
飲み会の後って、無性にラーメンが食べたくなるらしいね。
でも、アルコールの後の麺類ってどうなのかな?

確かに、健康には悪そうなイメージが…。
今回は、飲み会の後にラーメンが食べたくなる理由など紹介するわ!
忘年会や新年会の後って、なぜかラーメンが食べたくなりますよね。
実は、これには科学的な理由があったんです。
なぜ飲み会の後はラーメンが食べたくなる?

今回は、お酒を飲んだ後になぜラーメンが食べたくなるのか、そして二日酔い予防との関係について、医師の先生の解説を交えながらお話ししていきますね。
まずは、お酒を飲んだ後にラーメンが食べたくなる理由をまとめてみました。
- お酒により血糖値が下がりやすくなる
- 体が水分と塩分を必要としている
- アルコールには食欲を高める作用がある
- 手軽に満腹感が得られる
- 糖分、水分、塩分を同時に補給できる
実は、お酒を飲むと体の中でいろいろな変化が起きているんです。
肝臓って本当にすごい働きをしているんですよ。
糖分を蓄えて必要な時に出してくれたり、体に良くないものを解毒してくれたり。
でも、お酒を飲むとその働きに変化が出てきます。
私の父は74歳で、たまにお酒を飲むのですが、いつも「お酒の後は甘いものが欲しくなる」と言っています。
これには理由があったんです。
お酒により血糖値が下がりやすくなる
アルコールは肝臓に蓄えられている糖の分解を促進するため、一時的に血糖値を上げます。
そうすると、脳が「糖分が必要!」という指令を出すんですね。
これが、お酒を飲んだ後に甘いものが欲しくなる理由の一つなんです。
水分と塩分を補給できる
さらに、お酒には水分と塩分を体から失わせる作用もあります。
76歳の母がよく「お酒を飲んだ後は喉が渇くのよね」と言いますが、まさにその通りなんです。
そんな時、ラーメンって本当に魅力的な食べ物なんですよね。
なぜかというと、糖分(麺)、水分(スープ)、塩分(味付け)を一度に補給できるからです。
しかも、手軽に食べられて満腹感も得られる。
体が欲しがっている栄養を、一度に効率よく摂取できる食べ物なんです。
二日酔いのメカニズムとラーメン

でも、ここで注意が必要です。
せっかくラーメンを食べるなら、二日酔い予防のことも考えたいですよね。
実は、二日酔いのメカニズムって、まだ完全には解明されていないんです。
はっきりしているのは、お酒の飲みすぎが原因だということ。
ラーメンよりもうどんが良い?
二日酔い予防という観点からすると、実はラーメンよりもうどんの方がおすすめなんです。
なぜかというと、ラーメンは脂質と塩分が多いので、消化に負担がかかりやすいから。
44歳と45歳の弟たちと飲みに行く時は、最近はうどんで締めることが多くなりました。
うどんなら適度な塩分を含んでいて、脂質も少ないので、体への負担が少ないんです。
おつまみにも注意が必要
それから、飲み会の途中でも工夫できることがあります。
おつまみは、トマトや枝豆、野菜のおひたしなどがおすすめ。
これらには、アルコールで失われやすい電解質が含まれているんです。
冷ややっこや刺し身もいいですね。
たんぱく質が含まれているので、肝臓の働きを助けてくれます。
逆に、揚げ物など脂質の多い食べ物は、肝臓に負担をかけてしまうので要注意です。
二日酔いには味噌汁!
実は、二日酔い予防に効果的な意外な食べ物があるんです。
それは、みそ汁で、カロリーが低くて、水分や電解質、塩分をバランスよく含んでいるんです。
ただし、飲みすぎは塩分の取りすぎになってしまうので、気をつけましょう。
また、飲み会の最中や終わった後は、冷たい飲み物は控えめにした方がいいかもしれません。
冷たいものは胃腸の働きを低下させて、消化不良を引き起こす可能性があるからです。
お酒の後にラーメンが食べたくなるのは科学的な理由がある まとめ
さて、今回はお酒を飲んだ後になぜラーメンが食べたくなるのか、そして二日酔い予防との関係についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
体が欲しがる栄養があるから食べたくなる。
でも、ただ食べたい物を食べるだけでなく、翌日のことも考えて選ぶ。
そんな賢い飲み会の締め方ができたらいいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました!