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ブレーキやアクセルの踏み間違い防止装置が義務化されるらしいね。
確かに踏み間違いの事故が増えてるから、仕方ないかも。
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若い人も割と踏み間違えることが多いらしいわ。
今回は、ブレーキやアクセルの踏み間違い防止装置の義務化について解説するわね!
アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置が新車に義務化される可能性があります。
この問題は高齢者に限らず、すべての年齢層に発生し得るものです。
年齢に関係なく発生する「踏み間違い」
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国土交通省は2024年6月28日、クルマのアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置の新車への搭載義務化を検討すると発表しました。
しかし、75歳未満でも9.9%が同様の原因で事故を起こしているため、この問題は全ての年齢層に関わります。
なぜ人は踏み間違えるのか?
日本自動車連盟(JAF)によると、アクセルとブレーキは同じ“踏み込む”動作で操作するため、並んでいるペダルを踏み間違えることがあります。
また、慌てたりパニックになったりすると、無意識にアクセルを強く踏み込んでしまい、急加速して事故を引き起こすことがあると指摘されています。
踏み間違い防止装置の必要性
日本自動車工業会は、バックで駐車する際や後部座席の物を取ろうとする時など、体をひねる動作がペダルの踏み間違いにつながりやすいと注意を促しています。
安全装置の義務化
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国土交通省は、自動車のアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置を義務付ける方針を発表しました。
2024年6月に発効する国際規制を適用し、障害物の手前で急発進を防止し、車内の表示器で警告を行う装置が対象です。
規制の内容
この規制により、障害物の1〜1.5メートル手前でアクセルを完全に踏み込んでも衝突を防ぐか、ぶつかっても時速8キロ未満に抑制する装置が義務化されます。
装置は「アクセルを離してください」と警告を表示します。
国際基準への対応
日本は国連の会議で国際基準の策定を提案し、2024年6月に発効する規制に合わせて国内法を改正します。
新型車に義務付けられ、その後は既存モデルの新車にも適用されます。
マニュアル車は対象外です。
ペダル踏み間違いを防ぐために
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危険を回避するためには、ペダル操作時にどのような対策をとればよいのでしょうか。
アクセルペダルからブレーキペダルへの確実な踏み替えを習慣化しましょう
アクセルからブレーキへペダルを操作する際、かかとを床に付けたまま足先だけを動かしていませんか?
雨で靴底が濡れていたり、ブレーキペダルの隅に引っ掛けるように踏んだりすると、足が滑って踏み間違える危険があります。
カーブに入る前にブレーキペダルの上に足を置く
速度が十分に落ちていない状態でカーブに差し掛かると、「ブレーキを踏まなければ」と思っても、パニックになり普段踏み慣れたペダルを踏んでしまうことがあります。
足先がアクセルペダルにあれば、そのまま踏み込んでしまう危険性があります。
- カーブの手前で速度を落とし、足をブレーキペダルの上に置いた状態でカーブに入りましょう。
- 適切な速度でカーブを曲がり、カーブを抜けた後にアクセルペダルへ足を移動しましょう。
渋滞中の安全な運転方法
渋滞中は、足を常にブレーキペダルの上に置いて、ゆっくりと進むようにしましょう。
AT車の場合
渋滞時には、車が進んだり止まったりを繰り返すため、注意力が散漫になりがちです。
オートマチック車(AT車)の場合、シフトレバーがパーキング(P)やニュートラル(N)以外の位置にあると、アクセルペダルを踏まなくてもクリープ現象で車がゆっくりと動きます。
渋滞中は、足を常にブレーキペダルの上に置き、クリープ現象を利用してゆっくりと進むようにしましょう。
MT車の場合
マニュアル車(MT車)を運転している場合も、車がゆっくり進んでいるときには、足をブレーキペダルの上に置いておきましょう。
前の車との間隔が十分に空いたら、加速する際に足をアクセルペダルへ移動します。
ブレーキやアクセルの踏み間違いを防止できる? まとめ
踏み間違いを防止するための対策として、「トヨタ YouTubeショールーム」では、かかとを床につけてブレーキペダルを操作する方法を推奨しています。
また、渋滞時にはブレーキに足を置いてクリープ現象で進む方法もあります。
現在の多くの車には標準装備として踏み間違い防止装置が搭載されており、後付け可能な装置も販売されています。
このような安全装置を活用し、踏み間違い事故を防止しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!