何故、庭に月桂樹を植えるなと言われるんだろ?
別に何を植えても良いと思うんだけど…。
縁起の良い木なのに不思議よね。
今回は、庭に月桂樹を植えるなと言われる理由を紹介するわ!
月桂樹、別名ローリエ、ローレル、またはベイリーフは、観賞用としてだけでなく料理にも使用される植物です。
この木は古代ギリシャやローマで神聖な木、または聖樹として崇拝され、花言葉には「栄光」「勝利」「栄誉」という縁起の良い意味が込められています。
庭に月桂樹を植えるなと言われる理由
それにもかかわらず、庭に植えることを推奨しない理由があります。
また、月桂樹は乾燥に強く生育が早いため、定期的な剪定が必要であり、カイガラムシなどの害虫やすす病といった病気にも悩まされやすいです。
月桂樹を植えるメリット
しかし、月桂樹には植えるメリットもあります。
耐寒性及び耐暑性があり、育てやすいこと、常緑高木として一年中美しい緑を提供しプライバシー保護に役立つこと、またその芳香な葉は料理に利用できることなどがあります。
春には美しい黄色や白の花を咲かせ、甘い香りを楽しむことができます。
そのため、広い庭を持つ人や、定期的なメンテナンスを行える人には適しています。
小さく育てる方法
月桂樹は成長が速く、手入れを怠ると容易に高さ5~10メートルに達してしまいます。
これが、強風での倒れるリスクをもたらすことがあります。
このため、月桂樹をコンパクトに保つためには、定期的な剪定が不可欠です。
特に春や秋は剪定に適した時期で、枯れ枝の除去や密集した枝の整理を行います。
これにより、木の形状を整え、風通しを良くすることができます。
月桂樹を料理用の葉として使用する場合は、庭地に植える代わりに鉢植えで管理し、小さく育てることが一つの方法です。
他にもある「植えてはいけない」植物
他にも「植えてはいけない」とされる植物には以下のようなものがあります:
ミント
ハーブティーなどに利用されるミントは、非常に強い繁殖力を持つため、他の植物の成長に影響を及ぼすことがあるからです。
その強い香りも周囲に影響を与えることがあり、香害と感じられることも。
桜
桜は日本の春の象徴ですが、害虫の発生源となりやすく、大量発生すると管理が困難になるため、庭木としては推奨されないことがあります。
ムカデや毛虫などが特に問題になることが多いです。
ビワの木
常緑樹であり、葉が大きく密集して育つため、日照を遮ってしまいます。
夏には美味しい果実を提供するものの、光の遮断が問題となることから、庭には向かないとされることがあります。
月桂樹は風水ではどうなの?
月桂樹は風水においても運気向上に役立つ庭木とされています。
この木は勝利や栄光の象徴として知られ、その生き生きとした緑の葉は強い生命力を示し、見る人に癒やしと活力を与えると言われています。
庭に月桂樹を植えることで、家全体の運気を高める効果が期待できるとされます。
月桂樹の庭への植栽における注意点
月桂樹を庭に植える際には、以下の三つの主な点に注意が必要です。
- 成長の早さと大きさ: 月桂樹は予想以上に大きく成長する可能性があります。
- 害虫の発生: この木は害虫がつきやすい性質があります。
- 病気のリスク: さまざまな植物病気にかかりやすい傾向にあります。
月桂樹は庭に植えるとメリットも大きい まとめ
これらの課題は適切な剪定や病害虫管理によって対応可能です。
月桂樹自体に特有の大きな欠点があるわけではなく、適切な管理を行うことで健康的に成長し、庭の美観と運気を向上させることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました!