免許証を紛失してしまったら？見つける方法よりも先に対応が必要！

もし運転免許証をなくしてしまったら、それがどれだけリスクのあることか理解していただけると思います。

失くしたと気づいたら直ちに警察やクレジット監視機関に連絡してください。

今回は、万が一そのような状況になった時、どのように対処すべきかをご説明します。

対応①失くしたものの届け出を警察に

まず最初に、失くしたものの届け出を警察に提出しましょう。

できるだけ早く最寄りの警察署に足を運ぶことがベストですが、それが難しい場合はオンラインでも届け出が可能です。

いつ、どこで失くしたかを詳細に報告することで、迅速な発見に繋がる可能性があります。

対応②クレジット情報の保護

次に行いたいのは、銀行やクレジットカード会社を含むクレジット監視機関への連絡です。

全国銀行協会や日本信用情報機構などの信用情報機関に連絡して運転免許証の紛失を報告することで、不正な口座開設やクレジットカードの契約、キャッシングの防止に役立ちます。

悪用を防ぐためにも、速やかな対応が重要です。

対応③運転免許証の再発行

関連機関への連絡が済んだら、次は運転免許証の再発行手続きを進めましょう。

車の運転をしないとか、身分証明書として使用する予定がない場合でも、見つかるのをただ待つのはおすすめできません、

再発行をせずに放置してしまうと、更新時期に免許が失効してしまう可能性もあるからです。

再発行手続きの詳細

運転免許証の再発行は、3年または5年ごとに必要な手続きです。

長期間保持する必要があるため、紛失や破損を防ぐためにも注意が必要です。証明写真や名前などがはっきりと読み取れる状態を保ってください。

再発行手続きが可能な日時や場所は確認が必要です。

再発行手続きには通常30分から1時間程度かかりますが、警察署での手続きは2週間ほどかかることもあります。

運転免許証をなくしてしまった際に生じる問題点

最初に、運転免許証を紛失した場合、どのような不都合が起こりえるかを検討してみましょう。

財布やカード入れを無くしてしまうと、現金やデビットカードが盗まれるリスクもありますが、それ以上に悪化する可能性があります。

運転免許証が盗まれたり、不正使用されたりすることによる問題を詳しく見ていきましょう。

悪用される危険性

運転免許証を紛失した場合、第一に懸念されるのは、他者によって不正使用されることです。

運転免許証があれば、キャッシングサービスでお金を借りることが可能で、勝手に銀行口座を開設されたり、携帯電話を契約されることがあります。

また、勝手にデリバリーサービスを頼まれたり、マッチングサイトに登録されるなどの嫌がらせを受けることも考えられます。

不正利用された場合、運転免許証は多くの目的に使用される可能性があります。

免許証不所持とみなされる

日常的に車を利用している人にとっては、運転免許証の紛失は移動手段を失うことを意味し、非常に不便を感じることでしょう。

運転中は必ず免許証を携帯しなければならないため、外出先で紛失してしまった場合、その後は運転することができません。

外出先で紛失してしまい、車で帰らなければならない時は、家族や友人に助けを求めるか、代行運転を頼むことが一つの解決策です。

免許証不所持は3000円の罰金が科せられることとなりますが、違反点数は加算されません。

それでも、免許証を所持していない状態での運転は避けるべきです。

身分証明ができない

運転免許証はパスポートと同様に、信用度が高い身分証明書とされています。

身分証明が求められるシチュエーションで、多くの場合運転免許証かパスポートのいずれかを提示することで、身分が証明できます。

再発行の手続きは早急に行うようにしましょう。

免許証を紛失したらまず先に各機関に連絡が必須！ まとめ

この記事を通して、運転免許証をなくしてしまった際に直面する可能性がある問題や、それにどう対処すればよいかについて説明してきまし。

どんな状況においても冷静さを保ち適切に対応することで、トラブルを最小限に抑えることができます。

もし運転免許証を紛失してしまった場合は、上記の内容を思い出し、第三者に悪用されたり、免許証を持っていない状態で運転しないように気をつけてください。

最後までお読みいただきありがとうございました！