
昔は体育の日は10月10日でわかりやすかったけど…
今はスポーツの日に変わったみたいで、第二月曜日だとわかりづらいよね。

何故スポーツの日に変わったのか理由を知らないと納得できないかも。
今回は、体育の日がスポーツの日に変わった理由など紹介するわね!
昔はわかりやすかった体育の日ですが、スポーツの日に変わったことでちょっと日時がややこしくなりました。
今回は、なぜ体育の日がスポーツの日に変わったのか理由などご紹介します!
体育の日がスポーツの日に変わった理由

体育の日がスポーツの日に変わったのは「スポーツ振興法」に基づいたもので、今までも何度か日時の変更がありました。
以下に、体育の日がスポーツの日に変わった変遷の歴史をみていきましょう。
1966年に体育の日が誕生
現在ではスポーツの日となった体育の日が生まれたのは1966年のことで、同年の6月25日に「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」によって制定されました。
体育の日が10月10日に誕生したきっかけは、1964年に開催された東京五輪の開会式が10月10日だったからです。
それ以降長い間、国民の祝日として体育の日が祝われてきたわけですが、2000年には日時が変更されることとなりました。
2000年に体育の日が移動
体育の日は長く10月10日に固定されていましたが、2000年になると10月の第2月曜日へと日時が移動します。
日時が変更になった理由は、こちらも1998年の「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」によるものです。
同じような理由で、体育の日だけでなく、海の日が7月20日から7月第3月曜へと移動し、成人の日も1月15日から1月第2月曜日へと移動し、さらには敬老の日も9月15日から9月第3月曜日へと移動していました。
2020年にスポーツの日に改称
10月10日の祝日として33年間も体育の日として親しまれてきたわけですが、2020年にスポーツの日に改称されます。
なぜスポーツの日になったかの理由ははっきりしませんが、1つの理由として、体育は学校教育のイメージが強く、もっと世界的に認識されているスポーツに改称しようとの動きがあったからかもしれません。
祝日に影響したのは、またまた「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」からで、法律が令和2年から公布されたことで、体育の日がスポーツの日に変わったわけですね。
変わったのは名称だけでなく、祝日の目的にも「他者を尊重する精神を培う」との項目が新しく追加されました。
2022年のスポーツの日はいつ?

「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」の影響で、今までも上記でご紹介したように、祝日の日時がコロコロと移動してますが、2022年は祝日の移動がないようです。
祝日が移動していた理由には、ほかにも2020年3月25日の東京オリンピックがコロナの影響で1年延期になったことも受けており、それによって祝日も移動していたんですね。
まだコロナの影響は去っていませんが、オリンピックの影響で、特例として祝日の日時が変更されていただけで、オリンピック終了後は例年通りにスポーツの日が決まったわけです。
ハッピーマンデー制の導入には賛否両論がありますが、仕事の内容によっては連休にならない方も多く、単に3連休にしても恩恵を受ける方はもしかしたら少ないのかもしれません。
体育の日がスポーツの日に変わったのは法律の影響? まとめ
それでは、体育の日がスポーツの日に変わった理由や、2022年のスポーツの日はいつになるのかなどご紹介してみました。
祝日がコロコロ変わるのでややこしいですが、2022年からは祝日の変動はなく、2021年などの時のように移動はないみたいです。
なので、2022年のスポーツの日は10月の第2月曜日=10月10日になります。
元々の体育の日と同じ日付なので覚えやすいですが、ハッピーマンデー制はややこしいですね。
体育の日が改称されても意味や目的は変わらないので、ぜひ記念日にはスポーツをして良い汗をかいてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!