キャンプでテントに難燃加工は必要?テントから離す距離など解説!

テントに難燃性加工は必要?キャンプ

キャンプで焚火をする時に、難燃加工って必要なのかな?

テントからどれだけ離すのがおすすめ?

難燃加工は必須ではないけど、焚火とテントは距離を空けたいわよね。

今回は、テントに難燃加工が必要かどうか、理由など紹介するわ!

キャンプで焚火をするとき、どれくらいの距離をテントから離すのかが問題になりますが、そうなると難燃加工のテントでもよいのでは?と疑問がわきます。

今回は、テントに難燃加工は必要なのかなどご紹介します!

キャンプのテントに難燃加工は必要?

まず、結論から言えば、キャンプのテントに難燃加工は必須ではありません。

なぜなら、ポリにはポリのTCにはTCの良さがあるからで、火の粉の穴空き対策として、テントから焚火を離していれば問題ないとされるからです。

また、テントから焚火をどれだけ離すと良いかの基準もはっきりとは決まっておらず、当日の風向きや風速によります。

ただ、一応の基準として、最低でも2〜3mは離すのが正解とされているので、難燃加工よりも、火の粉が飛ばない距離にテントを設置するのがポイントです。

火の粉に強いテントの種類3選

テントに難燃加工は必須ではないですが、やはり火の粉に強いテントの方が安心できることもあり、素材選びは大切なポイントです。

テントに使われている素材の中でも、火の粉に強いとされているのがコットン、TC、難燃性ポリエステルですが、それぞれの特徴を以下に見ていきましょう。

①TC(ポリコットン)の特徴

TC(テトロンとコットンの頭文字)は、ポリエステルとコットンの混紡素材を指し、別名ポリコットンとも呼ばれる素材です。

「テトロン」はポリエステルの商標で、テイジンと東レが開発し、かつナイロンをもじったことから、テトロンと呼ばれます。

TC素材の特徴と言えば、まず耐久性に優れている点、火の粉に強い点、重みがある点、しわになりにくい点、通気性が良い点、吸水性がある点などがあります。

TC素材はコットン素材と大きな違いはないのですが、ポリエステルが採用されているので、コットンよりは軽くしわが付きにくいのはメリットでしょう。

TC素材を扱うテントは数多くありますが、テンマクデザインのサーカスTCなどは、価格がリーズナブルで使い勝手も良いと人気があります。

②難燃性ポリエステルの特徴

ナイロンやポリエステルは一般的に火の粉に弱いとされますが、その弱点を克服した素材が難燃性ポリエステルです。

元々、ポリエステルは、コットンやTC素材と比べても、軽量で速乾性があると、キャンプなどのアウトドアでも人気があります。

難燃性ポリエステルの特徴と言えば、軽量である点、火の粉に強い点、乾きやすくカビが発生しにくい点、耐久性に優れている点などが挙げられます。

なので、出来るだけ軽くて長持ちするテントを探すなら、難燃性ポリエステルもぜひ候補に入れてみてください。

難燃性は必須ではないですが、もし本来は火の粉に弱いポリエステルの素材を使ったテントであれば、やはり難燃加工がされてる方が安心できます。

ただ、難燃性は燃えづらいだけで燃えないわけではない点に注意してください。

③コットン(綿)素材の特徴

キャンプのテントと言えば、思い浮かぶのがコットン素材のテントですが、落ち着いた風合いが出せると人気のテントでもあります。

コットンの特徴と言えば、火の粉に強い点、重量がある点、吸水性に優れている点、通気性が良い点などが挙げられます。

通気性が良いことから夏キャンプによく使われますが、火の粉にも強いとのメリットがある反面、重量があるので設営や持ち運びが大変な点はデメリットと言えるでしょう。

また、コットン素材のテントは吸水性が高い分、雨が降った後の手入れが大変との欠点もあります。

ナイロンやポリエステルでは出せない風合いから人気の素材ではありますが、ナイロンの2倍ほどの重さがあることから、どちらかというと男性向きかもしれません。

コットンが火に強いは嘘?

コットンやTC素材は火に強いと言われていますが、一概にはそうではなく、ある意味幻想です。

コットンだから火に強いというよりは、条件次第で火に強いかどうかは変わってきます。

たとえば、以下の布素材の燃焼温度を比較した表を参照してみてください。

素材の種類溶融点軟化点
コットン(綿)約275度~456度なし
ナイロン約215度~220度約180度
ポリコットン(TC)テントの種類によるテントの種類による
ポリエステル約255度~260度約240度

このように、軟化点や溶融点には違いがあり、軟化点とは熱で柔らかくなる温度を指し、溶融点は固体を保てずに液体になる温度を指しています。

ポリコットン(TC)はテントによると書きましたが、コットンとポリエステルの混紡素材であることから、どちらの素材が多いかで判断基準が変わってくるんですね。

ただ、一般的にはポリコットンの燃焼温度は、コットン以下かつポリエステル以上と言えます。

こちらの表を比較してみると、コットンとポリエステルの溶融点にはそれほど差がないんです。

キャンプ中の焚火では軽く溶融点を越えてしまう?

キャンプでの焚火では、炭の温度は約800度ありますし、焚火の温度は約1000度となっているので、コットン素材のテントでも溶融点を軽く超えてきます。

つまり、コットン素材でもテントの近くでやってしまえば、簡単に燃え広がると言うことです。

火に強いコットンだからと安易に考えず、どの素材も燃える可能性はあると考え、テントとの距離をどの程度離すべきなのかなど、風向きや風速で判断するようにしてみてください。

キャンプのテントは難燃性を過信してはダメ まとめ

それでは、キャンプのテントに難燃性加工は必要なのかや、火の粉に強いと言われるテントの素材、コットン製のテントでも燃える可能性があるなどご紹介してみました。

テントに難燃性加工は必須ではないですし、難燃性加工はあくまで燃えづらいだけで、燃えないということではありません。

なので、燃えづらいテントだからと安心せずに、出来るだけ火の粉が飛んでも良いように、テントからの距離を離すことに重点を置いてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!