ANAと言えば、コーポレートカラーは青だよね?
なぜ、制服はグレーなんだろ?
昔はANAも制服が青だった時代もあるのよね。
今回は、現行のANAの制服がグレーの理由など紹介するわ!
全日空(ANA)は、企業の象徴として「青」を採用し、飛行機のデザインや客室の内装にこの色を積極的に使用しています。
しかし、客室乗務員や地上スタッフの制服に関しては、「グレー」が選ばれています。
この色選びの背後には何があるのでしょうか。
ANAの制服がグレーの理由
画像引用元:ANA 公式
2015年に導入された現在の制服は、ANAの創業60周年記念と、2013年に導入された持株会社体制を記念して採用されました。
制服の主な色は、上衣がライトグレー、ズボンやスカートがダークグレーで構成されています。
格安航空会社のピーチがピンクを、スターフライヤーがブラックをそれぞれのコーポレートカラーとして制服に反映させている中で、ANAがグレーを選んだ理由について、ANAは以下のように説明しています。
また、現行の制服デザインには、ANAの特徴である「ANAブルー」も細部に取り入れられており、グレーが基調色であっても、ANAのスタッフであることを明確に示しています。
この制服は、「フルサービスキャリアとしてさらに進化するANA」を目指すテーマに基づいています。
ANAグループの最新航空ブランド「Air Japan」とは?
画像引用元:ANA 公式
ANAグループは、新たな国際線ブランド「Air Japan」を立ち上げ、3月9日に東京でプレスカンファレンスを実施しました。
この新ブランドは、2024年2月の運航開始を予定しており、日本の伝統的な「結び」と「重ね」のデザイン要素を取り入れたキャビンアテンダントの制服を初披露しました。
「Air Japan」は、ANAとPeachに次ぐグループ内第三の航空ブランドであり、日本文化の魅力や高品質なサービスをコンセプトに、特にアジア圏からの観光客を主なターゲットとしています。
東京でのプレスカンファレンスの概要
3月9日に開催された記者会見では、2024年2月のサービス開始予定を公表しました。
また、新ブランドの特色あるサービスの詳細を発表し、その一環としてキャビンクルーの制服が紹介されました。
腰帯の結び目を「結び」の形にしたり、袖やスカートに二重構造の「重ね」を施すなど、日本の伝統文化が随所に反映されています。
過去には青の制服もあった?
画像引用元:ANA 公式
1982年の初代制服から、2015年に現行制服が導入されるまで、ANAのCA制服はさまざまなデザインが採用されてきました。
初代の制服は創立30周年を記念して更新され、CAの投票によって選ばれました。
以降、色やデザインは変われど、テーマカラーは概ね継承されています。
制服の歴史は、1955年に日本ヘリコプター輸送株式会社としてDC-3型機の運航を開始した際に、初めて採用された客室乗務員制服から始まります。
その後、エレガントな女性らしさを表現したデザイン、ANAイメージカラーを象徴する明るいブルーの制服、大阪万博に合わせたイメージチェンジなど、時代ごとに変遷してきました。
これらの変遷は、ANAが時代と共に進化し続ける姿勢を表しています。
ANAの制服は過去に青色だったこともある まとめ
ANAの過去には、青色を基調とした制服を使用していた期間も存在します。
具体的には1966年から1970年の間に導入された制服で、この時期にはANAの象徴である「トリトンブルー」に類似した青色が採用されていました。
最後までお読みいただきありがとうございました!