわね！
インフルエンザが広がるこの季節、衛生管理のためには、手洗いやうがいを念入りに行うことが重要です。
その中で、オンライン上では「緑茶を使ったうがいがインフルエンザの予防に役立つ」「紅茶がインフルエンザウイルスを無効化する」といった話が広まっています。
では、緑茶や紅茶によるインフルエンザ予防は実際に有効なのでしょうか。
インフルエンザ予防に効果的な紅茶と緑茶
紅茶には、カテキンが含まれており、これが抗ウイルス効果や抗菌効果を持っているとされています。
テアフラビンは、強力な酸化防止効果があるとされ、インフルエンザを含む様々な病気の予防に役立つと言われています。
さらに、テアフラビンは生活習慣病予防や老化防止にも効果があるとされています。
テアフラビンの嬉しい効果
テアフラビンには、血糖値の上昇を抑制する効果もあります。
不規則な生活が原因で血糖値が高くなりがちな現代人にとって、テアフラビンは糖分の吸収を抑えることで、血糖値の上昇を緩やかにし、生活習慣病のリスクを減らす効果が期待できます。
実際、紅茶でうがいをした人はインフルエンザにかかりにくいという研究結果もあります。
さらに、テアフラビンは食中毒細菌やヘリコバクター・ピロリ、白癬菌などに対しても効果があるとされています。
このように、紅茶の抗菌・消毒効果は幅広い範囲での感染症予防に役立つ可能性があります。
紅茶に含まれるカテキンの効果
紅茶に含まれるカテキンも、抗酸化作用や抗菌効果があり、体を細菌やウイルスから守る役割を果たします。
また、カテキンはコレステロール値を下げる効果があるため、生活習慣病の予防にも寄与します。
体脂肪を減少させる効果があることから、ダイエットにも役立つとされています。
おいしい紅茶をうがいに使うのはもったいない？
おいしい紅茶をうがいに使うのはもったいないかもしれませんが、紅茶の殺菌効果を活用するために、一度使ったティーバッグをうがい用として再利用するのは良い方法です。
こうした利用方法で、紅茶のテアフラビンやカテキンを含むポリフェノールを有効活用し、健康をサポートすることができます。
ミルクティーにも効果がある？
ミルクティーを飲んだ際、インフルエンザ予防の効能が減少するかどうかについての疑問があります。
インターネットで広がっている情報を調査した結果、この点に関する確固たる根拠を示す研究は見当たりませんでした。
それでも、一部の情報源を辿ると、紅茶のインフルエンザ予防効果に関する初期研究を行った科学者の話に触れることができます。
したがって、インフルエンザ予防を目的として紅茶を飲む場合は、ミルクの添加を避けた方が良いかもしれません。
紅茶の抗インフルエンザ特性
紅茶は、その抗インフルエンザ特性から注目を集めています。
紅茶に含まれるポリフェノールは、インフルエンザウイルスの感染力を無効化する能力があるとされています。
ただし、この効果は主に飛沫感染を防ぐためのものです。
インフルエンザに既に感染している人が紅茶を飲んでも、治療にはならない点は重要です。
紅茶の濃度にもよる！
過去の実験によると、通常の濃度の紅茶は、サンプル中のインフルエンザウイルスを99.99%無力化する効果があったと報告されています。
カテキンは紅茶だけでなく、緑茶やウーロン茶にも含まれていますが、中でも紅茶の効果が最も顕著です。
また、市販のペットボトル紅茶に関しては、製造過程で有効成分が損なわれる可能性があるため、効果はあまり期待できないとされています。
結局のところ、紅茶は自宅で新鮮に淹れたものを飲む方が、味わいだけでなく健康面でも利点があるようです。
紅茶でうがいはインフルエンザの予防にも効果的！ まとめ
結論として、インフルエンザ予防の基本はワクチン接種にあります。
「紅茶や緑茶を飲む」「毎日うがいや手洗いをする」といった行動は良い補助手段ですが、これらだけに依存しワクチン接種を避けることは推奨されません。
科学的にもっとも信頼性が高く、その効果が確かなインフルエンザワクチンは、予防の第一歩として重要です。
ワクチン接種を行った上で、他の予防策を併用することが、最も効果的で理にかなった予防方法であると言えます。
最後までお読みいただきありがとうございました！
