ラーメンを食べる時にれんげに麺を乗せる人がいるけど…
あれってマナー的にはどうなのかな?
どうやら中華料理的にはマナーに沿ってるらしいわ。
今回は、れんげに麺を乗せて食べるのはマナーに合っているのかなど紹介するわね!
我が家でラーメンを食べに行く時には、皆すすって食べますが、お客さんと行ったときにれんげに麺を乗せて食べてる方がいて、どちらがマナーとして正しいのだろう?と疑問に思ったことがあります。
今回は、れんげに麵を乗せて食べるのはマナーに合っているのかなどご紹介します!
れんげに麺を乗せて食べるのはマナーの一つ?
まず、結論から言えば、和食としてのラーメンで考えるなら、れんげに麵を乗せて食べるのはマナーとして良くないですが、中華としてのラーメンならマナーに沿っていると言えます。
お店によっては、ラーメンを出す時にれんげも一緒についてきますが、これは店側からの暗示で、ラーメンを食べる時にれんげを使って欲しいとの意思表示です。
和式では、麺をすすって食べるのがマナーですが、中華式のラーメンではすするのがマナー違反となるため、れんげに麵を乗せて食べるようにと暗に示しています。
ただ、れんげが付いてきたとしても、和食用の箸が用意されていたら、それは和式に食べて欲しいとの意思表示でもあります。
なので、和式で食べる場合は、れんげはスープを飲むためのもので、中華式なら、れんげに麵を乗せて食べるのが正しいマナーです。
中華式ではれんげに麵を乗せて食べる?
日本でラーメンを食べる時にはすすって食べますが、中華料理の場合は音を立てて食べるのはNGです。
普段から麺をすすって食べている人でも、れんげを使えば、音をあまり立てずにラーメンが食べられるんですね。
また、日本人はラーメンの器を持ってスープをすすりますが、これも中華ではNGなので、れんげは欠かせません。
ただ、れんげを持ったままでスープを飲むのはマナー違反なので、一旦箸を置いてから、右手でれんげを使うのが正しいマナーです。
日本でもれんげを出す店が多くなりましたが、昔の日本では麺をすするのが当たり前だったので、れんげをそもそも使いませんでした。
つまり、中華料理屋でのマナーとなるため、れんげに麵を乗せて食べる食べ方は、おしゃれではなく、中国のマナーに従っているだけなんですね。
れんげの持ち方は間違っていない?
れんげを使うとき、日本人の多くはスプーンのように持ちますが、正しい持ち方は、溝の中に人差し指を入れ、柄を親指と中指ではさむように持つのがマナーです。
慣れないうちは使いにくいかもしれませんが、フォーマルな場や仕事関係の食事で中華料理を訪れるなら、最低限のマナーとしてれんげを正しく持てるようにしましょう。
きれいに使いこなせれば、スマートに見えるので、ぜひ普段から練習しておいてください。
れんげを使ってスープを飲むときのマナー
ラーメンの麺を食べる時には、右手に箸、左手にれんげがマナーですが、スープを飲むときに、左手にれんげを持ったままで飲むのはマナー違反です。
スープを飲むときには、必ずれんげを右手に持ち替えてから飲むようにしてください。
また、レンゲの先を、口に対して直角にあてがうのもNGとされ、同時に、日本食で多い、器に直接口をつけてスープを飲むのも、中華料理ではNGマナーとなります。
れんげの使い方で迷ったら器で判断!
れんげをどう使うかは和式か中華式にもよりますが、どちらで食べるのが正解かで迷ったときには、上記でご紹介したように、お店側が用意してくれた食器である程度判断できます。
基本的には、日本でラーメンと言えば和式なので、麺をすすっても問題はなく、麺をれんげに乗せて食べることはありません。
れんげに麵を乗せて食べるのが行儀よく見えることもありますが、これは勘違いです。
和式ではれんげをスープを飲む以外に使うのは、逆にマナー違反となることもあるので、その場に応じた対応が必要です。
ラーメンはれんげに麵を乗せて食べなくてもOK まとめ
それでは、ラーメンでれんげに麵を乗せて食べるのはマナーとしてどうなのかや、和式と中華式での食べ方の違いなどご紹介してみました。
れんげに麵を乗せて食べるのは、中華式の食べ方で、和式ではスープを飲むために使うものです。
店によって和式で食べるか中華式で食べるかは違いますが、迷ったときには、和式の箸が用意されているかどうかで判断できます。
また、れんげには正しい持ち方があるので、食事会などで中華料理を食べる時に恥をかかないように、持ち方についても注意してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!